うちなーんちゅや、またとぅ、だまさってーならん(沖縄の人は、二度と騙されてはならない)!!!〜3月31日記者会見 中谷防相、あらためて、仲井真前知事の「普天間飛行場の5年以内停止」を否定〜

2015-03-31

 今日、3月31日午前の記者会見。中谷防相は、仲井真前知事の「普天間飛行場の5年以内停止」についてあらためて、否定した。やはり、まやかしだった仲井真前知事の「普天間飛行場の5年以内停止」。

 今日の記者会見。

 記者から「辺野古移設ができないと5年以内の運用停止もできないというご認識かどうか・・・お聞かせ下さい。」と質問され

 中谷防相は「・・普天間の基地、飛行場、これが辺野古に移設がされて、受け入れができるように全力で進めている・・」と発言した。

 つまり、政府が懸命に取り組んでいるのは辺野古に基地をつくること。そこへ、普天間飛行場を移設させるのだと。辺野古に基地ができない限り運用停止はできない、ということだ。仲井真前知事の埋立承認の前提となった「普天間飛行場の5年以内停止」は、やはり、まやかしだった、ということだ。

 うちなーんちゅや、またとぅ、だまさってーならん。

 沖縄の人は、二度と騙されてはならない。

平成27年3月31日防衛大臣会見概要 当該部分抜粋(クリックで同HMへ)

Q:今ありました統合計画の関連でもう一問お聞かせ下さい。統合計画の中では、普天間の辺野古移設に関しては、約9年ぐらいの工期になったと思うのですけれども、それに対して、沖縄県との約束である5年以内での運用停止というのがあると思うのですけれども、政府の立場として、この普天間の移設と5年以内の運用停止というのがリンクしているのか、関連しているのか。つまり、普天間の移設が進まないと5年以内の運用停止もできないというお考えなのか、その辺りをお聞かせ下さい。
A:これは、当時の仲井眞知事が政府に対して要望したことを受けて、政府としてその話を伺ったということでありまして、できることにつきましては、全て行うということでありまして、それに向けて全力で取り組んでいるということです。
Q:それは分かるのですけれども、つまりは普天間の移設、辺野古移設ができないと5年以内の運用停止もできないというご認識かどうかというところだけを、その辺りをお聞かせ下さい。
A:私どもは、この普天間の基地、飛行場、これが辺野古に移設がされて、受け入れができるように全力で進めているということでございます。

翁長知事の辺野古工事停止指示の「効力一時停止」決定。林農相の蛮行に大義はない。断固抗議する!!!

2015-03-30

 今日3月30日、翁長知事の、沖縄防衛局に対する、辺野古工事停止指示に対し、林農相は効力の一時停止を決定した。一時停止の理由について、同相は「知事の指示により作業を中止すれば普天間基地の移設が大幅に遅れ、基地周辺の住民にとって危険性や騒音の損害が続くこと日米両国間の信頼関係に悪影響がおよび、外交・防衛上の損害が生じることなどを挙げ(本日付NHK NWES WEBより)」る。

 翁長知事の辺野古工事停止指示の根拠は、沖縄県漁業調整規則だ。同規則は目的に「水産資源の保護培養」を掲げている。この規定との関連については林農相は触れなかった。農相の職責である水産資源保護を無視した態度は、農相の職責を放棄したものであり、強く非難されなければらない。

 今、工事を停止しなければ「水産資源の保護培養」の目的が達成できない程に海洋資源が破壊される可能性が高い。だからこそ、翁長知事は、沖縄県の調査が終わり、県の指示があるまで工事を停止するよう指示したのである。この点について触れない林農相に大義はない。断固抗議する!!!

沖縄県漁業調整規則(目的)

第1条 この規則は、漁業法・・及び水産資源保護法・・その他漁業に関する法令とあいまつて、沖縄県における水産資源の保護培養、漁業取締りその他漁業調整を図り、併せて漁業秩序の確立を期することを目的とする。

(漁場内の岩礁破砕等の許可)
 第39条 漁業権の設定されている漁場内において岩礁を破砕し、又は土砂若しくは岩石を採取しようとする者は、知事の許可を受けなければならない。

・・・
 3 知事は、第1項の規定により許可するに当たり、制限又は条件をつけることがある。

2015年3月28日12時31分 那覇空港の軍民共用の現実

2015-03-30

 2015年3月28日12時31分 那覇空港の軍民共用の現実。

 民間機が滑走路に向かう中、自衛隊のF15戦闘機2機が着陸する。沖縄の軍事基地といえば、嘉手納・普天間両米軍基地が浮かぶが、那覇空港も自衛隊との軍民共用空港だ。

 観光地としての華やかなイメージの陰で、軍事基地としての役割を強いられる沖縄の姿を、もっと発信する必要がある。

 基地負担除去を求める、沖縄の民意を、日本に、世界に示さなければならない。

2015年3月28日12時31分 那覇空港軍民共用の現実】

中谷防相に異議申し立て(執行停止申立も含めて)の権限がないことは、同法の制定趣旨及び手続きの公正性を保てない点からも明らかだ!!!

2015-03-28

 翁長知事の工事中止指示を中谷防相は無視を決め込んだ。さらに、中谷防相は、林農相に対して異議を申し立てたうえに、執行停止を申し立てた。

 林農相は「作業停止指示の効力を止める意向を固めた」(本日付琉球新報より)と報道されている。

 翁長知事の工事中止指示について、中谷防相は、林農相に異議申し立てた。しかし、二人共、辺野古強行を指示する安倍首相が任命した閣僚だ。

 翁長知事の工事中止指示に対して、中谷防相が異議を申し立てたのだが、その請求先は林農相。

 問題はここだ!

