小沢氏が民主党代表選への出馬を表明した。出馬表明直前には菅首相と小沢氏が直接会談したが、選挙後の挙党態勢維持を確認したのみで、代表選回避には至らなかったとされている。

 普天間飛行場移設問題を抱える沖縄としては、先の日米合意の強行を唱え続ける菅首相では問題解決の糸口さえも見当たらない。それにひきかえ、これまで辺野古移設支持を表明せず、過去には辺野古の海を守れとも受け取れる発言をしていることや、幹事長時代の与党三党の幹事長会談で、社民党の主張する県外・国外移転を党として鳩山首相に伝えるとの発言からすれば、民主党の中でも数少ない辺野古移設見直し派、県外・国外移設派と見ることもできる。この点に小沢氏への期待がかかるのである。

 明日の代表選立候補届出後の記者会見を待つしかないが、普天間飛行場移設問題が代表選の争点になるのか否かは、沖縄にとって最大関心事である。

 今日は普天間飛行場の辺野古移設に関する報告書も公表された。

 民主党代表選挙後には、名護市議会議員選挙、県知事選挙が控えている。

 今後、普天間飛行場移設問題は大きな節目を迎えることになる。

 普天間飛行場移設に関する報告書が、今日、8月31日午後にも公表されるという。事前報道でみる限りは、理解できないものばかりである。

 ①騒音発生については日本側説明では不十分であることが米国から指摘

 ②辺野古新飛行場の自衛隊共同使用

 ①については、日本政府は飛行場建設後の運用はすべて米国任せであることから、以後のことは預かり知らぬことということか。無責任極まりない。基地運用はすべて米国任せである。嘉手納基地のように外来機の演習も行われるようになれば、爆音被害ははかり知れない。爆音被害の解消について繰り返される地元嘉手納町議会の抗議・要請決議も、実際のところ無視されているに等しい。現存する米軍基地から発生する基地被害の実態について把握することは重要だ。

 辺野古新飛行場受入れを考えているみなさんには、基地の運用がすべて米軍の恣意に委ねられている現状を正確に理解してもらいたいと思う。

 ②の共同使用の問題である。沖縄の民意は基地被害の改善を求めているのである。米軍の騒音はいやだが、自衛隊機の騒音なら受け入れるというものではない。自衛隊共用により米軍の恣意的な運用に歯止めがかけられるとの考えがあるのかもしれないが、沖縄の民意に応えるものになるとは思えない。

 公表される内容を見てみないとなんとも言えないが、いずれにしても、沖縄の民意を納得させるものには程遠い、としか言えないように思う。

 来月の民主党代表選挙に小沢氏が出馬を決めた。これで、代表選は菅首相と小沢氏の一騎打ちとなる。

 小沢氏の普天間飛行場移設問題についての発言は少ない。私が唯一記憶しているのは、幹事長時代の与党三党の幹事長会談での発言で、社民党の主張する県外・国外移転を党として鳩山首相に伝えるというものであった(当HMの2009:12:08 民主党の小沢幹事長が普天間飛行場移設問題について言及を参照)。

 小沢氏の代表選出馬表明で、沖縄県内では辺野古移設見直しにつながるのではないかとの期待が広がっている。

 菅氏は先の日米合意の踏襲を唱え、沖縄に対しては謝罪したのみで何ら説明責任を果たそうとせず、普天間問題は解決済みとの姿勢に終始している。普天間問題、ひいては沖縄の基地負担軽減の問題を、菅氏に解決を期待するのは困難である。

 これに対して、小沢氏は、普天間問題に関して自らの考えを表明していない。唯一、幹事長時代の発言があるのみである。だからと言って、単純に小沢氏に期待することはできない。先の日米合意は小沢氏が幹事長時代の遺物であり、まったく関与していないとは言えないからである。

 小沢氏に期待するのは、普天間問題を代表選の争点にすることである。自民党の重鎮たちが沖縄問題の解決に奔走した姿を思い出し、これ以上の負担を沖縄に求めることの是非を争点にすべきである。沖縄は、これ以上苦渋の決断をすることはないことを肝に銘じて、代表選に臨んでもらいたい。

 普天間飛行場移設先とされる辺野古地域での飛行経路について、日米間の認識に大きな隔たりがあることが報道された。日本政府がこれまで説明してきた飛行経路は米軍の運用実態と合わないと主張し、米国は、陸地に近い経路を明示するように求めているという。

