「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会嘉手納町実行委員会」が、昨日26日に町役場会議室で開催された。
同実行委員会は嘉手納町及び町議会を含め、町内24団体で構成し、実行委員長に當山宏嘉手納町長、副実行委員長に田崎博美嘉手納町議会議長が就任した。
会議の冒頭であいさつした當山町長は、これまで事故を繰り返してきた欠陥機オスプレイの配備は、これまでの爆音等による基地被害に加え、さらに生命の安全を脅かすものであり断じて容認できない。防衛相への配備反対要請の際に、渡辺防衛副大臣に対し、安全性が確認できるまでは飛ばさないというが、安全性が確認できなければオスプレイは米国に送り返すのか、と問うたところ、渡辺副大臣は明確な回答を示さなかった、と述べ、配備ありきの政府の姿勢に不信感を示した。町民の最大動員により、オスプレイ配備反対の沖縄の民意を示すことの重要性を指摘した。
会議では、具体的取組として、県民大会への最大動員を図るため、バス10台(内8台は第3次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団嘉手納支部が提供、2台は町所有バス)を配置し、約500名の移動手段を確保し、さらに路線バス等の利用を呼び掛けることを決定した。参加呼びかけは、ポスーターの掲示、チラシの配布、さらに広報車及び広報無線等による周知を図ることを決定した。
宜野湾市民大会から
実行委員会では多くの町民の参加で、オスプレイ配備反対の民意し、オスプレイ配備阻止まで闘いを継続する意思を確認した。
【嘉手納町実行委員会への構成団体】 @嘉手納町 A嘉手納町議会 B嘉手納町教育委員会 C嘉手納町自治会長会 D嘉手納町商工会 E嘉手納町漁業組合 F嘉手納町農業委員会 G嘉手納町社会福祉協議会H嘉手納町老人クラブ連合会 I嘉手納町婦人連合会 J嘉手納町連合青年会 K嘉手納町文化協会 L第三次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団嘉手納支部 M嘉手納町更生保護女性会 N嘉手納町子ども会育成連絡協議会 O嘉手納町赤十字奉仕団 P嘉手納町PTA連合会 Q屋良小学校PTA R嘉手納小学校PTA S嘉手納中学校PTA (21)嘉手納高等学校PTA (22)嘉手納町職員労働組合 (23)嘉手納町基地対策協議会 (24)JAおきなわ嘉手納支店 |