 プレイヤー(選手)とジャッヂ(審判)が同じでは判断の公正性は保てない。

 行政不服審査法第1条はその制定趣旨を次のように規定する。

 この法律は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、国民に対して広く行政庁に対する不服申立てのみちを開くことによつて、簡易迅速な手続による国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保することを目的とする。

 同法は、「国民の権利利益の救済」を目的としている、国や市町村等は不服申し立ての相手方若しくは処分庁として判断機関としての地位にあるに過ぎない。

 中谷防相に異議申し立て(執行停止申立も含めて)の権限がないことは、同法の制定趣旨及び手続きの公正性を保てない点からも明らかである。

県内市町村議会で可決された、辺野古新基地建設阻止及び普天間飛行場の即時閉鎖・撤去を求める意見書の数々

2015-03-28

 県内市町村議会で可決された、辺野古新基地建設阻止及び普天間飛行場の即時閉鎖・撤去を求める意見書の数々を紹介する。

 昨年1年間の選挙を通して示された、辺野古新基地建設阻止及び普天間飛行場の即時閉鎖・撤去を求める沖縄の民意は、揺るがない!!!

【沖縄県名護市議会】

 仲井真弘多沖縄県知事の辺野古埋め立て承認に抗議し、撤回を求める意見書
 名護市議会は、これまで県や政府に対して、米軍普天間基地の閉鎖・撤去と県内移設反対、国外・県外への移設、オスプレイの配備撤回を求めてきた。昨年1月には、県内の41市町村長、議会議長及び県議会議長等が署名し、普天間基地の県内移設の断念を求めた「建白書」を安倍晋三首相へ直訴した。
 しかしながら、平成25年12月27日に仲井真県知事は、辺野古移設に向けた政府の埋立申請を承認した。これまで仲井真県知事は、平成22年の県知事選挙において「県外移設」を掲げた。平成22年5月の日米共同声明を受け、「県や地元の了解を経ずに移設案が決定されたことは誠に遺憾。受入れは極めて厳しい」。同年の6月県議会では「県内移設は不可能に近い。拒否の選択肢もある」。続く9月県議会おいては「日米共同声明を見直し、県外移設を求めていきたい」。また平成23年9月の米国ワシントンでの国際シンポジウムでは「他の都道府県への移設が合理的で、早期に課題を解決できる。辺野古移設は見直すべきだ」。そして平成25年の12月県議会においては「日米両政府に普天間の県外移設、早期返還の実現を強く求めていく。県外で探さないと現実的にならない」など、仲井真県知事のこれまでの辺野古問題に関する公約や発言は、今回の埋立申請に対する承認が、矛盾することは言をまたず、仲井真県知事が県民に対して説明責任を負うことは言うまでもない。
  去る平成25年12月25日の安倍首相からの説明に対し「驚くべき立派な内容で140万県民を代表して感謝する」との発言は、県民の総意と大きくかけ離れたものであり、県民の落胆は計りしれないものがある。このような承認を含めた一連の発言は県民代表の資格はないと断ぜざるを得ず、知事は公約違反の責を認めるべきである。
  今年1月19日に行われた名護市長選挙において「辺野古移設を反対する」現職の稲嶺進市長が再選され、市民の移設反対への民意が再び示された。このことを知事として重く受け止め、このたびの承認を撤回すべきである。
  よって、名護市議会は市民の生命と財産を守る立場から、辺野古埋立てを承認した
仲井真県知事へ強く抗議するとともに、承認の撤回を強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
                  平成26年2月3日
                       沖縄県名護市議会
 宛先:沖縄県知事

【沖縄県中頭郡北谷町議会】

 辺野古新基地建設に向けた工事を強引に推し進める政府に対して強く抗議し、工事の即時中止と辺野古移設断念等を求める意見書

 政府は,仲井眞弘多沖縄県知事の辺野古埋め立て承認を根拠に、名護市辺野古への米軍新基地建設に向けて、スパット台船を設置し海底掘削調査作業を強行着手した。

 政府の作業は、県民の海上抗議行動を締め出すために、立ち入り禁止区域の不当な拡大、ブイ・フロートの設置、海上保安庁の20隻近い巡視船等、約80隻が厳戒態勢による威嚇という二重三重に住民の正当な海上抗議行動を封殺して強権的に実施している。
 この政府の傍若無人な作業強行は、昨年1月28日、県内すべての市町村長・議会議長、県議会議長らが署名・捺印して安倍晋三首相に提出した「建白書」を一顧だにせず、さらに地元名護市の稲嶺進市長の断固反対の意思と世論調査で示された73.6%の県民の反対の声を完全に無視したものであり、民主主義を否定する許しがたい暴挙である。
 政府は、これまで「地元に丁寧に説明し理解を得る」としながらも、環境
影響評価も不十分なまま、強行的に計画を実行しており、県民の政府に対する不信感と怒りは頂点に達している。
 沖縄県民は、普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念、垂直離着陸機オスプレイ配備撤回を求める「建白書」を保革の枠を超えてオール沖縄でまとめ上げてきた。本町議会も、幾度も意見書等を可決し、辺野古移設断念を含めたあらゆる基地負担軽減策の実行を政府に対し求めてきた。
 このような県民の声を無視し、辺野古移設を唯一の解決策として力ずくで押し付けようとしている日本政府の姿勢は断じて容認できるものではない。
 よって、本町議会は民意を無視し民主主義を否定する辺野古新基地移設に向けた工事を強引に推し進める政府に対し、強く抗議し、工事の即時中止と辺野古移設断念並びに普天間飛行場の早期閉鎖・撤去を強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
   平成26年8月26日
                 沖縄県中頭郡北谷町議会
あて先 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 内閣官房長官
外務大臣 防衛大臣 沖縄及び北方対策担当大臣 沖縄防衛局長

