昨日投開票が実施された嘉手納町長選挙は當山ひろし氏が初当選を果たした。

 投票率は68.41%。町内の盛り上がりの状況から7割は越えるかと思われたが、届かなかった。しかし、男女別の投票率では男66.42%、女70.26%となっており、女性については7割を超えている。以下の表(嘉手納町選挙管理委員会発表の数字)からも明らかなように、今回の選挙においては女性の関心の高さがうかがわれる。

 今回の選挙は両候補とも公約に大きな違いがなく、政策において大きな争点がなかった。全体の投票率が伸びなかった理由もこの点にあるのではないかと思われるが、その中でも女性の投票率が高いのは、女性の選挙への関心の高さが伺える。興味深いのは選挙当日の投票率である。男女とも約49%。つまり、女性は期日前に投票を行った人が多いということになる。家事や仕事の合間をぬって投票できる期日前投票を利用した女性の知恵が勝ったとも言える結果ではないだろうか。 

 

有権者数

投票者総数 

投票率 

選挙当日の投票率

期日前投票者数

女   5417  3806 70.26%   49.47%   1122
男   5042  3349  66.42%   49.70%    836 
計  10459   7155  68.41%   49.58%    1958 
女男差   375    457  3.84%   −0.23%     286

 デイサービス一歩は平成21年10月1日に開所し、毎日、利用体験の方、利用者の方々がお見えになっています。平成23年2月1日には読谷村高志保に「デイサービス一歩高志保(通所介護)」を開所します。以下はサービス内容等についての説明です。興味のある方は下記の連絡先までご連絡ください。

1 サービス提供時間等 

 (1)通所介護(要介護1〜5の方:月曜日〜土曜日)

    サービス提供時間:午前9時から午後3時30分  利用定員:13人

    食事の提供サービスが行われます。

 (2)介護予防通所介護(要支援1,2の方:月・火・木・金)

    サービス提供時間:①午前9時から正午     利用定員:12人

                ②午後2時から午後5時  利用定員:12人

2 サービスの内容

 ①送迎  ②看護師等によるバイタルチェック ③運動機能訓練(各種運動療法及び温熱療法)

 ④食事・軽食  ⑤レクリエーション ⑥入浴

3 事業の目的

 『生活の質(QOL)の向上と笑顔の回復』を理念として、具体的には「寝たきりにならない身体づくり」を目指します。

4 デイサービス一歩の特色

 機能回復・維持のための機能訓練を中心としたサービスを提供します。具体的には、温熱機具を使用した温熱療法、マッサージ、補助具等による歩行訓練等を利用者の皆様の体調に応じて提供します。利用者の方からはこんなデイサービスを待っていた、との声もいただいております。寝たきりにならない身体づくりを目指します。

5 デイサービス一歩の連絡先等

 住    所  沖縄県沖縄市池原5丁目2番13号

          TEL/FAX 098-975-6888

6 デイサービス一歩高志保(通所介護)の連絡先等

 住    所  沖縄県中頭郡読谷村字高志保115番地1

          TEL/FAX 098-958-5100 

   利用体験サービスも行っております。多くの皆さんのご利用をお待ちしています。

 追記 デイサービス一歩の平成22年10月の開所式の様子をスナップ写真とともに掲載しました。 興味のある方はこちらをクリックしてください。

 嘉手納町長選挙。今日(30日)投票が実施され、最終投票率は68.41%(男66.42%、女70.26%)。午後9時から現在開票作業が行われています。開票状況は以下のとおり。随時開票状況を追加していきます。

なお、以下の数字は嘉手納町HMから数字を参考にしました。嘉手納町HM詳細はこちらをクリック

 投票者総数が7155(男3349 女3806)ですから、3000票で同数ということは、緊迫した戦いを繰り広げていることになります。残り1155票の行方が選挙選を決定することになります。