 日本の従来の説明では住宅地域は米軍機の飛行経路にはなっていなかった。しかし、今回米国が求めているのは間違いなく住宅地域を飛行する経路である。しかも、ルース駐日大使は北沢防衛大臣に対して、日本が説明してきた経路については米国は了承したことはない、とまで明言しているという。(飛行経路の詳細(琉球新報HM)はこちらをクリック)

 日本政府のいう、辺野古移設については、地元の理解及び米国の理解を得ることが重要だという方針が成り立つのかはなはだ疑問である。

 米国の求める飛行経路については、パイロットの安全を図るためにも必要であるとの説明もあるが、爆音被害を受ける地域が拡大することは間違いない。

 普天間飛行場移設先問題は、沖縄の民意を無視したまま走りつづけている点に、そもそも間違っていたのだ。しかし、この問題、ここへ来て、ますます混迷を深めている感がある。

 春夏連覇を遂げた興南の島袋の世代。この世代をのことを、私は秘かに沖縄野球の黄金時代と呼んでいる。

 実はこの世代、中学時代には、中体連の軟式野球全国大会で嘉手納中学が優勝、与勝中学が準優勝しているのである。しかも、選抜に初出場した嘉手納高校の池原・真謝のバッテリーは全国制覇したバッテリーであり、ライトの野原、控えの金城、喜友名も全国制覇したメンバーである。

 その世代が成長し、今度は違うメンバーが興南高校で春夏連覇である。素質を見込まれながらも活躍できなかった選手たちが高校3年足らずで、ここまで成長し、見事に結果を出してくれた。中学・高校を通じて、全国に敵なしの結果をもたらして島袋世代(この世代を代表する島袋の名前を使ったが)は、まさに沖縄野球の黄金時代と言えるのではないかと思う。更に、夏の甲子園では、長崎日大や東海大相模には沖縄出身の子供たちが選手としてい活躍していた。。

 次は大学、社会人、プロへの進学・就職である。新天地での島袋世代の更なる活躍を期待したい。 

 ところで、次世代の戦いもすでに始まっている。春の選抜に向けての秋季大会ももうすぐである。高校野球ファンにとっては、また新しい楽しみが、すでに始まっている。

 夏の甲子園は興南高校の優勝で幕を閉じた。選抜優勝に続く春夏連覇。チームが一丸となって戦った結果であるのはもちろんであるが、最大の立役者はなんといいっても島袋投手である。選抜優勝の後に、更に磨きをかけた投球術はお見事。更に、点を取られても乱れることのない集中力は圧巻である。

 野球は点とりゲーム。最後に1点リードして勝てばいいのである。どんなピンチでも最少失点に抑え、味方の攻撃を待つ。どんなピンチでも、先取点を取られても最善を尽くして相手を抑える。「必ず点をとってやるから」とのチームメートの声に支えられと島袋は話していたが、チームの力を信じて、全員がプレーする。興南高校の強さがこの前向きな姿勢に支えられていることは間違いないだろう。

 我如古主将は言う「私生活はどこのチームにも負けないから、どんな大舞台でも平常心でできる。」

 技を磨ぐための厳しい練習はどこのチームでもやっていること。日ごろの練習で、勝つための技術を身につけていなければ試合には勝てない。練習で身に付けた以上の力を発揮することは無理。当然である。だから、細かいところまでチェックをして技術を磨くのである。

 そして、更に必要なのは練習で身に付けた成果を試合で発揮すること。勝つためにはこれが必要だ。そのために必要なのは、どんな舞台でも揺れることのない平常心。これを培うために興南高校では私生活を重視しているという。どんな大舞台も日常生活の延長線上にある。やるべきことをきちんとやれる姿勢が必要である。

 勝って奢らず、負けて卑屈にならず。やるべきことに直向きに取り組んでいく。1日1日の積み重ねが大事なのである。当たり前のように言われていることであるが、実行するはなかなか難しい。

 ここまで来ると指導者の力が極めて大きいことが分かる。我喜屋監督がどのような指導をしているのか興味のあるところであるが、報道されている内容によれば、寮での消灯時間の徹底など生活面への厳しい指導があったという。

