日本の防衛費、本当に少ないのだろうか?〜ストックホルム国際平和研究所公表データから〜
スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が2012年までの世界の軍事費について公表した。圧倒的な軍事力を誇る米国は健在だ。世界全体の軍事費の39%を米国が占める。2位は中国9.5%、3位ロシア5.2%。4位英国3.5%、5位日本3.4%だ。(参照同研究所HM図表 クリックで同HMへ)
日本国内には日本の軍事費がGDPの1%枠内であることに不満の声があるが、客観的状況からすれば、日本の軍事費は決して少なくない。理由は以下の表に現れている。(下表の数字は外務省HM各国情勢を見る(基礎データ・・など)から転載した)
守るべき国土・人口の観点からすれば、日本は国土面積・人口において、大きな国とはいえない。上位3つの国は日本の20倍以上の国土を有している。守るべき範囲は広大である。人口も日本より多い。国土防衛にコストがかかることは容易に理解できる。・・・(続きはこちらをクリック)