 10時03分現在の結果が出ました。當山ひろし候補の当選が確定しました。

現在時刻  9:30 10:00  10:03 最終確定       
開票率 11.18%  83.86% 99.36% 100%      
金城トシユキ 400票  3000票  3063票 3063票       
當山ひろし  400票 3000票  4046 4046票       

                                   無効票   46票

                                   合 計  7155票

 嘉手納町長選挙。いよいよ、明後日が投票日です。嘉手納町HM(こちらをクリック)によれば、投票・開票状況を1時間ないし30分ごとに更新して情報提供する予定とのこと。興味のある方上記をクリック。

 新町長に望みたいのは、知事の訪米(3月末までに予定)への同行である。知事選直後には稲嶺名護市長に拒否反応を示していた仲井真知事が、今では、稲嶺名護市長が同行の意欲を示していることについて、「一緒に行きましょうと言われれば断る理由は一つもない」と発言している。これに嘉手納町長が加われば、沖縄の民意をあらためて示すことができる。新町長には是非検討してもらいたいと思う。

  25日に公示された選挙戦は,30日の投開票にむけて両候補が町内をくまなく 選挙カーで支持を訴える。
 20年ぶりの投票で選ばれる新町長に、何を求めるのか。昨年3月に琉球新報のインタビュー(琉球新報HMはこちらをクリック)に応えた現職宮城篤実嘉手納町長の言葉は考えるきっかけになる。
 「後任(
新町長)に取り組んで欲しいことは。」との問いに、同町長は「基地問題にぶれがあれば町民が困る。・・・基地の全面返還は不退転の決意で臨んでほしい」と述べている。町発展のためには基地の返還は不可欠であり、基地の全面返還は重要な課題であることを示している。
 「嘉手納統合案を含む基地問題をどう考えるか。」との問いに対しては、「市町村長には何の権限もない。それだけに国とのかかわりをどうするかだ。・・」と述べ、町長として国との関係をどう構築していくかが課題であるとも述べている。
 「米軍などとの交渉で心掛けたことは。」との問いに対しては、「自分の意思を殺すこと。自身の価値観を振り回せば、結果として町民が損害を受ける。・・・多弁にならず、核になる本質の言葉を話せば相手を動かせる。」と述べ、対外交渉にあたっては冷静な姿勢が必要になると述べている。
 宮城町長のインタビューから見えてくるものは、嘉手納町長に求められる資質の高さである。町政運営にみならず、国・米国との交渉にあたらなければならず、強いリーダーシップとともにしたたかな交渉力が要求される。 
 今選挙にあたっては、両候補とも、基地問題については、爆音被害の解消や更なる基地機能強化への反対など基本的な部分での差異はない。
 新町長には、沖縄の基地負担の軽減を掲げながらも普天間飛行場の辺野古移設を模索する現政権とどう対峙していくのか。その手腕が問われると同時に、その期待も高い。

 宮城篤実嘉手納町長の勇退に伴う町長選挙は、明日(25日)に告示され、30日に投開票される。

 町長選挙には前町役場総務部長の當山ひろし氏と現町議の金城トシユキ氏が立候補を予定している。

 両候補者の基本政策にはほとんど差がない。これまで配置されていなかった副町長制の導入や子育支援・給食費完全無料化などは両候補が公約として掲げている。

 基地問題についても、爆音被害の解消や更なる基地機能強化への反対など基本的な部分での差異はない。

 しかし、基地問題に関して言えば、これまでと異なるのは住民の意識である。第3次嘉手納基地爆音訴訟の原告団数が2万人を超す大規模なものとなることはすでに報道されているが、嘉手納町内の原告団数も第2次訴訟の10倍近くに達すると言われている。

 鳩山前首相の「最低でも県外」発言に端を発した沖縄の基地問題への関心は、単に普天間飛行場移設問題にとどまらず、嘉手納基地の爆音被害等にも及んでいる。普天間飛行場は世界一危険だと言われているが、爆音・排気ガス等の被害からすれば、嘉手納基地こそが世界一危険な基地なのだとの声が聞こえてくるのである。