 沖縄で旧盆を迎え、グソウ(あの世のこと)から帰省してくる祖先を迎える季節である。昨日22日がウンケー(お迎え日)。野球好きの祖先も含めて、興南高校の優勝に浸り、賑やかな交流が行われに違いない。

 今日、8月21日、沖縄県代表の興南高校が東海大相模高校を、13対1で破り、春夏連覇を果たした。

 今日の興南島袋をピッチングは冴えていた。沖縄県大会から甲子園を通じて、一番良い投球だったように思う。伸びのあるストレートに加え、変化球も切れていた。序盤は両チームともチャンスを潰す展開が続いた。 島袋に関していえば、危なげない投球が続く。ランナーを出してもここ一番の投球は見事な集中力で切り抜ける。

 4回の集中打は見事。どんなピッチャーでもビッグイニングを作っていく集中力は見事だ。今日も見事だった。

 攻守がかみあった試合展開は決勝戦まで健在。大量得点の次の試合は打てなくなることが多いが、興南高校に関してはそんな心配は感じさせない。どうすればこれだけコンスタントに打てるチーム作りができるのか。我喜屋マジックと言われるゆえんだ。

 県勢初の夏の甲子園の優勝。同時に、初の春夏連覇。心から拍手を送りたい。

   11月の県知事選を前に、伊波・仲井真両氏以外の第三の候補者の出現が取りざたされている。国民新党の下地幹事長によれば「期限付き辺野古移設容認」が第三の候補者の提案になるという。期限付き移設容認は稲嶺氏が太田氏を知事選挙で破ったときの公約である。その後、あの公約はどうなったのか。私はその結末を知らない。
 条件付き移設容認の考え方には,私は反対である。現在の沖縄の基地運用は、すべて米国の意のままであり、犯罪被疑者の身柄の引き渡しに至るまで、その判断は米国に委ねられている。日米が対等な力関係ならいざしらず、圧倒的に米国の力が強い状況ではまともな約束を交わすができるのか。仮に期限を付けたところで、事情が変われば協議するとの条項を挿入すれば、恒久的使用が現実となるのは目に見えている。そもそも、あれほど強硬に辺野古現行案を迫った米国が同意するとは思えないのだ。
 昨年の衆議院選挙に始まり、名護市長選挙と、これまでの選挙では、沖縄の民意が示されてきた。今回の知事選は、まさに、沖縄人(ウチナーンチュ)が自らの手で、今後の沖縄の将来像を決定づける選挙になる。
 争点隠しをすることなく、候補者の主張を真正面から戦わす選挙になることを期待したい。

 今日、8月20日、沖縄県代表の興南高校が報徳学園を、6対5で破り、決勝進出を果たした。

 序盤の1,2回で大量5点を失った興南島袋。ブルペンでは控えの砂川が投球練習。今日は継投の時期が試合を左右するかと思われた。しかし、3回からはランナーは出すものの追加点を許さない。中盤には前の試合で投げた川満も投球練習を始めた。 やはり継投かと思われたが、ピンチでの集中力は今日も健在、島袋は最後まで投げ抜いた。

 島袋を支える守備も際立った。6回の表の左中間の長打コースを3塁で刺したプレーや9回裏の先頭バッターの当たりをファインプレーで処理したセカンド国吉のプレーは、島袋を救った。

 終わってみれば6対5。序盤の5点を中盤以降にひっくり返した興南の攻撃はお見事。相手のミスを突いていく集中力は見事だ。

 残るはあとひとつ。

 春夏連覇を目指して、がんばれ興南高校!!!  

  今日、8月18日、沖縄県代表の興南高校が聖光学院高校を、10対3で破り、ベスト4入りを果たした。

  疲れの見える島袋を攻め、序盤で聖光学院が連打で3点を先取。試合の主導権を握るかにみえた。しかし、興南もすぐに追いつき加点していく。今日は仕事の都合で8回からしか観戦できなかったが、8回裏の攻撃は見事だった。2死からの3点はまさに興南の強さを発揮した。

 島袋が調子が悪くても、攻撃で取り返していく、まさに攻守がうまくかみ合た興南高校の強さを見せつけた試合だった。

 春夏連覇が現実味を帯びてきた。

 がんばれ興南高校!!!