【那覇市議会】

 民意を無視し、辺野古沖埋め立て作業を強権的に強行する政府に対して抗議し、米軍新基地建設の中止と普天間基地の閉鎖・撤去を求める意見書

 新基地建設の是非が争点となった昨年の地元名護市の市長選挙と市議選挙、県知事選挙と衆議院選挙の県内4つの全小選挙区の結果で、名護市辺野古への米軍新基地建設の中止を求める県民の圧倒的民意は明確に示されている。
  然るに政府は、新基地を建設する埋め立て工事に向けた海底ボーリング調査のため、フロートを固定する10トンから45トンものコンクリートブロックなどを辺野古の海に投入し、サンゴなど豊かな自然環境を破壊している。そして、海上保安庁、警察の過剰警備で住民に不測の事態が起きかねない状況にある。
  圧倒的民意を踏みにじり、翁長知事との対話も拒否、知事の工事中止、県民の安全確保の要請をも無視し、新基地建設作業を強権的に強行するのは、民主主義に反する行為で、断じて許されるものではない。
  16日、翁長知事は、辺野古沖のサンゴ破壊で沖縄防衛局に辺野古沖のブロック設置停止を指示、初の知事権限を行使し、「認可取り消しを視野に必要な段階を踏まえる。県の有するあらゆる手法を用いて、辺野古に新基地を造らせないという公約実現に取り組む」との強い姿勢を示した。
  戦後70年、沖縄戦の悲惨な体験から培った平和を希求する「沖縄の心」、平和で誇り豊かな沖縄をめざす圧倒的な民意は、日米政府のどんな圧力にも決して屈することはない。
  よって、本市議会は、県民の生命と安全を守る立場から海上保安庁と警察の過剰警備をやめるよう求めるものである。さらに、圧倒的民意を無視して、辺野古沖の埋め立て作業を強権的に強行する政府に対して抗議し、米軍新基地建設の中止と、普天間基地の閉鎖・撤去を強く要求する。
  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
   平成27年(2015年) 2月23日

那 覇 市 議 会  

あて先
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、沖縄防衛局長、第11管区海上保安本部長、沖縄県警察本部長

【沖縄県島尻郡南風原町議会】

 安倍政権による民意無視での辺野古新基地建設の強行に抗議し、
新基地建設の中止と普天間基地の閉鎖・撤去を求める意見書

 辺野古新基地建設の是非が争点となった昨年の地元名護市の市長選挙と市議選挙、県知事選挙と衆議院選挙の県内すべての小選挙区の結果で、名護市辺野古への米軍新基地建設の中止を求める県民の民意は明確に示された。
 にもかかわらず政府は、新基地建設工事に向けて、フロートを固定す
る10トンから45トンものコンクリートブロックなどを辺野古の海の岩礁
破砕許可区域内外に投入し、サンゴなど豊かな自然環境を破壊している。政府は沖縄県によるその実態調査にも非協力的態度を示している。

 また、県民の抗議活動に対して海上保安庁は、女性に馬乗りになる、
抗議の市民を後ろ手に拘束するなど報道されており過剰警備が指摘され、住民に不測の事態が起きかねない状況にある。
 さらに政府は一連の選挙で示された民意を踏みにじり、翁長県知事と
の対話も拒否、県知事の工事中止、県民の安全確保の要請にも応えず、
新基地建設作業を強行するのは、民主主義に反する行為で、とうてい許
されるものではない。
 2月16日、翁長県知事は、辺野古沖のサンゴ破壊で沖縄防衛局に辺野
古沖のブロック設置停止を指示、知事権限を行使し、「認可取り消しを視
野に必要な段階を踏まえる。県の有するあらゆる手法を用いて、辺野古
に新基地を造らせないという公約実現に取り組む」との姿勢を示した。
 戦後70年、沖縄戦の悲惨な体験から培った平和を希求する「沖縄の心」、平和で豊かな沖縄をめざす民意は、日米政府の圧力に屈することはない。
 よって、本町議会は、県民の生命と安全を守る立場から海上保安庁の
過剰警備をやめるよう求めるものである。さらに、民意を無視して、辺
野古沖の埋め立て作業を強行する政府に対して抗議し、米軍新基地建設の中止と、普天間基地の閉鎖・撤去を強く要求する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  平成27年(2015年)3月9日
      沖縄県島尻郡南風原町議会
あて先
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、
外務大臣、防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、
沖縄防衛局長、第11管区海上保安本部長

【沖縄県八重瀬町議会】

 民意を無視し て、辺野古 沖埋め立て工事 を強行する政府に対し
て抗議米軍新基地建設 の中止と 普天間基地の閉鎖 ・撤去を求める意見書

 戦後 70 年になる が、 未だに 県内には全国の 米軍基地74 %が集中し沖縄の 経済や観光産業が発展するうえでも 大きな阻害要因 になっている 。
 昨年の県知事選挙 、衆議院昨年の結果で、新基地建設反対、普天間の閉鎖・撤去 を求める 県民の意思は明白に 示されている。

 しかし、 政府は新基地を建設する埋め立て工事に向けた海底ボーリング調査 のため に、 フロートを固定する 10 トンから 45 トンものコク リーブロッなどを 辺野古の海に投入し、サンゴなど豊か自然環境を破壊している。 そし て、海上保安庁、警察の過剰警備で住民に不測の事態が起きかねない状況にあ 不測の事態が起きかねない状況にあ 不測の事態が起きかねない状況にある。

 安倍 首相は、選挙で示された民意に反して、翁長知事との面談さえ拒否し翁長県政の工事中止要請をも完全に無視するという、民主義国家として許されない言語道断な態度をとっているが、県知事との対話のテーブルにつくべきである。このように、県民の意思を一顧だにせず、 新基地建設に突き進む安倍政権に対し、県民は怒りとともに、これが同じ国民にとる態度なのか悲しみすら覚える。これまで県民は、土地収奪反対の闘いや祖国復帰運動の中で米軍の弾圧にも決して 屈することはなかった。そして、復帰して40年余が経過しているのに、引き続き沖縄に集中的に米軍基地を押し付けようとする政府に落胆せざるを得ない。

 よって、 本町議会は、 これ以上新しい米軍基地はつくらせないという民意を尊重するともに、県民の生命と安全を守る立場から海上保安庁と警察の過剰警備をやめるよう求めるものであ。また、沖縄の民意を無視し、知事就任から 3ヶ月も経つのに翁長知事と一度話し合いもせず、新基地建設作業を強行する 政府に対して抗議し、名護市辺野古への米軍新基地建設中止と、普天間への米軍新基地建設中止と普天間基地の閉鎖・撤去を強く要求する。
以上、地 方自治法第 99 条の規定により、意見書を提出する。
平成 27 年 3月 20 日
         沖縄県八重瀬町議会
あて先
衆議院長、参内閣総理大臣
官房外務防衛沖縄及び北方対策担当大臣、防衛 沖縄及び北方対策担当大臣、防衛局長、第 11 管区海上保安本部長、沖縄県部長、沖縄県 警察本部長