 新町長はこのような住民の声を反映した町政運営を求められることになり、これまでとは明らかに立ち位置が異なる。日本政府のみならず、米国政府とも対等に交渉する気概と迫力が要求されることになる。

 新町長への期待は高い。

  21,22日の日程来沖した枝野官房長官兼沖縄担当相の来沖は、沖縄に何をもたらしたのか。 

 普天間飛行場の名護市辺野古への移設を模索する菅政権ではあるが、沖縄の現実はそれを明確に拒否している。知事や基地周辺市町村首長との面談は行いながら、稲嶺名護市長との面談を行わなかった。官邸での同市長一行の面会要請を拒否したこともあり、お詫びの一言でもあるのかと思ったが、相変わらずの無視の態度である。菅政権の稲嶺名護市長に対するアレルギーは相当のものだ。

 報道によれば、北沢防相の沖縄振興策と普天間問題のリンク論発言について、枝野長官は明確に否定したという。しかしながら、昨年末の北沢防相による名護市への再編交付金の凍結発表等の経緯からみれば、今回の北沢防相の発言は暗にリンク論を臭わすようなものとなっている。既に執行事業内容が決定している部分の再編交付金の凍結は名護市に衝撃を与えた。

 今日(24)から通常国会が開催される。昨年末から年始にかけて行われた菅政権閣僚による来沖を受けて、普天間問題についてどのような議論がなされるのか注視したい。

 昨日(21日)午後、枝野官房長官兼沖縄担当相が来沖した。混乱を避けてか自衛隊機を使っての旅程である。

 仲井真知事や高嶺県議会議長らとの会談を行ったが、普天間問題については触れることなく、もっぱら沖縄振興についての発言に終始したと報じられている。

 仲井真知事との会談においては、普天間飛行場の県外移設を求める知事に対して、

 「ご要望はしっかりと受け止めて、何とか応えられるように努力して参りたい。」

 高嶺県議会議長らとの会談においては、普天間飛行場の危険性をパネルで説明した上で、政府として普天間問題を全国的な議論にした上で、県外や国外への移設に向けた対応を求める同議長らに対して、

 「普天間問題については、話を聞かせていただいたということにとどめさせてほしい。この問  題とは別に沖縄担当大臣として沖縄振興、負担軽減に向けて最大限の努力をしたい」

 これまでの閣僚来沖に比較すれば、沖縄担当大臣として、今後の沖縄との関係作りに配慮したのだろう。東京での発言に比較して大きな落差である。官房長官として先の日米合意の推進を発言していた姿とは大きく異なる。沖縄の現状を考えれば当然のことであり、無理強いできない現状を認識したのではないかと思われる。

 昨日の記者会見で、仲井間知事は、「知事の公約である米軍普天間飛行場の県外移設に向けた政策提言」を柱の一つとする安全保障研究プロジェクトチームを9月に発足させることを明らかにした。同研究会のテーマは基地の負担軽減、災害、エネルギー対策など多岐にわたるようだが、主眼は普天間問題である。早期の政策提言を期待したい。

 また、知事の訪米(3月末までに予定)について、稲嶺名護市長が同行の意欲を示していることについて、仲井間知事は「一緒に行きましょうと言われれば断る理由は一つもない」と発言した。知事選後の面会時の反応とは大きく異なる。

 沖縄が一つになって動き出す胎動を感じるのは、私だけではないだろ。

 20日、来沖中の北沢防衛大臣は仲井真知事と会談した。同大臣は嘉手納基地所属のF15戦闘機の訓練一部移転することやギンバル訓練場等の一部移転へ努力する等言及し、沖縄の基地負担軽減に向けた菅政権の努力をアピールした。仲井真知事が求めた普天間飛行場移設と海兵隊のグアム移転、嘉手納基地以南の施設返還をパッケージから切り離すよう求めたの対しては同意しなかった。

