米軍の隠蔽(いんぺい)体質が改めて浮き彫りになった。「普天間飛行場に駐機していたオスプレイに落雷した」と発表された2014年6月の事故は、実は宮崎県の市街地上空を飛行中に起きていた。重大事故の隠蔽に、沖縄県内の訴訟団や市民団体は怒りをあらわにした。
事故を小さく見せたかった?
〒904-0203 沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納122-1
2017年9月29日午後4時、普天間基地所属オスプレイ2機が新石垣空港に緊急着陸した。またも機器の不具合が原因。欠陥機材、危険機材オスプレイを撤去せよ!!!
以下報道等から経緯をまとめた。
【9月29日】 16:50頃 「訓練をしていた米軍のオスプレイが不調になり、新石垣空港に着陸するかもしれない」との情報空港事務所に入る 16:57 オスプレイ1機「03」が緊急着陸 16:57 もう1機「02」のオスプレイが着陸 米軍は「フィリピンへの移動中に1機に警告灯がつき、予防着陸した」と説明。滑走路は47分間閉鎖。 【9月30日】 10:00頃 不具合を起こしたオスプレイ機体「03」の点検作業を米兵が行っている。機体「02」については待機中 17:50頃 オスプレイの乗員の一部10人ほどは、到着したKC130空中給油機でフィリピンに向かった 石垣に緊急着陸オスプレイ点検の様子等の動き 八重山毎日新聞HMより転載 20171001.pdf(クリックで同HMへ) 【10月1日】 「03」につき点検中 「02」につき待機中 |
先月のオーストラリア沖での墜落に引き続き、29日中東のシリアでオスプレイが墜落した。危険機材オスプレイ。直ちに沖縄から撤退せよ!!!
以下はネット記事からの転載だ。
米海兵隊の「オスプレイ」、シリアで墜落 2人負傷 (2017.09.30付CNN.co.jpより転載) (CNN) 米軍は29日、内戦下にあるシリアで米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」が墜落したことを明らかにした。米軍当局者2人がCNNに述べた。 シリアで過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦を進める米軍主導の有志連合は同日、墜落を確認する声明を発表。ただ、現場の場所には触れず、「中東」で起きたとのみ述べた。墜落原因を調べている。 米軍当局者はCNNに、墜落に敵対勢力は絡んでいないと述べた。地上に強く激突したという。 有志連合の声明によると、乗員2人が負傷したが、命に別条はなく、医療施設から退院した。 米国はシリア周辺に顧問として数百人規模を派遣、ISISと戦う「シリア民主軍」の訓練や支援任務に当たっている。この任務に伴いオスプレイは米軍兵士をシリア周辺に輸送しているという。 有志連合の報道担当者であるディロン米陸軍大佐は28日、シリア民主軍はISISが首都と称するシリア北部のラッカ市の約75%を制圧したと記者団に語っていた。 |
またも普天間基地所属のMV22オスプレイが、エンジントラブルで大分空港に緊急着陸した。同機は、岩国基地から普天間基地で向かう途中、エンジントラブルで緊急着陸した。着陸後、同機は火を噴き、白煙を上げた。
同機は、前日にも、岩国基地で白煙を吐き、一時離陸を断念していた。さらに、6月には沖縄県の伊江島補助飛行場に緊急着陸していた。同機はエンジンが使用不能となり、エンジン取り換えのため大分空港に駐機中だ。
危険極まりない欠陥機材だ。米軍は、オスプレイは、直ちに沖縄から出て行け!!!
【経緯】
6月6日 | 普天間基地所属のMV22オスプレイが、伊江島補助飛行場へ緊急着陸。(以下のその内容を伝える琉球新報) |
(2017年6月8日付琉球新報より転載) オスプレイ緊急着陸 米軍「警告灯が点滅」 伊江島 米海兵隊普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが6日夜、伊江島補助飛行場に緊急着陸した。米海兵隊によると、操縦席で警告灯が点滅したことが理由と説明している。機体は米軍が整備した上で、7日午後2時ごろ、飛行して普天間に戻った。人的・物的被害はない。普天間基地所属機を巡っては、今年に入ってから1月20日にAH1Z攻撃ヘリコプターがうるま市伊計島の農道に不時着し、今月1日にもCH53大型ヘリが久米島空港に緊急着陸したばかり。緊急着陸が相次ぐ事態に、基地周辺自治体などからは不安や反発の声が上がっている。 沖縄防衛局によると、今回の緊急着陸は事案から一夜明けた7日午前8時35分ごろ、内閣官房沖縄危機管理官から一報を受けた。防衛局は同日午前9時ごろに県や伊江村、宜野湾市などに連絡した。 県は7日夕、金城典和基地対策課長が米海兵隊と沖縄防衛局に対し、「このような事案が相次いでいることは大変遺憾だ」とし、原因究明や再発防止の徹底を口頭で申し入れた。島袋秀幸伊江村長は同日、本紙取材に「住民に不安を与えないよう米軍には安全管理を徹底してほしい」と述べた。 米海兵隊は7日、本紙に「事故を未然に防ぐために警告が点灯した小さな事案で、その時点で機体に深刻な問題が生じていたわけではない」と説明した。 一方、県幹部は「整備が十分に行き渡っていればそもそも警告が出ることもない」と批判した。 | |
8月28日 | 普天間基地所属のMV22オスプレイが、岩国基地で離陸の際に白煙があがり離陸を断念。 |
8月29日18:34 | 普天間基地所属のMV22オスプレイが、岩国基地から普天間基地に向かう途中、エンジントラブルで大分空港に緊急着陸。白煙と炎があがる。 |
9月5日 | エンジン交換のため大分空港に駐機中。 |
9月7日 | OBS大分放送ニュースより) 岩国基地への飛行に向けて、試験飛行のためエンジン始動したところ、再び白煙があがり、岩国基地に向けた飛行を中止。 7日、視察に訪れた山下参議院議員に対し、米軍は、大分空港に着陸の際に炎や白煙が上がったことについて「日常的に起こること。古い車でも起こるでしょ」という表現で説明したという。http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=09070038673&day=20170907 |
【8月29日大分空港に緊急着陸したMV22オスプレイ】
【9月7日大分空港で白煙があがり離陸を断念したMV22オスプレイ】
9月1日付琉球新報より抜粋 在沖海兵隊は31日、・・・MV22オスプレイが28日に山口県の米軍岩国基地で発煙し、29日に大分空港で発煙し炎が出た問題について「エンジンをかける際や停止する際に煙や小さな炎が出ることは珍しくない」と本紙に回答した。その上で「こういった状態は地上や飛行中の緊急事態とは関係ない」ち強調した。・・・ |
オスプレイは「エンジンをかける際や停止する際に煙や小さな炎が出ることは珍しくない」というが、ジェット燃料や爆弾等への引火の危険性を無視した発言だ。やはり、オスプレイは欠陥機材とうことだ。
8月5日午後4時ごろ、オーストラリアで普天間基地所属のMV22オスプレイが墜落した。墜落の場所は東部クイーンズランド州沖合の海上という。乗務員26人のうち3人が行方不明という。
墜落事故を繰り返すオスプレイ。毎日、嘉手納町住民地域上空で違反飛行を繰り返すオスプレイ。
即時撤去だ。自衛隊への導入も中止。米国との購入契約も解除すべし。
そして、辺野古オスプレイ新基地も阻止。住民排除の機動隊員にはこう言うのだ。
「県警は県民を守れ」「墜落オスプレイのため辺野古新基地の建設は許さない」