今日3月27日 嘉手納町議会は「民意を無視し、辺野古埋め立て作業を強権的に強行する政府に対して抗議し、米軍新基地建設の中止と普天間基地の閉鎖・撤去を求める意見書」を賛成多数で可決した

2015-03-27

 今日、3月27日、嘉手納町議会は「民意を無視し、辺野古埋め立て作業を強権的に強行する政府に対して抗議し、米軍新基地建設の中止と普天間基地の閉鎖・撤去を求める意見書」を、賛成7、反対5、退席・欠席3の賛成多数で可決した。

 傍聴者のために配布された、文言は、提案時に修正された。その資料をそのまま掲載する。

 辺野古新基地建設阻止は沖縄の民意だ。

辺野古抗議意見書(嘉手納町議会 縮小).jpg

2015年3月27日深夜から早朝までの爆音と排気ガスを撒き散らすエンジン調整。協定違反どころじゃない、人権侵害だ!!!

2015-03-27

 昼夜を問わない、嘉手納米軍基地の爆音。

 2015年3月27日深夜から早朝までの爆音と排気ガスを撒き散らすエンジン調整。騒音防止協定違反どころじゃない、人権侵害だ!!!

 米軍は沖縄から出て行け!!!

2015年3月27日午前0時50分 深夜の60db超の爆音

2015年3月27日午前6時39分 早朝から続く70db超の爆音

2015年3月27日午前7時43分 早朝から続く70db超の爆音

2015年3月26日午前6時 嘉手納町90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機!!!

2015-03-26

 2015年3月26日午前6時 嘉手納町、90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機。

 早朝から、嘉手納町は米軍の演習場。70年前、沖縄は戦場だったが、嘉手納米軍基地周辺は今も戦場だ!連日の早朝からの爆音。協定違反どころではない。人権侵害だ!!!米軍は沖縄から出て行け!!!

2015年3月26日午前6時6分 嘉手納町。90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機

2015年3月26日午前6時10分 嘉手納町。90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機

2015年3月26日午前6時24分 嘉手納町。90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機

大越キャスターの沖縄リポートを批判する(3月24日21:00NHKニュースウォッチ9)

2015-03-26

【大越キャスターの沖縄リポートを批判する(3月24日21:00NHKニュースウォッチ9)】

①辺野古に集結する沖縄の民意を無視。これ程までに沖縄が嫌いなのか。本来なら、キャンプシュワーブゲート前や抗議集会に入り、集まった抗議市民の声を聞くべきだ。なぜ、沖縄の抗議の声を報道しないのか?
②翁長知事のコメントは今の沖縄の民意を代表する発言だ。「甘えているのは沖縄ですか。それとも本土ですか」(朝日新聞デジタル2014年1月11日より)http://www.office-fukuchi.jp/article/15061276.html
③菅官房長官との会談について、翁長知事の「来いというなら、明日にでも行きますよ」発言を明確に伝えない。この重要コメントの際には、何故か大越キャスターの映像に切り替わり、聞き取れない音声に変わった。極めて意図的な妨害報道だ。
④菅官房長官発言はこれまでの発言の域を出ていない。ならば、翁長知事の発言を重点的に伝えるべきだ。何故、沖縄がこれほどに怒っているのか。何を求めているのか。そこを伝えるのが報道の責任だ。
⑤残念ながら、今のNHKにその力はない。挙句の果てに、沖縄の問題を経済問題にすり替えた。救いは登場した比屋根孝氏が基地経済からの脱却こそが沖縄の自立につながると発言したことだ。
⑥沖縄のことは沖縄が決める。その意思を若手経営者が示した。

 米軍は沖縄県民の生命・身体・財産等に対する最大の脅威であり、沖縄県経済発展の最大の阻害要因である。翁長知知事を誕生させた、沖縄の民意の基地に対する認識だ。
⑦沖縄は日本経済のフロントランナーとの指摘。しかし、菅官房長官は本土防衛の防波堤、捨石になれと迫る。沖縄が拒否しているのはこの捨石思想だ。沖縄が屈することはない。
⑧那覇空港が多くの観光客の玄関口であり、貨物移送のハブ空港と持ち上げる。しかし、那覇空港が自衛隊との軍民共用空港であり、軍事空港であることには一切触れない。どこまで、沖縄の実相を明らかにすることを拒否するのか。
⑨今度はひめゆりの紹介だ。島袋淑子さんの語りは切実だ。「戦争は人災。二度と戦争をしてはならない、ということを皆さんに植え付けたい。」

 悲惨な地上戦を体験した沖縄の誓は、沖縄を二度と戦場にしない、ということ。
⑩悲惨な地上戦を体験した沖縄の誓は、沖縄を二度と戦場にしない、ということ。教科書から集団自死(決)の実相を消し去ろうとする日本政府の謀略を葬り去るため闘いから始まった沖縄の民意の結集は、今、さらに大きなうねりとなっている。
⑪沖縄を二度と戦場にしない、という誓いの実践を報道しなければ、沖縄の民意に迫ることはできない。だからNHKはだめなんだということになる。47分の1の小さな沖縄の民意の本当の姿を報道して欲しい。心からそう思う。

翁長知事の中止指示を沖縄防衛局が無視。岩礁破砕許可取消しの条件は整った〜行政不服審査法に基づく審査請求こそが違法だ〜

2015-03-25

 許可権者である翁長知事の中止指示を沖縄防衛局が無視。岩礁破砕許可取消しの条件は整った。

 今日の臨時記者会見で、中谷防相は「今回の沖縄県の措置につきましては、あまりにも一方的」と批判するが、決して一方的ではない。許可条件についての沖縄県の調査結果が出るまで工事を中止せよと指示しているにすぎない。それをまったく無視する、沖縄防衛局の態度こそが問題なのだ。