 現時点で実現されそうなのはF15戦闘機の訓練一部移転のみ、しかもその費用は「日本側が特別協定で費用を負担」することになるという。

 仲井真知事も指摘するように訓練移転後には外来機が演習にやってくるのがこれまでの状況である。実際に爆音が減少し、負担軽減になっているのかの検証作業を防衛省自ら実施しその結果を公表すべきである。日本の費用負担で訓練を移転させたのに外来機による訓練が実施されこれまで以上の爆音禍が発生すれば、まさにお笑い草だ。

 ここまで来た沖縄の基地問題、解決するためには沖縄からの声を更に強める必要がある。

 ①北沢防相の来沖を伝える報道

   沖縄タイムス   琉球新報   NHKニュース  

 ②訓練移転の合意について伝える防衛省HM

   米軍再編に係る訓練移転の拡充について

 今日1月19日(水)12:15から、安保の見える丘(嘉手納町道の駅前)で開催された『静かな夜を返せ!F22戦闘機の配備撤退を求める抗議集会』に参加しました。参加各組織代表のあいさつでは、地域住民の生活を無視した米軍の横暴に対して声をあげなければならなず、期待された民主党政権は自民党時代には手掛けられなかったことにまで着手しているとの指摘があいつぎました。2万人超の規模になる嘉手納基地爆音訴訟も含めて、国を動かす大きな住民運動の必要性が指摘されました。最後は参加した約150人が抗議のシュプレキコールで抗議集会を終えました。

 

参集したみなさん 

 

抗議のシュプレキコール

 

糸数慶子参議院議員

 

 集会中にも演習が 

 

集会中にも上空通過

 

集会中にもヘリが上空を

参集したみなさん 

抗議のシュプレキコール

糸数慶子参議院議員

集会中にも演習が 

集会中にも上空通過

集会中にもヘリが上空を

 今日のNHKのニュースで、沖縄防衛局が、普天間飛行場移設推進のため、3月に名護市辺野古地区へ事務所を設置することが分かったと報じられた。(NHKニュースの詳細はこちらをクリック)

 すでに仮事務所が設置され、数人の職員も配置されているという。最終的には44人体制になるという。大所帯である。

 内閣改造が実施され、普天間問題にどんな動きが見られるのか、とも期待したが、菅政権の辺野古移設の意思は固いようだ。沖縄県も、名護市も飛び越して、移設先である辺野古地区の懐柔へと動き始めたのである。かつて、県の頭越しに名護市と接触する政府の動きに仲井間知事が不快感を示したことがあったが、今度は沖縄県・名護市の頭越しに、直接、辺野古地区と接触を図ろうというのである。地方自治の在り方を無視した暴挙といわざるを得ない。

 沖縄県、名護市はもちろん、沖縄全体の反発は必至である。

 昨年3月26日、足利再審事件の菅谷さんに対し、宇都宮地裁は無罪判決(関連記事はこちらをクリック)を言い渡しました。その際、これまでの菅谷さんの苦労に対し、裁判官3名が謝罪しました。これを受けて、菅谷さんが宇都宮地裁に申し立てた刑事補償請求について、約8000万円の支払いが決定されたのです。

 この事件のように、無罪の人が逮捕起訴され、収監された場合の補償について規定しているのが刑事補償法です。この法律には次のように規定されています。

 刑事訴訟法(いわゆる刑事事件のこと)による通常手続又は再審等で無罪裁判を受けた者は、未決の抑留又は拘禁を受けた場合には、その者は、国に対して、抑留又は拘禁による補償を請求することができる(第1条)。補償の内容は、その日数に応じて、一日1,000千円以上12,500円以下の割合による額の補償金を交付する(第4条)。補償の請求は、無罪の裁判をした裁判所に対してしなければならならず(第6条)、補償請求は、無罪の裁判が確定した日から3年以内にしなければなりません(第7条)。