(2017年8月6日付琉球新報より) オスプレイ、オーストラリア沖墜落 普天間所属 着艦失敗か3人不明、23人救助 米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが現地時間の5日午後4時ごろ、オーストラリア東部クイーンズランド州沖合の海上に墜落した。洋上展開中の艦船への着艦に失敗したとみられる。在沖海兵隊は、乗員26人中23人を救出したが、3人が行方不明だと発表した。普天間飛行場所属のオスプレイの墜落事故は2016年12月の名護市安部の浅瀬への墜落に次ぎ2度目。 開発段階から“欠陥機”と指摘され続けている同機の危険性が改めて示された格好で、日常的に同機が頭上を飛び交う県内では不安が広がっている。 墜落したのは、海兵隊普天間飛行場所属の第31海兵遠征部隊(31MEU)の第265海兵ティルトローター部隊所属。同部隊所属のオスプレイは、名護市安部での墜落事故以降も、17年6月6日に伊江島補助飛行場に、同10日は奄美空港に緊急着陸するなど不具合が相次いでいた。 県には5日夜、米軍から墜落の一報が入った。富川盛武副知事に在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官から電話があり、ニコルソン氏は「豪州の洋上でオスプレイがクラッシュ(墜落)した」と伝えた。米国や豪州の新聞、テレビの報道は軒並み事故を「クラッシュ(墜落)」と報じているが、在沖海兵隊は「mishap(事故)」と発表している。 沖縄防衛局は5日午後11時ごろ、報道各社に「普天間所属のオスプレイが豪州東海岸で訓練中に事故を起こし、捜索救難中との情報を米側より受けた」とFAXで発表した。 現地紙報道などによると、オスプレイの部隊は7月下旬まで米豪合同軍事演習「タリスマン・セーバー」に参加していた。 |
【政府関係者のコメント】 (2017年8月6日付琉球新報より) (ニコルソン四軍調整官から一報を受けた富川副知事) 「やっぱり、またか、というのが正直なところだ」 (政府関係者) 「沖縄でなくて良かった」と安堵感を示した。 (佐喜真淳宜野湾市長) 「普天間飛行場の所属機の事故で市民に不安を与えたことは遺憾だ。一日も早く返還することが重要だ」 「所属機の事故があったということは市民にも危険が及ぶ可能性があるということだ。明日以降、原因や規模など詳細な情報を集めて対応を決めたい。乗組員たちの安否も気になる」 (2017年8月6日付毎日新聞より) (小野寺防衛大臣) 小野寺氏は「米軍に対して情報提供と原因究明、再発防止を求め、国内でのオスプレイの飛行を自粛するよう申し入れた」と述べた。10日からは北海道大演習場(札幌市など)などで、陸上自衛隊と米海兵隊との共同訓練にオスプレイ6機が参加する予定のため、参加見送りに向けて米側と調整する。 小野寺氏はまた「沖縄の負担軽減について、政府の考え方を伝える機会は重要で、なるべく早く訪問したい」と述べた。14日にも沖縄を訪問し、翁長雄志(おなが・たけし)知事と会談する調整を進めている。 (2017年8月6日付日本経済新聞) 小野寺五典防衛相は6日午前のNHK番組で、在沖縄米海兵隊の新型輸送機オスプレイがオーストラリア東部沖で事故を起こしたことについて「昨日のうちに(米側から)報告があった。米側に情報開示を要求している」と述べた。「安全性の確保も求めていきたい」とも強調した。 (2017年8月6日付四国新聞) 菅義偉官房長官は6日のNHK番組で、在沖縄米海兵隊所属の新型輸送機オスプレイがオーストラリア東部沖で墜落した事故に関し「オスプレイ配備は安全が最優先なので、原因究明をとにかく最優先で行ってほしい」と米側に速やかな対応を要請した。 小野寺五典防衛相も同じ番組で「5日のうちに報告があり、関係自治体に伝えた。米側にしっかりとした情報開示を要求している。安全性の確保を求めていきたい」と述べた。 |
繰り返される、米軍ヘリ・オスプレイ等による人物資等の吊り下げ訓練。読谷村では、吊り下げ訓練中の米軍トレーラーが落下し、幼い女の子が犠牲になった。
民間地上空やその付近で訓練が繰り返される。
危険極まりない!米軍は沖縄から出て行け!
2017年7月21日付沖縄タイムスより 【動画あり】オスプレイ、宜野座村・民間地近くでつり下げ訓練 タイヤ落下事故から4カ月ぶり 米軍のオスプレイが20日午前、沖縄県宜野座村城原の民間地近くで物資をつり下げて飛行した。物資つり下げが確認されたのは3月にタイヤを落とした事故以来4カ月ぶり。住民は激しく反発している。 目撃した住民らによるとオスプレイは2機で、うち1機が物資をつり下げていた。キャンプ・ハンセン内の北側から着陸帯「ファルコン」に飛来。約1時間、交互に低空で旋回した。 琉球大の渡嘉敷健准教授(環境工学・騒音)の測定で、周波数20ヘルツの低周波音が91・1デシベルを記録した。 宜野座村の當眞淳村長は「まずは情報を把握したい」とした上で、「最近、夜間飛行など訓練が激しく、住民から苦情も出ている。地元の生活に最大限配慮してほしい」と求めた。 ファルコンでは17日にもオスプレイが午後11時40分ごろまで訓練した。村は19日、沖縄防衛局に対し、ファルコンの使用禁止、飛行を原則午後10時までに制限する騒音防止協定の順守などを米軍に求めるよう口頭で要望した。地元の城原区は25日、防衛局にファルコンの撤去を求める予定。 つり下げ訓練は昨年12月に民間地上空であり、地元の反発で中断。今年3月の再開当日にタイヤ落下事故を起こし、再び中断していた。防衛局は本紙取材に対してつり下げの事実は認めつつ、米軍に申し入れるかなど今後の対応は明らかにしなかった。在沖米海兵隊は回答しなかった。 |
日常化している嘉手納基地への米州空軍機の(一時)配備。先月5月4日にもコロラド州空軍F16が16機と兵員250名が配備された。F16は連日、嘉手納基地周辺住民の頭上で訓練している。その爆音を凄まじく、嘉手納基地周辺住民の生活を破壊しつくしている。
そのF16が、2017年6月21日、また墜落事故を起こした。米国テキサス州である。
住民の抗議を無視する津堅沖や嘉手納飛行場でのパラシュート訓練等、周辺住民の人権を無視した訓練等も激化している。
爆音・排気ガスなどの基地被害、そして墜落の恐怖から逃れるためにはすべての基地の撤去しかない。
行政・議会をも含めたおおきなうねりにしなければならない。
(2017年6月24日付琉球新報より) 米南部テキサス州ヒューストンのエリントン共同基地で21日午前10時半ごろ(現地時間)、離陸しようとしたF16戦闘機が墜落、炎上し煙が上がった。同機は米オクラホマ州空軍第138航空団所属で北米航空宇宙防衛司令部の下、訓練中だったという。 米メディアによると、同機は弾薬を搭載しており、墜落後基地は閉鎖され、避難命令が出された。北米航空宇宙防衛司令部によると、パイロットは自力で脱出し、病院に運ばれた。事故原因は調査中。同基地は米航空宇宙局(NASA)ジョンソン宇宙センターに近く、軍のほか、NASAの宇宙飛行士の訓練飛行や軽飛行機の利用などもある。 |
【凄まじい異常爆音をまき散らす、一時配備されたコロラド州空軍F16 と思われる機体】
昨年12月13日午後9時30分頃、沖縄県名護市安部の海岸にオスプレイが墜落大破した。凄まじい事故映像に驚愕したばかり。
そんな中、6月6日夜には伊江島飛行場(沖縄県伊江島)に、10日20時50分頃には奄美空港(鹿児島県奄美大島)に、オスプレイが緊急着陸した。いずれもけが人や機体損傷はないとされている。
しかし、半年の間に墜落大破事故を起こし、さらに緊急着陸繰り返すオスプレイは、危険機材そのものだ。
報道によれば、事故から6カ月以上が経過しているのに事故報告は未だに為されず、奄美空港に緊急着陸した機体の帰還先も知らされていない。
こんな危険機材が住民の頭上を飛行するなど許されない。直ちに、すべてのオスプレイを日本から撤去せよ!
