2010年09月30日

普天間問題で方針転換を明言した仲井真知事に対する政府の対応

 昨日の県議会で、仲井真知事は、普天間飛行場の移設先問題について、政府に対し日米共同発表を見直し、普天間飛行場を県外に移設することを求めていきたいと表明した。これに対して、前原外相は「時期を区切らずに粘り強く、沖縄の理解を得るためにお願いする姿勢が必要だ」と強調したうえで、仲井真知事の姿勢は「理解できる」と述べたという。

 仲井真知事の姿勢が理解できるとういならば、問題解決のためには、先の日米合意の見直しが必要であり、その協議を開始すべきである。

 岡田前外相であれば、普天間飛行場の固定化が懸念されるとして、知事の判断として如何なものかとでも発言したであろうが、その点からすれば、政府の姿勢が若干沖縄に理解を示すようになったとも受け取れる。 

 いずれにしても、沖縄の民意は示されているのであり、11月の知事選の結果を待つまでもなく、先の日米合意の見直し作業に着手すべきである。 

posted by 福地行政書士事務所 at 14:31| 多事争論(馬耳東風)2

2010年09月29日

普天間問題について、仲井真知事が県外移設要求へ方針転換!

 昨日の県議会で、普天間飛行場の移設先を名護市辺野古として先の日米合意について、仲井真知事は「政府に対し日米共同発表を見直し、普天間飛行場を県外に移設することを求めていきたい」と表明した、と報道されている。これにより、11月の知事選挙では仲井真知事も普天間飛行場の県外移設を公約として訴えていくことになると思われるが、同時に、県内移設反対を明言しないのかとの問いに対して、仲井真知事は「イコールとはいえないが、ほとんど似ている」と述べたと伝えられており、すでに立候補を表明している伊波氏が「県内移設反対」を唱えている点とは違いがある。

 いずれにしても、これにより、普天間飛行場の辺野古への移設は、政治的に不可能になったと言える。

 知事選を前にして、現職知事が、事実上の辺野古移設反対を表明したのである。いかに菅政権が、「沖縄の皆様に理解していただくように誠意を尽くして努力をする」と言っても、聞く耳さえ持てないの沖縄の現状に、特効薬があるのだろうか。

 第3極の候補の出馬が取りざたされ、菅政権はその候補に望みを託したいところだろうが、沖縄の現状からすれば、それは、到底不可能に思える。

 普天間飛行場移設問題の解決の糸口は、仲井真知事が主張するように「日米共同発表の見直し」しかない。時計の針を巻き戻す以外に術はないように思えるのだが。

posted by 福地行政書士事務所 at 20:17| 多事争論(馬耳東風)2

2010年09月26日

中国人船長釈放と村木さんの冤罪事件と

 尖閣列島付近で違法操業の疑いで逮捕された中国人船長が釈放された事件と無罪判決が出た後に証拠物の偽造が発覚した村木さんの事件は、これまで抱いていた検察への信頼を大きく揺るがす事件だ。

 村木さんの事件は、結局、検察のでっち上げであることが判明し、村木さんも復職を果たした。その後に発覚した証拠物の偽造は検察への信頼を失墜させ、その影響は偽造により逮捕された前田検事が担当した他の事件にも波及している。何が何でも起訴しなければならないという検察の姿勢が生んだ冤罪事件である。

 これに対して、中国人船長の事件は、領海侵犯の疑いで事情聴取しよとした海上保安官の停戦命令を無視して逃走したあげくに、海上保安庁の船に自らの漁船を2度も衝突させて逃走を図ろうとした、と報道されている。領海侵犯、公務執行妨害、器物損壊の犯罪行為であり、しかも、容疑については否認しており、裁判所の勾留延長が決定された。報道のとおりであれば、通常、この時点で釈放はあり得ない。法に則って粛々と手続きを進めるのなら、なおさらである。ところが、突然の処分保留による釈放。

 証拠物を偽造してまで起訴に踏み切った村木さんの事件と、容疑が明らかであるのに突然処分保留にした中国人船長の事件。いずれの事件についても、これまでの検察への信頼が大きく揺らいだことは間違いない。

 10月の臨時国会では、検察に関する議論が期待されるが、どこまで、真実が語られ、その姿が明らかになるのか、注目したい。

posted by 福地行政書士事務所 at 10:51| 判例・裁判関連報道等

2010年09月24日

事務所の裏にスズメバチの巣を発見!!!