 これを菅谷さんの事件に当てはめると、報道によれば身柄拘束期間が約17年半(約6380日)ですから、計算すると、おそらく補償額は最高額の一日12,500円が認められ、総額約8000万円の支払いが決定されたと考えられます。菅谷さん自身も決定後の会見で「期待していた通り」と述べています。

 この手続きについては、補償請求があつたときは、裁判所は、検察官及び請求人の意見を聞き、決定をしなければならない(第14条)とされています。すなわち、一日1,000千円以上12,500円以下の枠で金額を決定する場合には、請求人はもちろん、検察官の意見も聞かなければなりません。これらの手続きを経て最高額が認められたのですから、決定後の会見で同席した泉沢章弁護士が「菅家さんに(逮捕されるような)過失はなく、身体拘束が無実の人になされたと認められた」ということができ、この事件の重大性をあらためて認識することができます。

 13日に来日したゲイツ米国防長官の発言が報道されているが、普天間飛行場移設問題についての見解には良く分からない部分が多い。新聞報道等では昨年5月の日米合意を履行する方針があらためて確認され、海兵隊の移設等の問題も辺野古移設が実現しなけれな進展しないというパッケージ論を展開したとされているが、北沢防衛長官との共同記者会見では、ゲーツ長官は次のように述べたという。

HM(村野瀬玲奈の秘書課広報室)より転載・詳細はこちらをクリック
 私たちは沖縄、普天間移転ということについて、たくさんマスコミに報道されているものを読みますけれども、日米同盟といったものは、より広いものであると申し上げました。中国でも言ったことなのですけれども、先回の共通戦略目標というものが、2005年に合意されて以来、明らかに色々なことが起きて、この書類をアップデートすることの重要性が認識されたということです。それと、普天間の移転問題とは別途のものであると。しかしながら、同時に、再編成のロードマップということは重要でありまして、政治的に日本の国内の事情が非常に複雑であるということをアメリカは理解しておりますので、
日本側の指導に従って、それに関しての行動をとるということで、沖縄の方々の信条を十分理解して酌んでいきたいと思います。また同時に、私が強調したいことは、沖縄の方々にも再編成のロードマップでは利点があるということです。何千人という海兵隊員及びその家族が、沖縄島を離れるわけであります。そして重要な形で住居や施設が沖縄の方々に返されるわけです。そしてアメリカ軍の駐留ということは、あまり目立たなくなるでしょう。ですから、沖縄の方々にとっても、再編成ということは利点があるということです。前にも申し上げましたように、日本政府の色々な指導に従っていくというのが、アメリカの立場です。

 つまり、米国の普天間飛行場移設問題に関する立場は、あくまでも日本政府の判断によって方向性が決定されるとの立場である。「日本政府の指導」という表現が何を意味しているのか。岡田幹事長が来沖時のインタビューで述べた米国の圧力の存在については懐疑的にならざるを得ない。
 沖縄への基地集中が「不条理」というのなら、それを是正するのが政府の仕事である。
 官新政権においても、先の日米合意の履行という方針には変わりがないとされているが、これを変更させるにはどうすればいいのか。今年の沖縄の課題である。

 明日の党大会を控えての民主党の両議院総会は、だいぶ賑やかなようだ。小沢氏支持派の議員の質問が相次ぎ、菅首相を中心とした執行部はだんだん表情が険しくなっているという。詳細はこちらをクリック産経ニュース

 冒頭のあいさつで、菅首相は「1月4日に記者会見をし、国の理念について3つを申し上げた。一つは平成の開国、もう一つは最小不幸社会の実現、一つは不条理の克服。」と述べ、その実現を訴えた。しかし、普天間飛行場移設問題に関わる沖縄の基地問題について言えば、3番目の不条理の克服とは程遠い、不条理の実現に奔走しているとしか思えない。2,3日前に来沖した岡田幹事長は、辺野古移設が実現しない限り、嘉手納以南の基地の返還はおろか、日米地位協定の改定もできないと断言した。これ以上の不条理がどこにあるのか。