 行政不服審査法に基づく審査請求を行っているとされるが、同法1条は法の趣旨について「この法律は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、国民に対して広く行政庁に対する不服申立てのみちを開くことによつて、簡易迅速な手続による国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保することを目的とする。」と規定している。つまり、同法による不服申立権者は「国民」であり、同法の相手方となるべき沖縄防衛局は申立権者とはなり得ない。

 本来であれば、県警や海保の異常とも言える過剰警備に対して、県民の側からの不服申立てを前提としている法律であり、沖縄防衛局からの不服申立てなどできない、のである。

 しかし、法律論争をしていても仕方がない。

 重要なことは、翁長知事の指示に対して、沖縄防衛局が従う意思のないことが明白になったことだ。したがって、期限を待つことなく、岩礁破砕許可取消しの条件が整った。

 翁長知事は、一刻も早く、岩礁破砕許可を取り消し、沖縄防衛局の工事続行の法的根拠を失わせたうえで、直ちに工事中止命令を発し、工事を中止させるべきだ。

平成27年3月25日中谷大臣臨時会見概要より抜粋(クリックで同HMへ)

 Q:沖縄の辺野古沖のボーリング調査について、調査を継続していることに対して、沖縄県側からは不満の声が上がっていると思うのですが、これに関して、大臣の受け止めを改めてお聞かせください。
A:私たちは、必要な手続きに問題がないと。したがいまして、普天間の移設計画は、計画どおり進めることが重要だというふうに思います。今回の沖縄県の措置につきましては、あまりにも一方的ではないかと。沖縄県の行政の一貫性、継続性、正当性、公平性から考えて、いかがなものかというふうに思っております。この内容を検討した結果、まず、アンカーの設置等は、岩礁の破砕許可を不要としておりました。それから、沖縄の他の事業ですね、那覇空港の第2滑走路の工事等で、沖縄県で、国を事業者として行われた同じ埋め立て事業についても、同様のアンカーの設置については許可が不要で、岩礁破砕の対象になかったということ。こういった理由から、中止指示は、違法性が重大で、かつ、明白で無効なものとして、現在行っている工事を中止をする理由にはならないと考えております。

2015年3月25日午前6時39分 嘉手納町。90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機。さらに住民地域上空を騒音防止協定違反飛行、さらに爆音禍!!!

2015-03-25

 2015年3月25日午前6時 嘉手納町、90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機。さらに住民地域上空を騒音防止協定違反飛行、さらにエンジン調整爆音禍。

 早朝から、嘉手納町は米軍の演習場。70年前、沖縄は戦場だったが、嘉手納米軍基地周辺は今も戦場だ!!!

 連日の早朝からの爆音。協定違反どころではない。人権侵害だ!!!米軍は沖縄から出て行け!!!

2015年3月25日午前6時39分 嘉手納町。90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機。さらに住民地域上空を違反飛行
0:00 90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機。
1:22 住民地域上空で騒音防止協定違反飛行。

2015年3月25日午前6時43分 嘉手納町住民地域上空で違反飛行訓練を繰り返す米軍戦闘機

2015年3月25日午前6時45分 嘉手納町住民地域上空で違反飛行訓練を繰り返す米軍戦闘機

2015年3月25日午前7時10分 爆音禍の中、住民地域上空で違反飛行訓練を繰り返す米軍戦闘機

2015年3月24日午前9時 嘉手納町屋良 90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機

2015-03-25

 2015年3月24日午前9時 嘉手納町屋良 90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機。近くには、嘉手納高校、屋良小学校もある。これじゃ授業どころではない。

 米軍は直ちに沖縄から出て行け!!!

2015年3月24日午前9時16分 嘉手納町屋良。90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機

2015年3月24日午前9時17分 嘉手納町屋良。90db超の爆音と排気ガスを撒き散らし離陸する米軍戦闘機

(続)中谷防相の 「この期に及んで」発言、岩礁破砕許可取消しの条件は整った〜沖縄と日本政府の溝は深まるばかり〜

2015-03-24

 (続)中谷防相の 「この期に及んで」発言により、岩礁破砕許可取消しの条件は整った。

 翁長知事は、一刻も早く、岩礁破砕許可を取り消し、沖縄防衛局の工事続行の法的根拠を失わせ、工事を直ちに中止させるべきだ。

 今日(3.24)の記者会見で中谷防相が強調したのは、普天間の危険性除去と日本の安全保障だ。

 日本の安全保障のために沖縄は犠牲なれという議論。沖縄が最も忌避する議論だ。

 またもや本土防衛の捨石になれということ。沖縄と日本政府の溝は深まるばかりだ!!!

平成27年3月24日中谷防相会見概要(クリックで同HMへ)