【事故を伝えるANNNWES 米軍オスプレイ 鹿児島・奄美空港に緊急着陸(17/06/11)】
奄美空港への緊急着陸の状況【KTS鹿児島テレビHMより】 10日の夜、沖縄県の普天間基地に所属するアメリカ軍のオスプレイが、奄美空港に緊急着陸。なぜ緊急着陸したのか、手順に問題などはなかったのか。 奄美市では、12日夕方、オスプレイの緊急着陸に対する市民団体の抗議集会が開かれました。 |
2017年1月20日午後7時30分頃 普天間飛行場所属攻撃ヘリAH1Z攻撃ヘリがうるま市伊計島の民間地域に不時着。オスプレイ墜落事故(2016年12月13日21:30頃)に続く事故。
このままでは、大事故につながる。絶対に許されない!!!すべての米軍は、沖縄から出て行け!!!
【またもや沖縄・伊計島に米軍ヘリ墜落 (NEWS23) 】
2017年1月20日午後1時8分頃、名護市辺野古区の住宅地上空で、米軍ヘリが兵士を吊り下げて飛行する訓練を実施。危険極まりない。人権侵害だ。
同日2017年1月20日午後7時30分頃には普天間飛行場所属攻撃ヘリAH1Z攻撃ヘリがうるま市伊計島の民間地域に不時着。昨年2016年12月13日にはオスプレイが墜落大破。
沖縄は正に無法地帯。米軍は、すべて沖縄から出て行け!!!
【米軍ヘリが辺野古区上空で兵士吊り下げ訓練】
沖縄県名護市沖に墜落大破したオスプレイ、同日脚部故障(えぇぇぇ・・・・!?)により普天間飛行場に胴体着陸したオスプレイに関する、防衛省見解に見る日本政府の米国隷従性について
オスプレイ墜落大破事故への防衛省の見解は、事故原因も不明なままに米軍説明を鵜呑み。判断能力なし!
さらに、同日墜落大破したオスプレイを救助に向かったオスプレイが、脚部故障により普天間飛行場に胴体着陸していた。ところが、これについても、米軍説明を鵜みするのみ。米国隷従国家丸出し!!!
沖縄県名護市沖に不時着水したMV−22オスプレイについて 平成28年12月19日 防衛省 防衛省は、今月13日に沖縄県名護市沖に不時着水したMV−22オスプレイ(以下、「オスプレイ」という。)について、事故直後から、在日米軍から情報提供を受け、継続的に様々な照会を行ってきたところ、本日までに確認された事故の概要、事故の状況及び原因、米側が取った対策並びに飛行再開に係る情報については次のとおりです。 1.事故の概要 ・2016年12月13日(火)、21時30分頃、沖縄県名護市東海岸の沖合で、米海兵隊普天間基地所属のオスプレイ1機が不時着水した。 ・搭乗員5名は無事(うち2名は負傷したため入院したが、意識あり。1名は12月15日(木)に退院。1名は19日現在経過観察のため引き続き入院中)。 2.事故の状況及び原因 ・不時着水したオスプレイは、沖縄北東の海上で、他のオスプレイ1機とともに米空軍嘉手納基地所属MC−130×1機から空中給油を受ける夜間訓練を実施していた。空中給油訓練は、常に陸地から離れた海の上空で行っているが、事故当時も陸地から数十Km離れた沖合上空で実施していた。当時の天候は、強風により良好なものではなかったが、夜間空中給油訓練に関する既定の条件の範囲内であった。 ・空中給油機から出される給油ホースにオスプレイ側の受け手の給油管(プローブ)を差し込み、給油が行われた。給油が終了し、オスプレイのプローブとMC−130の給油ホースを分離させた後、21時5分頃、乱気流等により、給油ホースとオスプレイのプロペラのブレード(羽)が接触し、ブレードが損傷した。 ・オスプレイの空中給油に際してこのような接触が発生したのは、今回が初めてであり、詳細な原因につき、現在、調査が行われている。 ・オスプレイのブレードの損傷は回転するうちに大きくなり、飛行が不安定な状態となった。パイロットの判断により、訓練地点から相対的に距離が近いキャンプ・シュワブを目的地として飛行する中で、地元への影響を極小化するため海岸沿いを飛行していたが、途中辿り着けないことが分かったため、パイロットが意図した地点である浅瀬に不時着水した。 ・したがって、本件事故は、搭載システム、機械系統及び機体構造を原因とするものではなく、空中給油に際して給油ホースとオスプレイのプロペラが接触したことによるものである。 (注 調査中と言いながら何故、結論付けることができるのか?) 3.米側が取った対策 ・日本におけるオスプレイへの昼夜全ての空中給油を一時停止。 ・その上で、搭載システム、機械系統及び機体構造についても、安全性を改めて確認するため、飛行を一時停止し、米側において普天間基地所属のオスプレイ全ての機体に対し、機体構造、電気系統、エンジン、油圧機構等の飛行安全上の重要箇所全てについて確認したが、問題は発見されなかった。 ・さらに、不測事態発生時における安全手順について、搭乗員の理解度を再確認するため、搭乗員全員に対し集合教育を行った。 4.飛行再開 詳細についての調査は継続中であるが、今般の事故の原因は、もっぱら空中給油中に当該航空機のプロペラのブレード(羽)が給油ホースに接触したことによるものであると考えられることから、次のとおり対処することとする。 ・昼夜ともに空中給油の再開にあたり慎重かつ段階的なアプローチがとられる。空中給油は、集合教育、手順の確認及び地上におけるシミュレーションなどの手順が完了した後に実施される。 ・その上で、その他の飛行については、オスプレイの機体自体の安全は確認されたことから、12月19日(月)午後から再開する。 5.日本政府の評価 ・本事故の状況・原因及び同日に発生した脚部故障事案への対応(別添参照)に関しては、これまで米側から得た情報等に基づき、防衛省・自衛隊の専門的知見に照らせば、合理性が認められる。 (注 米軍から得られた情報等と書くことで防衛省の責任が逃れられるとでも思っているのだろうか。「米側情報から憶測するに」が正しいのではないか。沖縄県民はもちろん、オスプレイが飛び交う日本中の地域住民の生命身体財産は守れない) ・米軍は、本事故の発生原因に関わる空中給油については、集合教育、手順の確認、地上におけるシミュレーションが完了した後に実施することとしている。 ・米軍は、本事故がオスプレイの搭載システム、機械系統及び機体構造が原因ではないと考えられる中で、同日に別のオスプレイの脚部故障が発生したことも踏まえ、他の全ての機体について、脚部を含む点検を実施し、問題がないことを確認している。 (注 米軍のみが確認。その報告を鵜みにするだけ、日本は現場調査を行えない。主権無し、国民の生命身体財産への脅威放置国家だ!) ・以上を踏まえると、本日19日午後から空中給油以外の飛行を再開するとしたことは理解できるものと考えられる。 ・今後、空中給油の再開の前に、同種事故の防止のために米側においてとられた安全上の措置について、引き続き日本政府に対する具体的な情報の提供を求め、米側もこれを了承した。 (注 「引き続き日本政府に対する具体的な情報の提供を求め」。事故を起こした米側が日本政府に何を求めるのか。意味不明) 以 上 |
(別添) MV-22オスプレイの脚部故障事案について 防衛省は、MV-22オスプレイの脚部故障事案についても、在日米軍から情報提供を受け、継続的に様々な照会を行ってきたところ、本日までに、事案の概要と米側の対策に係る情報を得ましたのでお知らせします。 ○ 事案概要 ・ 12月13日(火)、米海兵隊普天間基地所属オスプレイが、今般不時着水したオスプレイに給油した空中給油機と同じMC−130から空中給油を受けた後、不時着水したオスプレイからの救難連絡を受け、着水現場に向け飛行し、救難要員が到着するまでの間、空中監視を行っていた。 ・ その後、空中監視任務を終えて普天間基地に帰還したが、機体に格納されている着陸装置(脚部)を機体から出すことができなかった。 ・ 当該オスプレイは、同日23時45分頃、垂直離着陸モードにて、着陸時の衝撃を吸収するパッドの上に緩やかに着陸した。 ・ これは、着陸前に脚部が機体から出ない場合に安全に着陸するための確立されたマニュアルに従って行われたものである。 ・ 当該機の脚部以外の全ての機能は正常であった。 ・ 負傷者及びオスプレイの機体も含め財産被害はない。 ○ 米側の対応 ・ 当該オスプレイに対し、修理と検査が行われている。 ・ このほか、全ての普天間基地所属オスプレイに対し、脚部を含む機体の点検が行われ、問題は発見されなかった。 ・ 着陸前に脚部が機体から出ない場合の手順は、搭乗員の理解を徹底するため、常日頃から継続的に搭乗員全員に対し確認している。 |