 両議院総会は現在も進行中のようであるが(17:03)、沖縄の基地問題についても質問が及ぶといいのだが。

平成23・24年度 沖縄県内町村(中北部)建設工事等入札参加資格審査申請一覧表

  内容については、電話等での確認に基づきますので、詳細については、HMをご覧になるか、担当部署へご確認ください。当職において代行申請も可能ですので、どうぞご利用ください。 

 なお、このページについて情報が入り次第修正していきますので、ご利用ください。

  官公庁名  受付期間  担当部署・連絡先  記載要領等掲載HM (クリックしてください)
 1 嘉手納町  23.2.1〜2.28

建設課

098-956-1111

嘉手納町HM

 2 読谷村 23.2.1〜2.28

土木建設課

098-982-9200 

読谷村HM 
 3 金武町 23.2ころ予定

建設課

098-968-2443

金武町HM
 4 宜野座村  23.2.1〜2.28

建設課

098-968-8564

宜野座村HM 
 5 本部町

23.2.1〜2.25

建設課

0980-47-2111

本部町HM 
 6 東村

23.2.1〜2.28

農林水産建設課

0980-43-2208

東村入札資格審査 
 7 恩納村 23.2.1〜2.28

恩納村役場建設課

098-966-1203

恩納村役場HM 
 8 宜野湾市  23.1.17〜2.18

総務部 契約検査課

098-893-4411

(内427・428) 

宜野湾市HM 
※町村によっては、沖縄県への資格審査受付登録を要件とする場合、つまり、沖縄県への資格審査申請をしていなければ申請できない場合もありますので、ご注意ください。

 1月9,10日の両日に来沖した民主党の岡田幹事長の単独インタビューが11日の琉球新報に掲載された。彼は以下のように応えている(抜粋)が、その内容について、あなたはどのように感じるだろうか。

1 来県の狙いは

 「知事選や普天間飛行場問題で、県連と党本部との意思疎通が不十分だったとの反省に立って沖縄協議会を設置した。沖縄には多様な意見があるということで今回地元で開催した。・・・・」

2 知事選で仲井間知事が県外移設要求に転換し、県内状況は変化しているが

 「沖縄の皆さんの多くが県外という思いを持っていることは認識している。一方で日米合意は私が責任者として米国側と合意したもので、それ以外の答えはないのも現実だ。・・・現実問題として米軍は日本や東アジアの平和と安定に必要な存在だ。」

3 外相時代に県外・国外の具体的提案を米国に働きかけたか。

 「・・沖縄以外の選択肢もさまざま検討したが、国内で引き受ける所がなかったのも事実で、辺野古という結論になった。・・・米国は一貫して現行案と言っていた

4 衆院選マニフェストの見直しに言及しているが、日米地位協定改定提起の公約はどうなる

 「日米地位協定は、日米合意をする過程でもさまざま議論をした。まずは環境面の問題について・・・協議するのがスタート。・・・全面的に改定するより、緊急度の高いものから着手する方向で考える。ただ、普天間の移転が進まない中で、・・・議論だけが先行するのは限界がある。ある意味で日米合意とパッケージだ」

5 嘉手納以南の基地返還を先行すべきとの主張が県内にあるが

 「先に返還しても、普天間の移転先も決まっていないし、普天間の移転が決まらないとグアムに関する予算も米国がつけないという、かなり難しい問題がある」

 このインタビューから見えてくるものは、日米合意が米国主導で進められてきたということ。辺野古移設については米国が一貫して主張し続けてきたもので、普天間飛行場の辺野古移設が決まらないと海兵隊のグアム移転の予算がつけられないという。そうなると、沖縄の基地負担軽減の目玉ともいえる嘉手納以南の米軍基地返還にも支障が生じることになるのである。驚くべきは、日米地位協定の改定さえも、日米合意が実現しない限り着手できないという理不尽さである。