Q:辺野古の工事の関係で、沖縄県の知事が埋立の許可を取り消す可能性に言及しました。1週間以内に、まずは作業の中止を求めていますが、改めてですが、この指示に全く従うつもりというのはないとお考えでしょうか。その場合に、もし許可の取り消しになると、必然的にそういう方向になるかと思うのですが、そうすると工事への影響、埋立本体工事への影響をどのようにお考えでしょうか。
A:まず、ボーリングの調査を含めまして、この岩礁破砕等に係る手続きにつきましては、沖縄県知事が定める沖縄県漁業調整規則等を踏まえまして、沖縄県と十分な調整を行った上で実施をしてきております。日本は、法治国家でありますので、このような文書が提出されたということは甚だ遺憾であると考えますが、防衛省としては、この海上ボーリング調査等の各種の作業につきましては、環境保全に万全を期して、最適の方法で作業を進めてまいります。そこで、こういった文書を出されましたけれども、一番大事なことは、この住宅や学校等に囲まれて、市街地の真ん中にある普天間飛行場、これの固定化というのは絶対に避けなければならないということで、我々は一日も早くこの普天間の危険性が除去されるように、実現のために全力を上げております。こういった文書が出されましたが、今後とも、政府全体で連携して、様々なレベルで地元との対話、これを行いつつ、日本の安全保障、そして沖縄県の負担軽減の全体像の中で、普天間移設の位置付け、それの意義、これをお話をしていければと考えております。
Q:その1週間以内の調査の中止の求めに応じないとすると、埋立の許可というのは必然的に取り消される可能性がかなり高くなると思うのですが、そのことによって埋め立て工事への影響をどのようにお考えですか。
A:これは仮定の質問でありますので、現時点において、予断をもってお答えをするということは差し控えさせていただきます。
Q:この関連で、政府と沖縄県の対立というのが非常に深まってきているわけですが、この現状についてどのようにお感じですか。
A:我々は、この必要性と事業のやり方については、常々説明をしてきておりますが、今後とも政府全体で連携をして、様々なレベルで地元との対話を行いつつ、やはり考えていただきたいのは、日本の安全保障、そして沖縄県がどうあるべきか。我々は、沖縄の基地負担軽減について計画を出し、これまで沖縄県と協議をしながら、その合意、またその話し合いの上で事業を推進しておりますので、この点について御理解いただけるように、改めて普天間基地の位置付け、またこの意義について、沖縄県の方にはお話をしてまいりたいと思っています。
Q:それによって対立を解消して、前に進むことができるとお考えですか。
A:はい。いろいろな普天間の危険性の除去を巡っては、もう18年近く、長い時間をかけて話し合いをしてきて、その結果、辺野古への移設というのは唯一の手段であると。これは、この4、5年を見ても分かるように、それが唯一の手段であるという前提で、これまで沖縄県の皆さんともお話し合いをして、そして工事に掛かっているわけでありますので、私どもとしては、この予定に従って、1日でも早く普天間の危険性の除去、これに努めていきたいと思っております。
Q:今、お話あったように、沖縄県に移設の意義などを説明するということなのですけれども、翁長知事が昨日、「岩礁破砕取消を含めて腹を決めている」という、強い言葉で岩礁破砕について言及したのですけれども、大臣として率直に翁長知事の姿勢についてどう思うのか、まずお聞かせください。
A:まず、日本は法治国家でありますので、法律の定めとか、規則とか、これまでの県との話し合いにおける合意、こういうものは非常に大事なものであります。それに従って、今、工事を進めているわけでありますけれども、こういう時期にこういった文書を出されたというのは、本当に遺憾に感じるわけであります。しかし、我々としては、今まで述べてきたように、一日も早く普天間の危険性の除去を行って、基地の移設を行いたいということで、計画、また手続きに従って事業を進めておりますので、粛々と、何の瑕疵があったとも思っておりませんので、事業の推進、計画を進めてまいりたいと思っております。
Q:今「遺憾だ」ということなのですけれども、県政側からすれば、国の対応があまりにも不備があるということで、今回そういった措置に出ているわけですけれども、政府側として、地元と対話する、大臣なり政府高官なりが、地元と対話する用意ができていないということなのだと思うのですけれども、その辺りはどうですか。
A:この事業の実施にあたりまして、特に埋立の承認をいただく際には、沖縄県と何度も意見調整、また許可申請を行いまして、許可をいただくまでには6回、沖縄県からの意見に対して回答しておりますし、許可をいただいた後も、数度にわたって沖縄県と話をしながらやってまいりました。また、事業の実施等につきましては、委員会を設け、それぞれの進捗に合わせて御意見も聞きながらやってきておりますので、今までの経緯を含めて、何ら瑕疵があったとか、また、この約束に違反しているというふうな認識は全く持っておりません。
Q:大臣として、翁長知事にお会いになる考えは。
A:政府全体で、連携してやっておりますので、様々なレベルで対話を行いながら、また日本の安全保障のお話とか、またこの移転の意義等については申し上げていきたいと思いますが、政府全体として対応して参りたいと思います。
Q:大臣、今の関連なのですけれども、18年前の合意と、仲井眞知事による埋立承認の重要性を指摘されますが、一方でこの前の知事選、衆院選で沖縄の民意が改めて示されています。実際、今朝も辺野古で、スパット台船の上で作業を始めようと準備をする姿も確認されているのですけれども、大臣、改めて喫緊の沖縄県の民意の重要性についてどのようにお考えでしょうか。
A:申し上げましたように、一番大事なことは、普天間基地の抱える危険性の除去とか、そういった問題において、もう何度も沖縄県と話し合いをしながら手続きの方も慎重に、合意を得ながらやってきたわけでありますので、私たちにとりましては、こういった手続き的に瑕疵があったというふうに考えておりません。ここでまた、混乱をしたり、白紙になったりすると、さらに時間と経費、また労力が費やされますので、結果として、早期に普天間の危険性が除去されるという原点に立ち返りますと、それが実現しないことになります。この点については、もう何度も沖縄と話し合いをして、そしてしかるべき手続きを踏んで実施してきておりますので、是非こういう点は、改めてご理解をいただきたいというふうに思っています。

中谷防相の 「この期に及んで」発言、岩礁破砕許可取消しの条件は整った!!!

