8月5日午後4時ごろ、オーストラリアで普天間基地所属のMV22オスプレイが墜落した。墜落の場所は東部クイーンズランド州沖合の海上という。乗務員26人のうち3人が行方不明という。
墜落事故を繰り返すオスプレイ。毎日、嘉手納町住民地域上空で違反飛行を繰り返すオスプレイ。
即時撤去だ。自衛隊への導入も中止。米国との購入契約も解除すべし。
そして、辺野古オスプレイ新基地も阻止。住民排除の機動隊員にはこう言うのだ。
「県警は県民を守れ」「墜落オスプレイのため辺野古新基地の建設は許さない」
(2017年8月6日付琉球新報より) オスプレイ、オーストラリア沖墜落 普天間所属 着艦失敗か3人不明、23人救助 米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが現地時間の5日午後4時ごろ、オーストラリア東部クイーンズランド州沖合の海上に墜落した。洋上展開中の艦船への着艦に失敗したとみられる。在沖海兵隊は、乗員26人中23人を救出したが、3人が行方不明だと発表した。普天間飛行場所属のオスプレイの墜落事故は2016年12月の名護市安部の浅瀬への墜落に次ぎ2度目。 開発段階から“欠陥機”と指摘され続けている同機の危険性が改めて示された格好で、日常的に同機が頭上を飛び交う県内では不安が広がっている。 墜落したのは、海兵隊普天間飛行場所属の第31海兵遠征部隊(31MEU)の第265海兵ティルトローター部隊所属。同部隊所属のオスプレイは、名護市安部での墜落事故以降も、17年6月6日に伊江島補助飛行場に、同10日は奄美空港に緊急着陸するなど不具合が相次いでいた。 県には5日夜、米軍から墜落の一報が入った。富川盛武副知事に在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン四軍調整官から電話があり、ニコルソン氏は「豪州の洋上でオスプレイがクラッシュ(墜落)した」と伝えた。米国や豪州の新聞、テレビの報道は軒並み事故を「クラッシュ(墜落)」と報じているが、在沖海兵隊は「mishap(事故)」と発表している。 沖縄防衛局は5日午後11時ごろ、報道各社に「普天間所属のオスプレイが豪州東海岸で訓練中に事故を起こし、捜索救難中との情報を米側より受けた」とFAXで発表した。 現地紙報道などによると、オスプレイの部隊は7月下旬まで米豪合同軍事演習「タリスマン・セーバー」に参加していた。 |
【政府関係者のコメント】 (2017年8月6日付琉球新報より) (ニコルソン四軍調整官から一報を受けた富川副知事) 「やっぱり、またか、というのが正直なところだ」 (政府関係者) 「沖縄でなくて良かった」と安堵感を示した。 (佐喜真淳宜野湾市長) 「普天間飛行場の所属機の事故で市民に不安を与えたことは遺憾だ。一日も早く返還することが重要だ」 「所属機の事故があったということは市民にも危険が及ぶ可能性があるということだ。明日以降、原因や規模など詳細な情報を集めて対応を決めたい。乗組員たちの安否も気になる」 (2017年8月6日付毎日新聞より) (小野寺防衛大臣) 小野寺氏は「米軍に対して情報提供と原因究明、再発防止を求め、国内でのオスプレイの飛行を自粛するよう申し入れた」と述べた。10日からは北海道大演習場(札幌市など)などで、陸上自衛隊と米海兵隊との共同訓練にオスプレイ6機が参加する予定のため、参加見送りに向けて米側と調整する。 小野寺氏はまた「沖縄の負担軽減について、政府の考え方を伝える機会は重要で、なるべく早く訪問したい」と述べた。14日にも沖縄を訪問し、翁長雄志(おなが・たけし)知事と会談する調整を進めている。 (2017年8月6日付日本経済新聞) 小野寺五典防衛相は6日午前のNHK番組で、在沖縄米海兵隊の新型輸送機オスプレイがオーストラリア東部沖で事故を起こしたことについて「昨日のうちに(米側から)報告があった。米側に情報開示を要求している」と述べた。「安全性の確保も求めていきたい」とも強調した。 (2017年8月6日付四国新聞) 菅義偉官房長官は6日のNHK番組で、在沖縄米海兵隊所属の新型輸送機オスプレイがオーストラリア東部沖で墜落した事故に関し「オスプレイ配備は安全が最優先なので、原因究明をとにかく最優先で行ってほしい」と米側に速やかな対応を要請した。 小野寺五典防衛相も同じ番組で「5日のうちに報告があり、関係自治体に伝えた。米側にしっかりとした情報開示を要求している。安全性の確保を求めていきたい」と述べた。 |