 野党時代には、米国に対してもいうべきことは言うと豪語していた民主党の幹事長の発言とは思えない。 まるで米国報道官の発言に聞こえるのは私だけだろうか。

 来沖注の民主党の岡田幹事長は、沖縄を離れる前の記者会見で次のように述べたと報道されている。

 普天間飛行場移設先の再検討の可能性については、

 「再度そのことを試みることを政府は考えていないと思う」

 「政府・与党と沖縄の皆さんとのギャップが埋まるのは、日米合意の線に沿って理解が進むということだ。」 と述べ、民主党政権が移設先を再検討する可能性については明確に否定した。

 また、辺野古移設を推進する理由については、

 「日本の安全、東アジアの平和と安定のために基地は必要。残念ながら、現行案以外にそれに代わるものがなかった。」 と述べ、辺野古移設を推進する決意を示した。

 一方で、「県民の皆さんの気持ちを考えると、簡単に日米合意を実現できる状況にないことも事実」とも述べ、早期解決は困難であるとの認識も示した。

 つまり、沖縄と政府のギャップを埋めることは困難であるが、辺野古移設実現の方針に変わりはなく、今後これを変更する意思もない。だから、早く沖縄が折れるしなかいのだと言っている。

 ならば沖縄はどうするかである。

 これまで以上に沖縄の現状を発信するとともに、沖縄の意思を主張するとともに、政府・与党の理不尽な態度を告発していくことである。

 今回の岡田氏の来沖は、正に、沖縄の意思に火をつけたと言えるのではないだろうか。

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早川一光講話集 CD全12巻

△☆▼☆寂聴さんのおもしろ法話。聴いて、笑って、元気になる! 「瀬戸内寂聴・京都法話集 CD全12巻
☆▼☆△渡辺先生の愛と幸せに満ちたお話 「渡辺和子講話集 CD全12巻
☆▼☆いのちの輝きが教えてくれる豊かな明日への道しるべ 「いのちを見つめて CD全12巻
☆▼☆京都の名物医師・早川先生の元気いっぱい講話集 「早川一光講話集 CD全12巻
☆▼☆実り豊かな毎日へとあなたを導く名講話集 「現代に生きる CD全12巻
☆▼☆日本文化を大切に…高田好胤師の説得力ある法話集 「高田好胤法話集 CD全12巻☆▼☆▲松原先生百歳記念講話集!心豊かな人生を送る秘訣 「松原泰道講話集 CD全14巻▼☆▼☆カマタ流!しあわせに生きる秘訣 「鎌田實講話集 CD全12巻
▲☆▼☆各宗派15人の名僧との対談をたっぷり収録。仏教の面白さがよくわかる 「ひろさちやの仏教探訪 CD全16巻☆▼☆▼”おもしろ法話”がDVD 「瀬戸内寂聴・天台寺法話集 DVD全10巻
▲☆▼☆在宅ホスピス医・内藤いづみ先生が語る、「しあわせに生きる方法」とは 「内藤いづみ講話集 CD全12巻☆▼☆▼“医療の本質はやさしさ”を実践したナースが語る 「石垣靖子講話集 CD全12巻☆▼☆▲釈尊の教えであなたの今日がイキイキと輝きます 「釈尊に学ぶ生き方 CD全12巻▼☆▼☆相田みつをの、書とはまた一味違う貴重な講演集 「相田みつを講演集 CD全10巻☆▼☆▲元気が出る!人生がラクになる!珠玉のことば134 「相田みつを作品集 全2巻☆▼☆▼こころ豊かに人生を生きるには? やすらぎの12話。 「酒井大岳講話集 CD全12巻
▲☆▼☆日本を代表する尼僧が語る、仏教の真髄 「青山俊董講話集 CD全12巻
▼☆▼☆季節の行事には人生のヒントがいっぱい! 「ひろさちやの日本人の神さま仏さま CD全12巻☆▼☆▲