一昨日の田中防相の記者会見。神風政務官の訪米報告を受けての会見だ。オスプレイ配備に関して、以下のように述べている。(以下は防衛省HMからの抜粋クリックで同記事へ)
・・。また、オスプレイの件でございますが、4月に発生したモロッコにおけるオスプレイの墜落事故の事故原因及び対策等について、・・今のところ、飛行運用を差し止めるような機体の問題は見つかっていない・・。更に事故原因については、継続して調査中であるということ・・、我が国として、防衛省といたしまして、更なる事故原因についての報告をいただきたいということ・・。防衛省と・・しても、オスプレイの配備については、米国側がこれからスケジュールを組まれるわけでありますけれども、安全性につきましてはさらに情報を収集して、沖縄県、近隣の皆様方に丁寧にご説明を申し上げるということで、考えておるところでございます。 Q:オスプレイの沖縄配備に関する環境審査の件・・ A:先週から今週にかけ・・て、米側から全て提供された・・。環境レビューの内容につきましては、今、精査をいたしておりますし、当然、配備をするということでありますので、環境レビューにつきましては、全てご提示をして、そしてご理解をいただくということになると思います。・・特に安全面につきまして、大変ご不安があるということでございますので、その点をさらに精査をして、丁寧にご説明を申し上げるというのが、防衛省の立場でございます。 |
オスプレイ配備ありきの発言に終始する田中防相の姿勢には怒りを覚える。
今朝の新聞報道によれば、翁長那覇市長は30日の定例会見で、オスプレイ配備や那覇軍港への搬入、モロッコでの墜落事故につき問題なしとする日米両政府の姿勢について「ふざけるなという気持ち。理不尽なやり方を許すわけにはいかない」と批判し、那覇市独自の抗議大会若しくは宜野湾市との連携について検討するとした。
今回のオスプレイ配備は、単に普天間飛行場だけの問題ではない。配備を許せば、嘉手納、高江、伊江島、宮古・八重山等、沖縄すべての飛行場への配備につながる。
オスプレイが、沖縄全域を飛び交うことになる。
許すなオスプレイ配備。全県民の力で阻止しなければならない。