2017年1月12日付沖縄タイムスによれば、2014年6月26日宮崎県小林市上空で、オスプレイが飛行中に落雷、プロペラを破損し、制御機器トラブルが発生。しかし、危険を避けて付近空港に着陸することなく、そのまま普天間基地に帰還したという。沖縄県民の生命軽視。人権無視の姿勢は許されない。
本来なら近くの飛行場に不時着すべきであるのに飛行を続け、普天間飛行場に着陸した。付近住民への配慮など一切ない、極めて危険な行為であり、断じて許せない。
さらに、事故発生の事実を隠蔽しようとしていた事実まで明らかになった。
2014年8月7日付琉球新報によれば、県基地対策課が、沖縄防衛局を通じて海兵隊に問い合わせたところ、「6月27日ごろ、普天間に駐機中に落雷の被害を受けたとのことだった」とし、普天間飛行場での駐機中の落雷事故と説明していたことが分かった。
米軍の隠蔽体質はもちろん非難されなければならないが、その説明の真偽を確かめようともせず、鵜呑みにするだけの沖縄防衛局はさらに避難されなければならない。
基地周辺住民の生命身体財産の守る姿勢を微塵も示さない沖縄防衛局、防衛省、日本政府の姿勢を見ていると、有事の際に本当に国民の身体生命財産を守るのか、疑念を持たざるを得ない。
(2017年1月12日付沖縄タイムスより転載) 【ジョン・ミッチェル特約通信員】米軍オスプレイが2014年6月、落雷に遭った事故が当初の「駐機中」との説明とは異なり、宮崎県の市街地上空を飛行中に起きていたことが分かった。右側のプロペラ3枚のうち2枚が破損したほか、複数の制御機器にトラブルが発生していた。本紙が情報公開請求で米海軍安全センターの調査報告書を入手した。 報告書によると事故機は14年6月26日午前10時51分、岩国基地(山口県)を離陸。普天間飛行場に向けて飛行していた午前11時43分、雷に打たれた。乗員は明るい閃光(せんこう)と乱気流を感じたという。乗員3人にけがはなく、そのまま普天間に着陸した。 事故は当初、海軍安全センターの公表リストに掲載されたが、その後説明がないまま消去されていた。米軍は本紙や県などの問い合わせに「飛行中に落雷の兆候はなかった」「普天間に駐機中だった」などと説明していた。 報告書に記された緯度経度によると、実際の発生場所は宮崎県小林市の上空。高度は不明だが、付近には県立高校や市役所がある。 また、当日は飛行前から悪天候が予想されていたことも判明した。出発地の岩国と航路に近い鹿児島空港の気象観測では雷雨やあられ、乱気流の警報が出ていた。ところが、事前の飛行計画にはこれらの警報の記載がなかった。何らかの理由で乗員に伝えられなかった可能性がある。 悪天候の中で飛行が許可された理由は、海軍安全センターが報告書の公開にあたって削除した。「公表すれば、事故原因調査に支障が出る」と説明している。 ただ、事故機の飛行計画がずれ込んでいたことは分かった。事故機は別のオスプレイと計2機で6月24日、兵器と兵員の輸送のため普天間から韓国の米軍烏山(オサン)基地に飛行。当初はその日のうちに引き返す予定だったが、荷物の積み降ろしに時間がかかった。翌25日、給油のため岩国に飛行した時も、悪天候のために一時待機を強いられていた。 落雷事故による被害総額は28万6627ドル(約3300万円)。当初、センターの公表リストでは最も重大なクラスA(200万ドル以上)に分類されていたが、最も低いクラスC(5万ドル〜50万ドル)に分類し直された。 普天間所属のオスプレイは昨年12月にも乱気流、強風の中で夜間の空中給油訓練を実施し、名護市安部の海岸に墜落した。13日で事故から1カ月を迎えるが、正確な事故原因が公表されないまま飛行は再開されている。
オスプレイ飛行中落雷、なぜ米軍は隠していたのか 米軍の隠蔽(いんぺい)体質が改めて浮き彫りになった。「普天間飛行場に駐機していたオスプレイに落雷した」と発表された2014年6月の事故は、実は宮崎県の市街地上空を飛行中に起きていた。重大事故の隠蔽に、沖縄県内の訴訟団や市民団体は怒りをあらわにした。 事故を小さく見せたかった? ■頼和太郎さん(リムピース編集長) 落雷に遭ったのが駐機中ではなく、宮崎県の市街地上空で飛行中だったことをなぜ隠していたのか。これは国内でオスプレイ配備に反対の声が根強い中で、事故の重大性を小さく見せたかったのだろうと考える。 当初、米軍側が被害クラスAとしていたものをクラスCに分類し直したことからも、日本国内の世論を気にしてオスプレイの事故率を上げたくないという米軍側の思惑が見える。 航空機が落雷に遭うのはよくあることだがプロペラの破損や制御機器のトラブルなど、重大な問題が発生しているのであれば安全な場所に不時着するべきだった。市街地上空で大きな事故を招く危険性もある中、そのまま普天間飛行場まで飛行を続けたことは考えられない。 オスプレイ以外の米軍機でも同じような事案が繰り返され、隠されている事実がもっとあるはずだ。(談)
プロペラ破損したまま普天間へ戻る 「あまりにもひどい」。普天間爆音訴訟団の島田善次団長は、落雷でプロペラが破損したままのオスプレイが、そのまま普天間飛行場まで飛行していたことに怒りの言葉を何度も口にした。「政府や米軍が繰り返す安全性は、全くのうそだ。ひどいという言葉しか頭に浮かばない」と吐き捨てるように言った。 同訴訟団の石川元平副団長は「県民だまし、国民だまし。みんなだまされ続けている。オスプレイの問題だけでなく、米軍絡みのあらゆる事件事故に通じる」と強調。「オスプレイは“空飛ぶ棺おけ”。本土に住む人たちも早く気付くべきだ」と声を荒らげた。 「米軍の説明はごまかしばかりで全く信用できない」。第3次嘉手納爆音訴訟原告団の新川秀清団長は、米軍が昨年12月の同機墜落を「不時着水」と矮小(わいしょう)化していることを挙げ、「事故を小さく見せかける米軍のやりたい放題に対し、政府は何も言えない。植民地と変わらない。怒りの沸点を超え、ワジワジーという言葉では全く足りないくらいだ」と憤った。 県統一連の瀬長和男事務局長は「事故率を低く見せ、安全だと示したい思いがあるかもしれない」と不信感を示した。宮崎県の市街地上空での落雷については「そもそもオスプレイに反対だが、市街地上空を飛ぶこと自体が問題」と指摘。悪天候が予想された中での飛行実施について「人命より、米軍の都合が優先されていることが改めて分かった」と語気を強めた。 |
(2014年8月7日付琉球新報より) オスプレイに落雷 普天間駐機中「重大事故」に分類 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米海軍安全センターの米軍航空機事故リストによると、米海兵隊所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが6月27日に沖縄で落雷事故に遭い、事故の規模が最も重大な「クラスA」に分類されていたことが分かった。 県基地対策課は、報道を見て5日、沖縄防衛局を通じて海兵隊に問い合わせをしたところ、「6月27日ごろ、普天間に駐機中に落雷の被害を受けたとのことだった」とした。その上で、同課は、「飛行中の事故ではないので、海兵隊への要請などは現段階で特に考えていない」と話した。 米海軍安全センターのクラスA事故一覧表は「事故は岩国基地(山口県)から普天間飛行場への移動中に起きた疑いがある」と記録している。オスプレイは外来機としては沖縄に飛来しないため、事故機は普天間飛行場所属とみられる。 米海軍安全センターは航空機事故をAからCの度合いで分類。最も重大の「クラスA」は損害額200万ドル(約2億円)以上の事故が該当する。今回の事故も機体損傷の度合いが大きかったことがうかがえる。 |