9.12蜂の巣.JPG 事務所の裏にハチの巣を発見したのは9月12日。あまりの大きさにびっくり。業者に電話したところ日曜日は休みとのこと。翌日、町役場に電話9.12巣作り.JPGしたところ、町の依頼業者がいるので手を打ってくれるとのこと。午前中に業者が到着。巣を見るや否や。これはスズメバチですよ。刺されると大変なことになるので近寄らないでくださいとのこと。嘉手納町内ではこんな大きなスズメバチの巣をみたことがないとの話。午後には何人かがやってきて、駆除作業終了!!!

 やれやれと安心していると、20日には元の巣の近くで巣作りをしているスズメバチ。すくない数での9.20新たな巣作り.JPG巣作り。翌21日には結構な大きさに。すぐに町役場へ連絡して対応してもらった。

 撤去後のまわりには2,3匹のスズメバチが飛び交うが、巣作9.21巣作り蜂.JPGりをする様子はない。

 刺されるとショックで意識を失い、痙攣を起こすこともあるという話。一度刺されるとアレルギー体質になり、2度目に刺されるとショックで死亡することもあるという。小さいうちならすぐに撤去できるが、あれだけ大きくなると恐ろしい。

 虫たちにとっては冬支度の季節に入っているようだ。そう言われてみれば今日あたりはかなりの涼しさ。もしかしたら、今年は冬の訪れが早いのかもしれない。

 それにしても、あれだけ大きな巣が作られているのに気付かなかったことが不思議だ。あの巣の前を毎日通っていたはずだし、仕事に疲れて軽く体操したり、目の保養のために遠くを見たりする場所なのだ。

 近隣は住宅地。被害が出る前に撤去できたのは幸いだった。

 

posted by 福地行政書士事務所 at 17:48| お得情報

2010年09月24日

普天間問題について、仲井真知事が県外移設要求へ方針転換か。

 11月知事選挙に向けて、普天間飛行場移設問題について、態度を明確にしていなかった仲井真知事が、県外移設へ方針転換を図る見込みとの報道がなされている。報道の内容は以下のとおりである。

 知事はこれまで政府に「県民が納得いく説明」を重ねて求めてきたが、「納得のいく説明がない以上、県外移設を求めざるを得ない」(周辺)との姿勢に転換する方向だ。・・・・・「現実的な解決策を探らなければ普天間飛行場が宜野湾市に固定化される」との懸念を抱いており、県内移設そのものに反対する表現は打ち出さない見通し。(9月24日沖縄タイムス)

 県内移設そのものに反対する表現は打ち出さないとしているが、 知事が政府に求めている「県民が納得いく説明」はハードルが高いうえに、政府にはその説明責任を果たそうとする姿勢さえも見られない。このような現状では「県外移設を求めざるを得ない」のではないか。

 11月の知事選までにはまだ時間がある。県内移設を求める第3の候補の出馬も取りざたされており、各候補者の公約の内容に注目である。

 

posted by 福地行政書士事務所 at 08:47| 多事争論(馬耳東風)2

2010年09月24日

第60回沖縄県高等学校野球秋季大会 〜ベスト8決定〜

 昨日の試合でベスト8が出そろいました。結果は次のとおり。

    中部商業3VS1久米島  沖縄尚学4VS2那覇  浦添工業2VS7八重山商工

    沖縄工業1VS0首里   美里工業2VS12前原  宮古3VS2与勝

    興南6VS2コザ      豊見南6VS8首里東 

 準々決勝のカード

    首里東VS沖縄工業 宮古VS八重山商工 沖縄尚学VS前原 中部商業VS興南

 準々決勝のうち、一番も好カードはなんといっても中部商業VS興南。春夏連覇の興南の新チームと昨年夏の県大会では準々決勝で糸満に破れた中部商業、そして新人戦の優勝チーム。どちらも好投手を備えた良いチームです。試合球場が北谷ですので、ぜひ観戦に行きたいと思っています。準々決勝すべての試合に、選手たちの気迫あふれる好ゲームを期待します。 

posted by 福地行政書士事務所 at 08:24| お得情報

2010年09月23日

第60回沖縄県高等学校野球秋季大会 〜今日ベスト8が決まる〜

 この大会の上位2チームは、来春の選抜の選考資料となる九州地区大会(10月23日〜)へ派遣されます。雨にたたられながらも日程をこなし、今日べスト16が対決します。試合は次のとおり。

