沖縄県内大学・短大・工業高専等10校学長が日米両政府に「飛行中止」要請〜爆音を無くし、子どもたちの学習環境を保全するために声を挙げよう!〜
沖縄県内の大学・短大・工業高専等10校学長が日米両政府に「飛行中止」要請書をまとめ、日米両政府に環境を改善を求めることが明らかになった。以下は、10月15日付琉球新報からの転載である。
県内大と高専 飛行中止、3度目要請 「米軍の改善ない」(10.15付琉球新報) 県内の大学、短大、工業高等専門学校など10校の学長が、日米両政府に学校上空での米軍機の飛行中止を求める要請書をまとめ、14日、県庁記者クラブで会見した。昨年の要請後も状況が改善しないことから2年連続の要請となった。琉球大の大城肇学長は「私たちには学生や教職員の教育研究の環境を安全・安心・平穏に維持する責任、義務がある」と述べ早期の環境改善の必要性を訴えた。要請書は日米両政府に郵送する。 |
県内の学習環境が米軍機の爆音により破壊されいてる事実は、本HMでも度々指摘してきたところだ。以下を参照いただきたい。
2013年03月07日 米軍機による爆音 県内7校で文科省の定める基準値超え〜爆音の詳細調査を実施せよ〜
子どもたちの学習環境が破壊されている事実はだれもが認識しているはずなのに、教育関係者が米軍の爆音に対して口をつぐんでいる状況は異常だ。
琉大の大城学長は指摘する。「私たちには学生や教職員の教育研究の環境を安全・安心・平穏に維持する責任、義務がある」
私たち大人には、子どもたちの学習環境を保全し、整える義務があるはずだ。教育庁を頂点した沖縄の教育界は、教育環境を守るために声を挙げるべきだ。さらに、子どもたちの境域環境を支えるPTAも同様だ。声を挙げなければ子どもたちを黙殺することになる。
学校でも、家庭でも爆音のために学習環境が脅かされるのは許されない。
今こそ、爆音を無くし、子どもたちの学習環境を保全するために声を挙げよう!!!!!