2016年12月13日午後9時30分頃、沖縄県名護市安部の海岸に墜落大破したオスプレイ。事故原因不明なままの飛行再開し、さらに1月6日には墜落事故原因の直接の契機となった給油訓練も再開。
5日の記者会見で、防相は陸地での給油訓練は行わないというから大丈夫、給油訓練再開は理解できると発言そして7日の記者会見では、給油訓練再開開始報告も米軍の配慮の賜物(「日本側からも強く安全確認と再発防止については申し入れ、マルティネス氏に、関心が高いという点、非常に懸念が大きいとお話をしていたものですから、米側から通報があったということだと理解しております」)と発言。
地元沖縄の墜落事故への恐怖・脅威については、「地元のみなさん、そして、国民からも関心が高く」と表現。度重なる沖縄の抗議の声を完全に無視。
オスプレイ機体の問題について防衛省が調査しろよ!国民の生命身体財産が脅威にさらされているのだ。
丁寧な説明は不要! オスプレイを直ちに撤去せよ!!!
(平成29年1月7日防衛大臣臨時記者会見概要より抜粋 クリックで同HMへ) Q:米軍のオスプレイに関して‥、・・空中給油・訓練を6日に再開したと報道がありました・・事実関係を‥把握してい・・るか・・。 A:通常、米軍が訓練を行う際に、運用に関わることなので、訓練時間等を含む詳細な情報が日本側に通報されるということはありません。他方、今回、米側から6日の昼間に沖縄周辺の海上の訓練区域で空中給油を行い、問題なく終了した旨の情報提供があったところです。防衛省としては、今後とも米軍機の飛行に際して、安全面の確保が大前提との認識の下、米側に対して、安全面に最大限配慮するとともに、地域住民に与える影響を最小限にとどめるよう求めていきたいと思っております。 Q:昨日の昼間に空中給油訓練をしたという連絡があったと。その連絡があったのも昨日ということでよろしいですか。 A:そうです。 Q:今後も空中給油訓練をする際にも連絡があるということでしょうか。 A:その点については、冒頭申し上げましたように、運用に関わる問題として、訓練の時間等を含む詳細な情報が日本側に通報されることは通常ありません。ですので、その点について何か求めて行くということは、日本側としてはないということです。 Q:今回、連絡が来たのは何故なのですか。 A:非常に、オスプレイの事故に対して、地元のみなさん、そして、国民からも関心が高く、また、日本側からも強く安全確認と再発防止については申し入れし、オスプレイの再開のあった後は空中給油に関して非常に集中的な協議をして、防衛省としてもしっかり分析をして、それについての再発防止策がとられていることなど、私からも沖縄に行った折にも、マルティネス氏には、事故当日からお話をしているように、非常に集中的な協議がなされ、関心が高いという点、それから非常に懸念が大きいとお話をしていたものですから、米側から通報があったということだと理解しております。 |
昨年12月13日午後9時30分頃に名護市安部海岸に墜落大破したオスプレイ。ところがその12日前の12月1日はカリフォルニア州で、構造的な故障検出により国有林近くに緊急着陸していた。
米国では人里離れた場所で訓練するオスプレイ。ところが沖縄では、事故原因も不明なまま、事故後すぐに訓練を再開し、陸上部での給油訓練はしないとの理由で給油訓練再開を容認する日本政府。
日米両政府による沖縄差別を許してはならない。
(2016年12月3日付沖縄タイムスより転載) オスプレイ緊急着陸 米加州、構造的な故障検出 【平安名純代・米国特約記者】米カリフォルニア州サンディエゴで1日午後3時45分ごろ、米海兵隊の垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイ1機が国有林地帯近くに緊急着陸した。海兵隊当局は安全性を確保するための予防着陸で人的被害はないと説明しているが、機体の損傷や着陸地点での被害などは明らかにしていない。米専門家は安全上の懸念を伴う緊急着陸の可能性が高いと指摘している。 海兵隊当局によると、機体は同州ミラマー基地所属の第13海兵遠征部隊第166海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM166)所属。通常飛行訓練中に機体整備を促す警告表示が点灯したため、安全確保の予防的措置として同基地から東へ約50キロ地点にある国有林地帯近くの民間地へ着陸したという。 地元テレビ局NBCは、機体はミラマー基地にすぐには帰還せず、着陸地点で必要な整備などを行うと報じている。 米国防総省の国防分析研究所(IDA)のレックス・リボロ元主任分析官は、「オスプレイには、チップ検出器と呼ばれる構造的故障を検出する多数のセンサーがあり、反応があると『即時着陸』の警告灯が点灯する。今回の緊急着陸はこのチップ検出器が反応した予防着陸の可能性がある」と説明した。 |
【過去のオスプレイ事故】
(2015年12月14日付琉球新報より転載) オスプレイ着艦失敗 米加州沖 普天間にも飛来ミラマー基地所属 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、米西部カリフォルニア州南部の海兵隊基地キャンプ・ペンドルトン沖で現地時間の9日午後5時ごろ、輸送揚陸艦「ニューオーリンズ」への着艦に失敗していたことが13日分かった。海兵隊が明らかにした。死傷者はいないという。 事故機はカリフォルニア州ミラマー基地所属の第13海兵遠征部隊第166海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM166)のオスプレイ。操縦士を含め計26人が搭乗していた。 米メディアの報道などによると、非戦闘員の退避を想定した訓練中に事故を起こした。事故機の所属部隊は、2016年から中東やアジア太平洋地域に展開することになっている。 第13海兵遠征部隊は米メディアに対し「いわゆるハードランディング(激しい衝撃を伴う着陸)と結論付けるのは時期尚早だ」と述べ、事故原因を調査するとしている。 オスプレイは5月、ハワイ州のベローズ空軍基地での訓練中に墜落し、2人が死亡した事故を起こしてる。今回、事故を起こしたミラマー基地所属のオスプレイは3月、4月、8月に米軍普天間飛行場に飛来している。【琉球新報電子版】 |
2016年12月13日午後9時30分頃、沖縄県名護市安部の海岸に墜落大破する事故を起こしたオスプレイ。事故原因不明なままに飛行を再開し、さらに1月6日には墜落事故原因の直接の契機となった給油訓練も再開する。
5日に記者会見した防相。事故原因は不明なまま、陸地での給油訓練は行わないというから大丈夫と。給油訓練再開は理解できると。
オスプレイ機体の問題について防衛省が調査しろよ!国民の生命身体財産が脅威にさらされているのだ。
環境要因と人的要因で墜落事故を繰り返すオスプレイ。それ自体が危険機材という証左だ。
今回墜落事故は海上給油訓練の際に発生したもの(しかも原因不明)。陸上訓練は実施しないことが訓練再開の理由とはならない。
事故原因も不明なままでの訓練再開は許されないし、これ以上沖縄県民を危険にさらすことは許されない。
丁寧な説明は不要! オスプレイを直ちに撤去せよ!!!