    中部商業VS久米島  沖縄尚学VS那覇  浦添工業VS八重山商工

    沖縄工業VS首里   美里工業VS前原  宮古VS与勝

    興南VSコザ      豊見南VS首里東 

 昨年の選抜出場の嘉手納、夏季大会で興南と決勝を戦った糸満が、すでに姿を消しています。各チームのレベルアップが図られ、注目校もうかうかしてはいられません。

 春の選抜に向けて、高校球児たちの戦いぶりに注目です。

 

posted by 福地行政書士事務所 at 08:31| お得情報

2010年09月21日

相続放棄を覆すことができますか。

 相続放棄の申述が受理されて相続放棄の効力が生じた場合、その撤回は許されないのが原則です。但し、以下のような場合いには取り消すことができるとされています(民919条)。
@詐欺又は脅迫による場合
A未成年者が法定代理人の同意を得ずにした場合
B成年被後見人がした場合                                         Cその他
 つまり、相続放棄の効力が生じた場合、他の相続人や第三者の地位を不安定にしないためにも、その撤回は許されないことを原則としながらも、詐欺又は脅迫による場合や行為能力制限者の行為の場合等は、撤回ではなく、相続放棄を取り消すことができるとしたのです。
 このような条件に該当する場合は、放棄の手続きをした裁判所に相続放棄取消の申述申立てをすることができます。
 そして、その取消しを認めるか否かを家庭裁判所が判断することになります。

(相続の承認及び放棄の撤回及び取消し)

第919条 相続の承認及び放棄は、第915条第1項の期間内でも、撤回することができない。

2 前項の規定は、第一編(総則)及び前編(親族)の規定により相続の承認又は放棄の取消しをすることを妨げない。

3 前項の取消権は、追認をすることができる時から6箇月間行使しないときは、時効によって消滅する。相続の承認又は放棄の時から10年を経過したときも、同様とする。

4 第2項の規定により限定承認又は相続の放棄の取消しをしようとする者は、その旨を家庭裁判所に申述しなければならない。 

posted by 福地行政書士事務所 at 17:45| お客様の声、質問

2010年09月21日

菅首相の唱える「最小不幸社会」とは

 菅首相が盛んに唱える「最小不幸社会」の意味するところは何なのか。

 基地負担を押し付けられ続けてきた沖縄からすれば、極めて危険な思想のようにも思える。基地負担という不幸は小さな沖縄に押しつけて、大半の日本国民は日米安保による恩恵を受け続ける。

 日本全体の幸福からすれば、小さな沖縄の基地負担は最小不幸だ。そんな声が聞こえてきそうで、気味が悪い。

 不幸な部分があるとすれば、それを分散し、浅く広く負担する。各々が負担する不幸を最小にするという意味ならよいのだが、一部に負担を押し付けて、残り大半が恩恵を受けるのではたまらない。

 沖縄に負担を押し付けるだけの「最小不幸社会」だけは勘弁してもらいたい。

posted by 福地行政書士事務所 at 17:08| 多事争論(馬耳東風)2

2010年09月19日

普天間基地移設問題と菅改造内閣と

 内閣改造により外務大臣に就任した前原氏は、 普天間基地移設問題に関して次のように述べている。菅首相から、先の日米声明に基づいて飛行場の移設と基地負担軽減を進めるよう指示があり、今後の沖縄への説得については、これまでの紆余曲折をおわびしながら、辺野古受入れと他の基地負担軽減策をトータルとして理解していただくために「誠心誠意訴えるしかない」。「〜訴えるしかない。」という表現は悲痛な心情を表している。

 昨年8月の衆議院選挙以降の選挙において、沖縄の民意が、基地のたらい回し反対、そして沖縄全体の基地負担の軽減にあることが明確に示されてきた。11月の知事選において、更にこの意思が明確に示されるであろうことは確実だ。

 このような状況下において、今なお、日米合意の見直しに言及しないのはなぜか。

 普天間基地の危険性の除去は急務である。この点についての解決策を探るのが先のはずである。危険性の除去という問題解決の責任を、基地建設の受け入れというかたちで、地元沖縄に押しつけるのは本末転倒もはなはだしい。

 日米安保の専門家とも言われている前原外相は、日米安保によって翻弄されつづけ、更に翻弄されようとしている沖縄の過去、現在、そして未来について熟知しているはずである。

 沖縄の民意に基づいた解決策の提案を期待したい。

posted by 福地行政書士事務所 at 11:43| 多事争論(馬耳東風)2