 昨日、8月17日、沖縄県代表の興南高校が仙台育英高校を、4対1で破り、ベスト8入りを果たした。

 ナイターとなった試合は序盤に興南が4点を先取し、完全に興南ペースになるかと思われた。しかし、昨日の試合は島袋の調子が今一つ。ストレートは走っているものの変化球が決まらない。疲れによる握力不足なのか、すっぽ抜けるような投球が目立った。仙台育英も調子が今一つの島袋にランナーを出すもののタイムリーが出ない。島袋の投球術の前に残塁が続く。

 最大の山場は7回の裏仙台育英の攻撃。制球の定まらない中、2死満塁のピンチ。いつもなら牽制球や間合いを長く取るなどして打者と駆け引きする余裕の島袋が、この回は、少し様子が違った。疲れのせいもあるのか明らかに投げ急ぎの感がある。

 最大のピンチに内野がマウンドに集まった。サードの我如古が島袋に声をかけ、スコアボードを指差した。3点取られても同点だ。こんな会話を交わしたに違いない。3点リードしての満塁のピンチである。ホームランでもでなければ逆転はない。

 発想の転換である。野球は点とりゲームである。最後に1点でも多く取った方が勝ち。となれば投手は長打を警戒してのピッチングに徹すればよいのである。

 そんなことを考えながら画面に釘づけになっていたら、見事にピンチを切り抜けた。

 最高の試合である。4対1のスコアを感じさせない。見ている者にとっては1点差ゲームのような緊張感のある試合だった。

 次は、今日、午後から聖光学院戦である。

 がんばれ興南高校!!!

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 今日の第3試合、仙台育英と延岡学園は、延長戦の末10対7で仙台育英が勝ち、17日(火)の第4試合で、ベスト8をかけて興南高校と対戦することになった。

 延岡学園が勝てば九州勢同士の戦いとなったが、仙台育英が接戦を制し、興南高校との対決が決まった。

 今大会のこれまでの経過を見ると、大量得点の試合が目につき、打高投低の様相を呈している。しかし、これからは好投手の登場となってくるので、大量得点は望めない試合が続くにちがいない。その中でも興南高校の島袋の投球は際立っている。

  春夏連覇を目指して、 がんばれ興南高校!!!

 今日、8月15日、沖縄県代表の興南高校が明徳義塾高校を、8対2で破り、16強入りを果たした。

 午後0時過ぎに始まった試合は、興南高校の先取点で始まったものの、明徳打線は島袋を捉え、連打で再三のチャンスを作る。が、島袋のピッチングの前になかなかタイムリーが出ない。序盤はストレート中心で攻めながら、中盤からは変化球中心へと変えていく。終わってみれば12三振を奪う好投。しかも、そのほとんどが、ピンチ時の、三振が欲しい場面での好投である。試合後の明徳馬渕監督の「(島袋の)のらりくらりの投球にやられた」とのコメントは、まさに、勝負どころで、的を絞らせない投球術を見せた島袋の技術の高さを示している。ランナーがいない場面では打たせて取り、ランナーが出ると一気に勝負にいく。メリハリのある投球が明徳打線に的を絞らせなかった。

 打線も好調である。明徳との試合ではビッグイニングでの大量得点はなかったものの、チャンスでは確実に点を取っていく。1,2点の積み重ねが終わってみれば8点になっていたという感じである。点を取られても取り返してくれる打線があれば、投手も楽に投げられる。しかも、県大会からほとんど毎試合ホームランが出ているが、いつも、違う選手が打っているのが特徴的だ。上位から下位までどこからでも攻撃できる打線は脅威だ。今日の明徳戦も先発全員安打である。

 好守がうまくかみ合っている興南高校の戦いぶりに、春夏連覇が現実味を帯びてきた。

 次は、今日の第4試合仙台育英と延岡学園の勝者と対戦することがすでに決まっている。順調にいけば17日(火)の第4試合に対戦することになる。

 がんばれ興南高校!!!