1月5日の防相会見より判明した事項 ①事故原因については不明 ・オスプレイの事故以来、事故原因がオスプレイの機体自身の問題ではないと説明は一貫してあったが、米側が事故調査をまだ行っていて、事故の原因を完全に特定するというには至っていない。 ・事故は、夜間の空中給油という高い技能を要するオペレーションが、強風、乱気流といった気象条件下で行われていたという環境要因と、人的要因が複合的に重なって発生した可能性について、日米間で見解が一致した。 ②事故を受けての対策 「(防衛省は)今回の事故を引き起こした要因について、かなり、あらゆる可能性を分析し、そして、それらの要因を幅広く網羅する再発防止策を米側が実施したことを確認した。さらに、米側において、今後とも空中給油訓練は陸地から離れた海域の上空でしか実施しないと、陸地の上空では実施しないということも確認をした」 「総合的に考えて、1月6日からオスプレイの空中給油訓練を再開することは理解ができ、また、沖縄を始め地元の皆様方にしっかりと事故の原因と対策について説明をしていきたいと考えています。」 |
平成29年1月5日防衛大臣臨時記者会見概要より抜粋(クリックで同HMへ) Q:・・・米軍のオスプレイに関してですが、6日に飛行を再開するということになりましたけれども、米軍によると、その詳細な事故の要因については最終的な調査によって確認されるという話になっていますけれども、この段階の再開ということになった点についてはどう捉えてらっしゃいますか。 A:オスプレイの事故以来、それがオスプレイの機体自身のものではないと説明は一貫してあったわけですけれども、それについて、しっかり原因の究明と情報提供、さらには再発防止策をしっかりやることが前提であるということで、私自身もそうですし、米側との間での協議は集中的にこの間、行ってきたというふうに思います。そして、オスプレイの再開はありましたが、給油訓練についても、空中給油の再開に関しては、さらに集中的に協議を続けてきたところです。今、御指摘のとおり、まだ、米側が事故調査をまだ行っていて、事故の原因を完全に特定するというには至っていませんけれども、かなり詳細な対策についても、米側から示されたところであります。今般の事故に関しては、夜間の空中給油という高い技能を要するオペレーションが、強風、乱気流といった気象条件下で行われていたという環境要因と、人的要因が複合的に重なって発生した可能性があるということで、日米間で見解が一致したところであります。また、防衛省として、今回の事故を引き起こした要因について、かなり、あらゆる可能性を分析し、そして、それらの要因を幅広く網羅する再発防止策を米側が実施したことを確認したところです。さらに、米側において、今後とも空中給油訓練は陸地から離れた海域の上空でしか実施しないと、陸地の上空では実施しないということも確認をしたところであります。詳しいペーパーは、私のコメントもお渡ししているところですけれども、防衛省としてもあらゆる可能性について分析し、再発防止策も確認をしたということであります。一方、オスプレイが緊急事態や災害救援の場で活躍していることも事実ですし、空中給油がその活動を支えるために欠くことが出来ないオペレーションであります。一例としてですけれども、米側の説明ですが、昨年の4月に発生した熊本地震の際、被災地まで救援物資を輸送したオスプレイは、フィリピンから空中給油を受けて派遣されたということでございます。そういったことを総合的に考えて、1月6日からオスプレイの空中給油訓練を再開することは理解ができ、また、沖縄を始め地元の皆様方にしっかりと事故の原因と対策について説明をしていきたいと考えています。 |
12月13日のオスプレイ墜落事故を受けて琉球大、沖縄キリスト教学院大・同短大、名桜大、沖縄国際大、県立芸術大、沖縄大、県立看護大、沖縄女子短大、沖縄工業高等専門学校の9学長,校長が連名でオスプレイの飛行中止などを求める要請文を公表した。
沖縄県内の大学・高専等はこれまでにも学校上空での米軍機の飛行中止を求める要請を行ってきた。
沖縄県内における米軍による教育環境破壊は計り知れない。
沖縄は沖縄の声を上げ続ける!!!