2015-03-24

 昨日3月23日午後の記者会見、翁長知事は、沖縄防衛局に対して「ボーリング調査などの海上作業を30日までに停止するよう指示したと発表し・・。指示に従わない場合は、辺野古埋め立てに関する岩礁破砕許可を取り消すことがある・・(3.23付琉球新報号外より)」と指示したことを明らかにした。

 これに対して、中谷防相は「この期に及んで、このような文書が提出をされたことは、甚だ遺憾・・」と発言した。「この期に及んで」とはどういうことか。埋立許可権者は沖縄県知事だ。許可権者である知事の指示に対して、このような表現を用いるのは、正当な選挙によって選ばれた翁長知事への冒涜以外のなにものでもない。

 しかも、中谷防相はフロート設置についての協議は既に終了しているとの主張するが、記者が指摘するように沖縄県が問題視しているのは「昨年7月の協議の上での同意というよりも、8月の許可に関わるもの・・」である。この指摘に対して、防相は調整は終了したので一点張りで回答を示せていない。

 岩礁破砕許可取消後の対応についても、仮定のことには答えられないとしている。

 中谷防相の言う「わが国は法治国家であります」が真実なら、岩礁破砕許可が取り消されれば、沖縄防衛局は工事続行の法的根拠を失うことになる。当然、工事の続行は不可能となるはずだ。

 中谷防相の 「この期に及んで」発言により、岩礁破砕許可取消しの条件は整った。

 翁長知事は、一刻も早く、岩礁破砕許可を取り消し、沖縄防衛局の工事続行の法的根拠を失わせ、工事を直ちに中止させるべきだ。

平成27年3月23日中谷防相臨時会見概要(クリックで同HMへ)

Q:先程、沖縄県の翁長知事が会見を行いまして、辺野古の海底での作業を中止しなければ、1週間後にも岩礁破砕の許可を取り消す可能性があると言及しました。それについて、大臣から受け止めをお願いします。
A:先程、沖縄県知事の会見の内容及び同県から指示文書がまいりまして、それについて報告を受けました。まず、ボーリングの調査を含めて、本事業に伴う岩礁破砕等に係る手続きにつきましては、沖縄県知事が定める沖縄県漁業調整規則等を踏まえて、十分な調査を行った上で実施しているものと承知をいたしております。わが国は法治国家であります。この期に及んで、このような文書が提出をされたことは、甚だ遺憾であります。防衛省としては、この海上ボーリング調査等の各種作業については、環境保全にも万全を期して最適の方法で作業を進めてまいっております。沖縄防衛局が沖縄県に対して、まず、アンカーを含むブイの設置に係る手続きの必要性について確認をしたところ、これについては、同県から、他の事例を踏まえれば、ブイの設置は手続きの対象とはならない旨が示されており、防衛省としては、手続きは既に適正に行われたと考えております。また、ボーリング調査の手続きについても、沖縄防衛局が沖縄県に対して、昨年7月以降、累次にわたって海上ボーリング調査の実施に必要な岩礁破砕等に関する協議等を行いまして、同県から、当該調査に係る許可申請は不要である旨の回答を得て調査を行っているところでございます。
Q:改めてなのですけれども、それでは県が求める1週間以内の工事の中断というのには応じないということでよろしいのでしょうか。
A:手続きについては、法令に従って、適正に行った上で、現在作業を進めているところであって、引き続き、粛々と進めてまいりたいと思います。
Q:県の中断の要望には応じられないということですか。
A:こちらは法令に従って、適正に行った上で、現在作業をしております。
Q:仮に、県が岩礁破砕許可を取り消した場合に、政府が海上作業を進める法的な根拠というのはどこにあるというお考えでしょうか。
A:中止をした場合。
Q:はい。
A:それは仮定の、これからの質問でありますので、予断をもってお答えすることは差し控えたいと思います。
Q:例えば、県が取り消した場合に、防衛省としては、取消を無効にする訴訟の提起など、法的な手段を考え得ると思うのですけれども、そういったところまで想定しているのかどうか。
A:まだ、取消をされたということは聞いておりません。仮定の質問につきましては、予断をもってお答えをするということは差し控えたいと思います。
Q:沖縄県が、ボーリング調査について、昨年7月の協議の上での同意というよりも、8月の許可に関わるものなので、ボーリング調査自体も止めるべきだという主張をしているわけなのですが、これについてどういうふうにお考えですか。
A:ボーリング調査も含めて、この事業に係る岩礁破砕等、この手続きについては、先程お話ししましたように、この規則、法令に従って十分な調整を行いました。その上で今、実施を致しておりますので、我々としては瑕疵があったと考えておりませんし、法律、法令、規則に従って実施をしておりますので、引き続き工事を進めてまいりたいと考えて思います。
Q:確認ですが、仮に県が、岩礁破砕許可を取り消した場合、取消そのものの効力はないというお考えですか。
A:仮定の質問につきまして、予断をもって答えるというのは適当ではないと思いますので、答えは差し控えたいと思います。
Q:法治国家として、作業を粛々と進めるということを繰り返しおっしゃっていますけれども、先程もあったように岩礁破砕許可を取り消した場合、法治国家として、作業を進める根拠を示しておかなければいけないと思うのですけれども、その辺りをお答えいただけませんか
A:仮定の質問でありますので、そういったことがありましたらお答えできますけど、現時点でそういった質問についてはお答えできません。

翁長知事、辺野古作業停止指示 2015年3月23日会見詳報(沖縄タイムス公式動画チャンネル)(冒頭発言要旨掲載)

2015-03-24

  昨日、3月23日午後の記者会見。

 翁長知事は、沖縄防衛局に対して「ボーリング調査などの海上作業を30日までに停止するよう指示したと発表し・・。指示に従わない場合は、辺野古埋め立てに関する岩礁破砕許可を取り消すことがある・・(3.23付琉球新報号外より)」とした。

【3月23日午後記者会見 冒頭発言要旨】
 ・・辺野古制限区域内での調査指示にに関するご報告・・。本日、3月23日、沖縄防衛局に対し、辺野古の臨時制限区域内での調査に関し、岩礁破砕がなされた蓋然性が高いと思慮されることから、県が必要とする調査を実施することとし、県の調査終了後、県があらためて指示するまでの間、当該許可区域内を含め、当該工事にかかる海底面の現状を変更するすべてを停止するよう指示・・。
 在日合衆国軍隊の運用上の理由で、県の立入申請を受け入れられないということ・・は、臨時制限区域内に民間工事船や海上保安庁の船艇が多数出入りしており、また、沖縄防衛局は自ら潜水調査を実施していることから、県の調査船の立ち入りが運用上の問題があるとは理由にならず、特に平成26年6月20日に・・臨時制限が課せられる前までは、自由に航行できた水域について、県の調査さえできないということは不合理極まりない。県としては県漁業調整規則違反の懸念が払しょくできないことから、今回の指示を発することとなりました。
 沖縄防衛局には、この指示を真摯に捉え、遠隔な調査ができるよう、知事から許可を受けたものとして、また、臨時制限区域の共同使用を行うものとして、責任ある対応を求めるものである、・・。

翁長知事、岩礁破砕許可取り消しへ。がんばれ翁長知事!!!