 今日、8月14日嘉手納町中央公民館で開催された第三次嘉手納基地爆音訴訟原告団準備会嘉手納支部の説明会に参加しました。会場は立見の参加者がでる程の盛況ぶりでした。第二次嘉手納訴訟の原告団のうち嘉手納町在住者が500人程度と少なかったことから考えると今回の訴訟への町民の関心の高さがうかがえます。

 基地負担軽減を掲げて政権を取った民主党政権が、普天間基地閉鎖に向けて打ち出したのが嘉手納統合案。このまま黙っていたのでは何をされる分からないという危機感の現れだ。

 弁護団長の池宮城紀夫弁護士があいさつでも述べていたように、沖縄を日米安保のゴミ捨て場にするような政府の施策に我慢する必要はない。声をあげなければならない。

 鳩山前首相の抑止論の意味は何か。たしかに、沖縄に基地を押しつけて米国軍の傘の下におさまっている日本本土にとっては“百利あって一害なし”だろうが、沖縄にとっては“百害あって一利なし”である。

 第三次嘉手納基地爆音訴訟の訴提起は来年3月を予定しているという。

 政治の場だけでなく、司法の場においても沖縄の声を訴えていくことになる今回の裁判には多くの住民が参加することが必要だ。 

 新嘉手納訴訟弁護団ホームページはこちらをクリック 

 超党派の国会議員でつくる沖縄等米軍基地問題議員懇談会が8月26日に来沖し、稲嶺名護市長や伊波宜野湾市長と意見交換するという新聞記事を目にした。その中で、同懇談会はこれまでも普天間のグアム移転を主張してきた経緯があり、今回の意見交換について、同懇談会の代表である川内氏(民主党衆議院議員)は「民主党議員すべてが県内移設を容認しているのではないことを県民に知ってもらい、普天間問題を代表選の争点にすべきだとアピールしたい」と説明したという。心強いかぎりである。

 民主党政権は、普天間問題についてはすでに解決済の姿勢を崩さない。何とかして辺野古移設を沖縄に納得させようという姿勢しか見せていない。大臣や副官房長官の誰が来沖しようとも、仲井真知事のいうように「移設は極めて厳しい」のである。政府の姿勢は、正に、糠に釘を打つ、ようにしか見えないのだが。

 川内氏の言う「普天間問題を代表選の争点にすべきだ」との指摘は正しいと思う。

 沖縄のこれまでの歴史に対して謝罪し、感謝の意を述べたにもかかわらず、もう一つ負担を強いるのは筋違いも甚だしい。

 9月民主党代表選挙では普天間問題を争点として掲げる候補の出現を期待したい。

 ビッグニュースである。普天間基地爆音訴訟控訴審判決について、国が上告を断念したのである。これにより飛行差し止めを求めて上告した一部の原告を除いて、判決が確定することになる。

 控訴審判決では、これまで認められなかった低周波音による損害が認定され、賠償額が2倍に増額された。また、裁判所は、これまで「司法判断が3度も示されているのに、抜本的な対策を講じていない上、自ら定めた環境基準も達成していない」と、これまでの国の姿勢を厳しく非難している。

 通常、国の主張が認められない場合、最高裁まで争って判断を求めるのが通例であるが、今回は上告を断念し、判決を受け入れた。

 慰霊の日に行われた沖縄全戦没者追悼式では、菅首相は、あいさつの中であ沖縄に対して謝罪と感謝の言葉を述べたが、今回の上告断念もその延長線上にあるのだろう。

 判決の中でも「危険な基地」と指摘された普天間飛行場。それを更に名護市辺野古に移設しようとしている。総理が沖縄への謝罪と感謝の言葉を述べ、国は普天間基地爆音訴訟の上告を断念し、しかも、地元は明確に基地の受入れを拒否しているのにである。

 それでも、政府は辺野古への移設を強行しようとするのか。仲井真知事が表現するように「移設は極めて厳しい」のである。辺野古移設は断念すべきである。

 夏の甲子園。沖縄代表の興南高校が鳴門高校を9対0で破り、春夏連覇に向けて好発進した。どんなに悪くても試合を作っていける集中力を備えた島袋が底力を発揮した。ランナーを出しても、三振を取ってもらいたい場面での集中力は見事。島袋自身が話しているように、後は打線が試合を作ってくれる。投打のかみあったチームだ。

 次は、15日(日)の明徳義塾戦だ。興南高校の前の第3試合の中でシングという名前に聞き覚えがあった。3年前の秋田県での全国大会で明徳義塾中学が出場していたが、そこで、大リーガーのような豪快なスイングをする中学生がいた。それがシング君だ。