2014/10/15 沖縄県内大学・短大・工業高専等10校学長が日米両政府に「飛行中止」要請〜爆音を無くし、子どもたちの学習環境を保全するために声を挙げよう!〜
(2016年12月27日付琉球新報) オスプレイの飛行中止要請 9高等教育機関の学長ら 米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの名護市安部海岸への墜落事故と、普天間飛行場での胴体着陸を受け、県内の大学、短大など9高等教育機関の学長・校長は27日午前、日米両政府に対し、オスプレイを含め国内で事故を起こした米軍機の沖縄県陸域での飛行中止などを求める要請文を公表した。日本政府は首相、防衛相ら、米国政府は大統領、国防長官らに送付する。 要請文は琉球大、沖縄キリスト教学院大・同短大、名桜大、沖縄国際大、県立芸術大、沖縄大、県立看護大、沖縄女子短大、沖縄工業高等専門学校の学長・校長の連名。この中では「ニコルソン在沖米四軍調整官の傲岸不遜(ごうがんふそん)な発言に現れているように、日米地位協定によって県内の基地が米軍の自由使用となっていることに問題の根源がある」と指摘した。飛行中止のほか、2件の重大事故の原因究明と再発防止、北部訓練場のヘリパッドを使ったオスプレイの訓練中止、日米地位協定の改定を求めている。 同日午前、琉球大の大城肇学長、沖縄キリスト教学院大・同短大の友利廣学長、県立芸大の比嘉康春学長、沖縄大の仲地博学長、県立看護大の嘉手苅英子学長が県庁記者クラブで会見した。友利氏は「事件事故が繰り返されるのは日本政府の姿勢に問題がある。要請文は抗議声明と言い換えてもいい」と強調した。また仲地氏は「学生の安全、大学の安全、県民と地域の安全のために大学人として声を上げなければいけない」と指摘した。【琉球新報電子版】 |
在沖米海兵隊「空中給油を含めたMV22オスプレイの飛行訓練は19日に再開した」と回答(12月25日付琉球新報より)
12月25日付琉球新報によれば「在沖米海兵隊は琉球新報社の質問に対し、電子メールで「空中給油を含めたMV22オスプレイの飛行訓練は19日に再開した」と回答した上で「全ての飛行訓練は(日米)双方で合意した訓練域内で実施される。運用上の安全保障の観点から時間や日付など詳細は明かさない」と説明した。」と報道した。
墜落大破したオスプレイ事故に関して、稲田防衛大臣は12月20日の記者会で「・・・、空中給油訓練については、引き続き停止をするということで、自衛隊の専門的な見地から合理性がある、すなわち、機体に問題があったものではないということで、理解を求めていくということでございます 」と発言し、空中給油訓練抜きの飛行開始であると強調した。あきれる稲田防相発言だが、それも沖縄騙しだった。(詳細はあきれる稲田防相記者会見。沖縄は沖縄県民を愚弄する稲田防相を絶対に許されない!!!〜言語道断なオスプレイ飛行再開に「国民一般の理解は得られる」と〜)
報道等によれば、墜落大破事故を起こしたオスプレイの飛行開始については、
①当初は伊江島に駐機中のオスプレイ1機(伊江島駐機の理由は不明)の普天間飛行場への帰還だった
②それが、事故原因と説明される空中給油訓練抜きの完全運用開始となり、
③米海兵隊は「空中給油を含めたMV22オスプレイの飛行訓練は19日に再開した」発表
になったのである。
日本側から見れば、菅官房長官や稲田防相の面目丸つぶれである。
対米関係において、安倍政権、日本政府には、当事者能力がないことが明白になった。
米軍が騙したのか、日本政府が嘘をついたのかは分からないが、いずれにせよ、沖縄の民意など取るに足らないとする沖縄差別の日本政府の姿勢が明確になった。
墜落大破事故を起こしたオスプレイの飛行再開を受けて、翁長知事は「言語道断だ。とんでもない」「もうそういう(日本)政府は相手にできない。法治国家ではない。」「日米地位協定の下、日本が主体的に物事を判断する状況にない」(12月20日付琉球新報より)と断じた。
この沖縄蔑視差別的状況を打開するためには日本政府を介しては実現不可能だ。米国との直接交渉、国際世論を巻き込んでの運動の展開以外に途はなさそうだ。
2016年12月22日「欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会」NET参加しました。
所用で事務所を離れられず、琉球新報がNET配信する動画を見ながら集会に参加しました。集会の趣旨は翁長知事のあいさつに凝縮されていました。その内容を抜粋しました。
沖縄に住む私たちのために、そして、未来のために、心を一つにして闘いぬきましょう。
(翁長知事あいさつから抜粋) 最高裁判所は前知事の埋立承認判断について最大限尊重しておりますが、これは逆に言えば、私の今後の埋立変更等の様々な知事権限の行使について、最高裁判所が、幅広い裁量権限の行使を後押しすることを意味します。 私は、法令に則り、厳正に審査を行い、承認変更等要件の判断をおこなっていきます。 私は、沖縄県民が、日米両政府が辺野古新基地建設を断念するまで戦い抜くことを信じています。 これまで、私は、建白書実現のオール沖縄の立場で、公約を守り全力を尽くして参りました。今後も県の有するあらゆる手法を用いて、”辺野古に新基地は造らせない”という公約実現に向けて、不退転の決意でとりくんでいきます。 ぐすーよー、むるさーに、ちむ(肝)てーちぃなち、くわぁうまがぬぅたみ、ちゃーしんまきてーないびらん。辺野古新基地ちゅくらさんぐとぅなれー、オスプレイやうちなーからうらんぐとぅないびーん。かんなーじちゅくらさんでぃいるぐとし、ちばらなやーさい。いっぺーにへーでーびぃる。 (訳) 全県民へ、私たち県民が心を一つにして、子や、孫、そしてこれから生まれてくる子どもたちのためにも、絶対に怯(ひる)んではなりません。 辺野古新基地建設を阻止すれば、オスプレイなどは沖縄から消えてなくなります。 絶対に辺野古新基地は造らせない。共に、がんばりましょう。 ありがとうございました。 |
【欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会】(琉球新報配信)
オスプレイの飛行再開に関する稲田防相の記者会見。米国からの十分な説明もないままに、紙一枚・電話一本でという稚拙なもの。にもかかわらず、稲田防相は、突然の飛行再開について「国民一般に理解を得られる」とうそぶく。沖縄の理解を得られるのか、との質問には「丁寧に説明をして、理解を得るよう努力をしていきたい 」と答えるのが精一杯だ。
墜落事故と同時に、普天間飛行場へ胴体着陸していたオスプレイ。
恐怖のどん底に落とされた沖縄県民の理解など得られるはずもないことは、稲田防相自身が一番良く知っている。
沖縄は、オスプレイ飛行再開を容認し、沖縄県民を愚弄する稲田防相を絶対に許さない!
Q:昨日、オスプレイが全機再開されましたが、…米側からの説明というのが、コメントのリリースの一枚だけで、県民にも国民にも説明されていらっしゃいません。この点について、米側の対応をどう思われるのか。日本として、米側に説明をさらに求める必要があるかというについてお願いします。 A:私は何度も申し上げておりますけれども、やはり沖縄をはじめ、地元の方々に対して、丁寧に説明をして、理解を得ることが必要だというふうに思います。それは、国もそうですし、防衛省もそうでありますし、また、米側も含めてしっかり説明をしていくことが必要だというふうに思っております。 Q:その点で米側に働きかけというのはされたのでしょうか。 A:具体的なやりとりについては、詳細は申し上げることは差し控えますけれども、しっかりそれぞれが説明をしていくことが必要だと思っております。 Q:翁長知事は、今回の事故から六日後に飛行を再開したことや、今回の説明が急だったことも含めて、日米安保を担っている沖縄県民への配慮が足りないというような発言をしていますが、その点はいかがお考えでしょうか。 A:今回の事故に関しては、オスプレイという、まさしく安全性に関して沖縄においても、また、地元においても様々な意見がある中で起きたものなので、非常に遺憾に思っておりますし、しっかり、こういった事故が繰り返されないよう、米側に対して安全対策に最大限取組むよう、強く今後とも働きかけてまいりたいというふうに思っております。また、昨日、防衛省から発表し、また記者会見も行なったところでありますけれども、この点についても、沖縄を始め、地元の方々に説明をし、理解を求めていきたいというふうに思っております。 