今日の4.28県民屈辱の日県民集会、みんなで参加しましょう。(下記は2013年の県民集会の様子です)

以下は、2013.4.28の屈辱の日抗議集会の様子です。沖縄差別の現状は、何も変わっていません。今日の集会にみんなで参加しましょう。
今日、4月28日に開催された、4・28政府式典に抗議する『屈辱の日』沖縄大会、に参加しました。
参加者1万人。平成の沖縄切り捨てを許すな。沖縄の抗議の声を、日本政府に突き付けました。
1952年4月28日、サンフランシスコ講話条約が発効した。これにより、沖縄、奄美、小笠原は日本から切り離された。
それから61年を経た今、沖縄の米軍基地被害を強いられる現状は変わっていない。沖縄の民意を無視した基地強化は数え上げればきりがない。
①日米両政府の進める普天間飛行場の辺野古移設案
②県民の民意を無視したMV22オスプレイの普天間飛行場への強行配備、さらに7月には追加配備を強行しようと画策している
③嘉手納基地以南の基地返還の条件とされる他の県内基地への機能統合案
④CV22の嘉手納基地配備計画
さらに、爆音・排気ガス・即応訓練等による基地被害は酷くなる一方であり、改善の兆しは一切ない。特に、日米合意を無視したオスプレイの飛行訓練や騒音防止協定を無視した昼夜・深夜・未明を問わない米軍機の飛行訓練は、沖縄全域を空域としており、被害地域・爆音はますます酷くなっている。
米軍人等による事件・事故も酷い。日米地位協定により守られ、基地内に逃げ込めば日本の司法官憲の手が及ばないという現状は改善されない。運用による改善では根本的解決につながらないことは明らかであるにもかかわらず、日米両政府は現状を改善しようとしない。
このような中で行われる4.28政府式典に、沖縄は怒りの声をあげている。多くの登壇者があいさつした。
登壇した中山青春を語る会代表は次のように述べた。自らが白梅学徒であると述べ、政府主催の4.28式典に憤りを覚えると同時に失望したと述べた。政府主催の4.28式典開催は歴史認識を誤っている指摘し、沖縄は去る大戦で住民の4分の1が犠牲となり、米軍基地としての無期限使用が約束され、その後の米国施政権下の苦悩、住民は生命・財産を脅かされ続けてきた。
その発端となった4月28日を祝うなどというのは、正に「平成の沖縄切り捨て」であると断じた。そして、これ以上の沖縄無視を許してはならない。今日4月28日を契機として、沖縄の歴史を全国民に発信しようと提案。今日がスタートになる、一人一人ができる行動をしようと訴えた。
さらに、東條共同代表の大会決議及ぼスローガンの提案は大会に結集した参加者の心を一つにした。
同代表は、政府主催の4.28式典開催の報道を耳にし時、怒りに震え、組織参加を申し出たという。これまでの女性が被ってきた米兵による性被害に対する怒りが政府主催の4.28式典開催により頂点に達したと述べた。その後の大会決議及びスローガンの提案に際してはいっしょに読んでくださいと呼びかけた。会場からは同共同代表とともに大会決議及びスローガンを読み上げる声が聞こえてきた。その声はだんだん大きくなり、会場の決意がひとつになっていくのを感じた。
こんな大会、見たことも、聞いたこともない。結集した参加者の心が一つになった。
今日の大会の参加者数1万人。
会場の宜野湾海浜公園屋外劇場の重要人員は約5千人。会場に入りきれない参加者が会場外に溢れた。大会の最中に、会場に入りきれない参加者がトイレの屋根に登っていたことから、危険だから降りるようにとの注意が流された。