 あの時には、嘉手納中学との対戦はなかった。調べてみると2回戦敗退。今回は、好投手島袋との対戦。 あれから3年。どんな選手に成長しているのか注目である。次は幸いにも日曜日である。今から楽しみだ。

 第29回全国中学校軟式野球大会のホームページ(当時の様子はこちらをクリック)

 平成23・24年度沖縄県建設工事入札参加資格審査申請(県内)の受付期間が、平成22年12月1日(水)〜12月14日(金)と発表されました。

 【以下は公表された資料からの抜粋】

 県では、データ申請(フロッピーディスクやCD-RW、USBメモリ等の保存媒体を活用した申請)
を導入しており、今回の申請においても、申請者の負担軽減、行政事務の効率化等の観点か
ら、引き続き、データ申請を実施しますので、ご理解・ご協力をお願いします。
 具体的なデータ申請の要領・手順については、県土木建築部土木企画課のホ−ムペ−
ジにてご確認ください。
(10月下旬掲載予定)
 また、
郵送での受付は認めていませんので、申請内容について答えられる方にご持参させてください。

 入札参加資格審査情報(県ホームページ 詳細はこちらをクリック)

 夏の甲子園が開幕した中、ここ沖縄では美島(ちゅらじま)総体が行われている。ところが例年にない雨に見舞われ、屋外競技運営には支障がでている。

 そんな中、信じられないような豪雨の中での試合が行われた。男子ソフトボールの試合である。ピッチャーが投げるたびに水しぶきがあがるという珍しい光景。

 だいぶ昔の話になるが、元巨人の江川投手が甲子園で敗れた試合を思い出した。豪雨の中の試合、本来なら中断する状況であったが、日程の都合だったのだろうが強硬。最後は押し出しのフォアボールで試合が終わったと記憶している。

 良いコンディションで試合ができなかったのは残念だが、こんな中でも懸命に戦った選手たちに拍手を送りたい。

試合状況の写真はこちらをクリック沖縄タイムス

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登録番号  第08471847号
1960年(昭和35年)11月21日生まれ
家族:両親、妻、息子3人
プロフィールの詳細は代表者あいさつに掲載しました。よろしくお願いします。  

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米軍機(オスプレイ等)事故(56)
普天間基地の爆音の最新情報(16)

電子書籍

しあわせ講話集
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△☆▼☆寂聴さんのおもしろ法話。聴いて、笑って、元気になる! 「瀬戸内寂聴・京都法話集 CD全12巻
☆▼☆△渡辺先生の愛と幸せに満ちたお話 「渡辺和子講話集 CD全12巻
☆▼☆いのちの輝きが教えてくれる豊かな明日への道しるべ 「いのちを見つめて CD全12巻
☆▼☆京都の名物医師・早川先生の元気いっぱい講話集 「早川一光講話集 CD全12巻
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☆▼☆日本文化を大切に…高田好胤師の説得力ある法話集 「高田好胤法話集 CD全12巻☆▼☆▲松原先生百歳記念講話集!心豊かな人生を送る秘訣 「松原泰道講話集 CD全14巻▼☆▼☆カマタ流!しあわせに生きる秘訣 「鎌田實講話集 CD全12巻
▲☆▼☆各宗派15人の名僧との対談をたっぷり収録。仏教の面白さがよくわかる 「ひろさちやの仏教探訪 CD全16巻☆▼☆▼”おもしろ法話”がDVD 「瀬戸内寂聴・天台寺法話集 DVD全10巻
▲☆▼☆在宅ホスピス医・内藤いづみ先生が語る、「しあわせに生きる方法」とは 「内藤いづみ講話集 CD全12巻☆▼☆▼“医療の本質はやさしさ”を実践したナースが語る 「石垣靖子講話集 CD全12巻☆▼☆▲釈尊の教えであなたの今日がイキイキと輝きます 「釈尊に学ぶ生き方 CD全12巻▼☆▼☆相田みつをの、書とはまた一味違う貴重な講演集 「相田みつを講演集 CD全10巻☆▼☆▲元気が出る!人生がラクになる!珠玉のことば134 「相田みつを作品集 全2巻☆▼☆▼こころ豊かに人生を生きるには? やすらぎの12話。 「酒井大岳講話集 CD全12巻
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▼☆▼☆季節の行事には人生のヒントがいっぱい! 「ひろさちやの日本人の神さま仏さま CD全12巻☆▼☆▲