2015-03-23

 今日3月23日午後の記者会見。翁長知事は、沖縄防衛局に対して「ボーリング調査などの海上作業を30日までに停止するよう指示したと発表し・・。指示に従わない場合は、辺野古埋め立てに関する岩礁破砕許可を取り消すことがある・・(本日付琉球新報号外より)」とした。

 遂に山が動いた。

 翁長知事の指摘した沖縄県漁業調整規則1条は目的として「沖縄県における水産資源の保護培養、漁業取締りその他漁業調整を図り、併せて漁業秩序の確立を期することを目的とする。」と規定している。沖縄防衛局の埋立事業は、正に、これに違反する。

 今後は、許可権者である沖縄県の有するあらゆる手段を通じて、辺野古新基地建設阻止へ向けた動きと強めていくことになる。

許可規定は次のとおり

沖縄県漁業調整規則
(漁場内の岩礁破砕等の許可)
 第39条 漁業権の設定されている漁場内において岩礁を破砕し、又は土砂若しくは岩石を採取しようとする者は、知事の許可を受けなければならない。

・・・
 3 知事は、第1項の規定により許可するに当たり、制限又は条件をつけることがある。

3.21止めよう辺野古新基地建設 美ら海を守る県民集会・海上行動(名護市瀬嵩)に参加しました

2015-03-21

 今日、3月21日、「止めよう辺野古新基地建設 美ら海を守る県民集会・海上行動」(名護市瀬嵩)に参加しました。

 集会には約4000人の県内外から市民・県民が参加した。集会中に海上抗議行動を展開していたカヌー隊が海保に拘束され、集会参加者全員で抗議行動を行った。

 辺野古海域に巡らされたフロートは極めて異常な状況だ。広大な海域に巡らされたフロートは公権力による暴力そのものだ。沖縄の民意を無視する日本政府の横暴を許してはならない。

3 21辺野古海域フロートの異常な現状】(クリックで同動画へ)

 安慶名副知事はあいさつの中で、翁長知事は県知事選での公約、辺野古新基地建設阻止に向けてぶれる事なく行動していることを強調し、「翁長知事は、みなさんの期待に応える、近近のうちに最大の決断を行うことになる。その際には私も精一杯力を尽くす」と述べ、辺野古新基地建設阻止に向けて力を尽くすことを約束した。

 島ぐるみ会議を代表してあいさつした金秀の呉屋会長は、辺野古新基地建設を阻止に向けて力を尽くすことを約束し、さらに、金秀の収益の一部を島ぐるみ会議に寄付すると述べた。

 集会の最後には、辺野古新基地建設阻止に向けた誓をあらたにした。

球春!!!3月21日第62回沖縄県高等学校野球春季大会が開幕

2015-03-19

第62回沖縄県高等学校野球春季大会

 いよいよ球春、高校野球春季大会が3月21日に開幕する。春の選抜と同じ日に開幕するのだが、県内高校野球のレベルは高く、興味深い。

 大会は、中部商業・宜野座等のシード校を中心に展開されることになるだろうが、昨年の秋季大会のようにシード校が次々と破れる波乱も予想される。

 県内高校野球のレベルの高さは、その練習量と質にあるように思う。進学校である球陽、海邦、昭和薬科などは決してあなどれない。絶対的な練習量不足を補うにはその質を高める必要がある。そして集中力だ。

 何が起こるか分からないのが野球。今春季大会も高校球児の活躍に期待したい。

第62回沖縄県高等学校野球春季大会試合組合せ表

【参考】

昨年、第61回沖縄県高等学校野球春季大会 開会式(午前9時 北谷公園野球場)

私が観た最高の試合でした。監督采配は試合前から始まっていた。島袋(現ソフトバンク)と宮國(現ジャイアンツ)が投げ合った試合です。2010:07:18 夏の甲子園沖縄県大会決勝 興南高校が優勝。春夏連覇も視野に甲子園一番乗り!!!

2015年3月17日午後9時56分 夜の異常爆音の中、嘉手納米軍基地ヘリ2機が住民地域上空で違反訓練。許すな!!!

2015-03-18

 2015年3月17日午後9時56分 深夜の異常爆音の中、嘉手納米軍基地ヘリ2機が住民地域上空で違反訓練。許すな!!!

 基地内を旋回した米軍ヘリが、嘉手納町住民地域上空で違反飛行を繰り返す。動画の1分40秒ころには、私の自宅の上空を爆音と排気ガスを撒き散らしながら通過。極めて異常な事態だ。

 騒音防止協定a 進入及び出発経路を含む飛行場の場周経路は、できる限り学校、病院を含む人 口稠密地域上空を避けるように設定する。に違反する。許されない!!!米軍は直ちに沖縄から出て行け!

2015年3月17日午後9時56分 深夜の異常爆音の中米軍ヘリが住民地域上空で違反訓練

2015年3月18日午前1時26分 深夜の異常爆音 これじゃ寝られない!!!人権侵害だ!!!

2015-03-18

 2015年3月18日午前1時26分 深夜の異常爆音 これじゃ寝られない!!!人権侵害だ!!!

 騒音防止協定i 2200〜0600の間の飛行及び地上での活動は、米国の運用上の所要のために必要と考えられるものに制限される。に違反するどころか、人権侵害だ。

 これじゃ寝られない!!!人権侵害だ!!!米軍は沖縄から出て行け!!!

2015年3月18日午前1時26分 深夜の異常爆音

2015年3月18日午前1時32分 深夜の異常爆音

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☆▼☆△渡辺先生の愛と幸せに満ちたお話 「渡辺和子講話集 CD全12巻
☆▼☆いのちの輝きが教えてくれる豊かな明日への道しるべ 「いのちを見つめて CD全12巻
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