Q:オスプレイですが、15日に大臣、翁長知事と会われたときに、機体に原因がないのであれば、それを具体的な根拠をもってお示しいただかなければならないし、何よりも、県民と国民が理解をして安全だということがない限り、飛行を続けることはやめていただきたいというふうに仰ったわけですが、昨日は、翁長知事のみならず、自民党の沖縄県連の幹部も飛行再開に怒りをあらわにするような場面もあったのですが、そのような理解がない状況の中で、なぜ飛行再開を容認したのでしょうか。 A:その点については、昨日、ぶら下がりですけれども、会見で申し上げたとおり、今回の事故が機体によるものではなく、そして、空中給油訓練中の給油ホースが大きく揺れて、そして、乱気流等の原因によってプロペラが損傷したものである、さらには全てのオスプレイの機体の安全確認は行なった、そして、空中給油訓練については、引き続き停止をするということで、自衛隊の専門的な見地から合理性がある、すなわち、機体に問題があったものではないということで、理解を求めていくということでございます。 Q:大臣は、この説明は、大臣は理解されたのかもしれませんが、大臣は、翁長知事との会談で、安全の確認が前提だと思うし、それを理解いただくということも前提だと思うというふうに仰っています。理解は、沖縄県民すべからく一人残らず理解を得るというのは、それは難しいのでしょうが、大多数の理解を得られたというふうにお考えなのでしょうか。 A:昨日の会見、それから、防衛省からの説明によって、それは米側からの情報に基づくものでもありますけれども、機体の原因ではなく、空中給油訓練中の事故であるという点については、大方と言えるかどうかは分かりませんけれども、一般的に理解がいただけるのではないかと。そして、さらに丁寧に説明をして、理解を得るよう努力をしていきたいと思っております。 Q:理解を得てから飛ぶのではなくて、具体的に言いますけれども、金曜日までに米側から飛行再開の打診があって、沖縄県側への通告が月曜日の朝だったと思います。もう少し早く通告なり、事前にもう少し理解を求めるようなプロセスを経た上で、飛行再開すると言うことは難しかったのでしょうか。 A:様々なやり取りの中で、集中的な話合いもした上で、昨日のような発表をしたわけでありますけれども、しっかり沖縄を始め、地元の方々にも理解を求めていきたいと思います。 Q:関連で、今回の一連の流れ、飛行再開に至る流れ、タイミングとか米側の説明について、大臣御自身は納得されていないのではないかなというふうに感じるのですがいかがですか。 A:最終的に判断をしているわけですから、納得していないということはありません。 Q:大臣から直接沖縄県知事とかに会って、説明する機会というのは近く設ける気はあるのですか。 A:様々、どういう形がいいのかということは検討しております。 Q:関連で、マルティネス司令官とは、これまで電話だけだと思うのですけれども、やはりこれだけ重大事故が起きて、クラスAなわけですから、お会いするというのは必要だと思うのですが、その点は大臣どのようにお考えでしょうか。 A:様々、いろいろな場合を検討していきたいと思っております。 Q:先ほど、大方というか、一般的に理解をいただけるのではないかと仰っていたのですけれども、それは誰を大方一般的と仰っていますか。 A:国民全体ということでございます。 Q:その理解をいただける根拠は、何を持って理解いただけるという気持ちなのでしょうか。 A:昨日、発表したように、今回の事故の経過を見て、機体ではなくて空中給油中の訓練中の事故であるということ、そして、その点についてしっかり今後も安全確認をした上で、オスプレイ自体の機体には問題はないが、空中給油訓練は停止をし、今後ともしっかり安全対策、さらに情報公開を含めて最大限取組んでいくということでございます。 Q:すいません。今、国民と仰ったのですけれども、大臣、翁長県知事に対して、県民と国民と仰っていますよね。沖縄県民の理解も飛行再開の条件のようにお話されたのですけれども、沖縄県民の理解は大方得られたというふうにお考えですか。 A:私は、非常に安全性について懸念を持たれている沖縄県民に対して、しっかり説明していかなければならないというふうに思っていますが、沖縄県民のみならず、この問題は国民全体の問題であるということから、先ほどは国民という言葉を使わせていただきました。 |
12月13日に墜落大破する事故を起こしたオスプレイが飛行を再開した。事故原因の究明さえも行われないままに。沖縄の怒りは治まらない!!!
言語道断!!!2016年12月20日嘉手納米軍基地から離陸するオスプレイ |
(2016年12月19日付朝日新聞より転載) 沖縄県名護市沿岸で米軍輸送機オスプレイが着水を試み大破した事故で、米海兵隊は19日、事故以来やめていたオスプレイの飛行をこの日から全面再開すると発表した。日本政府も容認。午後2時以降に再開するという。沖縄側は翁長雄志(おながたけし)知事が「言語道断でとんでもない話だ」と発言するなど猛反発している。 米軍が事故原因としている空中給油は当面しない方針。稲田朋美防衛相は19日午前、記者団に「事故の状況や原因などについて専門的知見に照らせば、合理性が認められる。本日午後から空中給油以外の飛行を再開するとしたことは理解ができる」と述べた。 菅義偉官房長官も19日午前の記者会見で「政府は沖縄に対し、オスプレイ再開について丁寧に説明するとともに、引き続き情報収集に努め、米側から情報が得られた場合には速やかに情報提供を行いたい」と語った。 沖縄県には19日朝、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長が米軍が午後2時以降にオスプレイの飛行を再開することや、国も容認することを伝えた。 これに対し、オスプレイの全機撤去を求めていた翁長知事は、再飛行を容認した日本政府に対して「もうこういう政府は相手にできませんね。法治国家ではない」と報道陣に語った。オスプレイ24機が配備されている普天間飛行場を抱える宜野湾市の佐喜真(さきま)淳市長も記者団に「市民の不安はまだ取り除かれていない。遺憾と言わざるを得ない」と話した。 事故から6日での飛行再開に、基地周辺の住民にも反発が広がる。普天間飛行場の騒音被害を訴える「普天間爆音訴訟」の原告団長、島田善次さん(76)は「県民は墜落して大破した機体を見せられたまま、まともな事故の説明もない。一方的に再開を決められる植民地扱いに怒り心頭だ」と憤った。基地近くに住む保育士女性(54)は「事故から再開があまりに早すぎる。空中給油をしないとしても、飛ぶこと自体が嫌。早く撤退してほしい」と語気を強めた。 本島北部・東村(ひがしそん)の高江地区は、オスプレイも使う着陸帯が完成したばかり。反対運動を続ける住民の安次嶺現達(あしみねげんたつ)さん(58)は「政府が飛行再開を受け入れても、オスプレイが頭の上を飛ぶ住民としては不安で納得いかない」と話した。 米軍によると、事故を起こしたオスプレイは13日夜、沖縄本島の東方沖で空中給油訓練中にトラブルでプロペラを損傷し、名護市安部(あぶ)の浅瀬に着水して大破した。米軍は、オスプレイの設計や構造が事故原因ではないと説明している。日本政府は事故後、安全が確認されるまでオスプレイの国内での飛行停止を米軍に要請し、米軍も「すべてのチェックリストを点検し、問題がないと確信するまで沖縄では飛行しない」と応じていた。 ■在日米軍司令部が19日午前に出した飛行再開についての発表文(要旨) 沖縄のオスプレイは本日、飛行運用を再開する。再開の決定は、米国と日本の幹部の間での協議の結果だ。 在日米軍は金曜日(16日)に日本政府へ飛行運用再開の通知を始め、今朝(19日)、最終的な通知をした。第3海兵遠征軍司令官のローレンス・ニコルソン中将(在沖米軍トップの四軍調整官)は沖縄県と(防衛省)沖縄防衛局に通知をした。 ニコルソン中将は「安全手順や機体を徹底的かつ慎重に見直した後、私は、同盟国の支援と責務において、安全なオスプレイの飛行運用を継続できると高い自信を持っている」と述べた。 |
沖縄の民意を完全に無視、オスプレイが飛行再開。断じて許されない!!!
12月13日午後9時30分に墜落したオスプレイ。さらに同日、胴体着陸事故も起こしていた。
安部住民はもちろん、普天間飛行場周辺住民、そして沖縄県民を恐怖に陥れた。
ところが、その6日後の今日、飛行を再開した。沖縄県民の怒りはおさまらない。オスプレイはもちろん、海兵隊、そして全基地撤去を求める。
うちなーんちゅ、うしぇーてぇーないびらんどー!!!(沖縄を馬鹿にすると、ただでは許さない!!!)
【「オスプレイ」飛行再開 沖縄から中継】
【ニュース速報】オスプレイ飛行再開】
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