2018年4月27日板門店で行われた南北首脳会談。同会談では朝鮮半島の平和構築に向けた双方の意思が確認された。同時に日本と北朝鮮関係についても重要な発言があった。

 29日、韓国大統領府は、金正恩氏が「いつでも日本と対話を行う用意がある。」と述べたと発表した。

 ところで、南北首脳会談後の安倍首相の対応は極めて妙だ。安倍氏は文在寅大統領から金正恩氏がいつでも日本と対話を行う用意があると発言したことを伝えられていたにも関わらず、明らかにしなかった。(詳細は本HM記事南北首脳会談、安倍首相「日本は蚊帳の外ではない 」と?ならば、安倍首相は、日本は、朝鮮半島の平和構築に向けてどのような役割を果たすことができるのだろうか。参照)

 安倍首相は、文在寅大統領に対し、拉致問題等について会談の議題とするよう要請していた。であれば、北朝鮮から日本との対話を求められれば躊躇する必要はないはずだ。安倍首相自ら、会談の申し入れを公表しないから、拉致被害者家族はトランプ詣でをするはめになるのだ。

 まさか、安倍首相は、金正恩氏の会談申入れに戸惑っているのではあるまい。

 野田前首相の解散発言に、やりましょう、と言ったように、会談申し入れに対して受けて立つべきだ。

 北朝鮮と日本との関係改善に向けて、日本は、独自目線で取り組む必要がある。 

(2018年4月30日付琉球新報より)
南北会談での金正恩氏発言要旨 韓国大統領府が29日明らかにした南北首脳会談での金正恩朝鮮労働党委員長の発言要旨は次のとおり。
【日朝関係】
一、いつでも日本と対話を行う用意がある。
【核問題】
一、(豊渓里の)核実験場の閉鎖を5月に行い国際社会に透明に公開するため米韓の専門家とメディアを招待する。
一、もう使えない実験場を閉鎖するだけだと一部で言われるが、これまで使った他に、より大きく未使用の二つの行動があり、しっかり(使える状態で)残っている。
一、米国は北朝鮮に体質的に拒否感を持っているが、対話をすれば私が南(韓国)や太平洋、米国を狙って核(ミサイル)を撃つような人間でないことは分かるだろう。
一、今後頻繁に会って米国と信頼関係をつくり終戦と不可侵を約束すれば、なぜわれわれが核を持って苦しく暮らす必要があるだろうか。
一、
豊渓里核実験場以外の核関連施設の閉鎖や排気には言及せず。
【南北関係】
一、朝鮮戦争のつらい歴史を繰り返さない。一つの民族が一つの地で再び地を流すことがあってはならない。決して武力を使うことはないと明言する。
一、偶発的軍事衝突と戦闘拡大が起きないよう、制度的に管理し防止する実効的措置が必要だ。
一、板門店の「平和の家」に時計が二つ掛かっており、ソウル時間と平壌時間を指している見ると胸が痛かった。北と南の時間(標準時)からまず統一しよう。
一、(ソウル)標準時を使っていたわれわれが(平壌標準時)に変えたのだから、われわれが元に戻す。
一、在沖米軍の撤退問題、2010年の韓国海軍哨戒艦沈没、延坪島砲撃には言及せず。

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