沖縄以外で報じられない米軍の違反訓練・事件等の実態(2017年2月)は以下のとおりだ。
日 時 | 違反訓練等 | 報 道 |
2017.2.7〜8 | 高専で101.9db 沖縄高専上空オスプレイ低空飛行 名護市で7,8の両日、オスプレイの低空飛行による爆音が相次いで確認された。7日午前9時36分の101.9dbは過去最大級。8日午後3時45分頃には許田住民から「オスプレイがずっと低空で飛行している。ここは訓練区域ではにはずだ。また落ちるのではないか。恐ろしくて仕事にならない」との苦情が名護市に寄せられた。8日午前11時41分には名護市豊原に市が設置した測定機で93.5dbを記録。 | 2017.2.11付琉球新報 |
2017.3.1 | 夜10時以降に普天間で飛行 1日、上大謝名で96db 3月1日午後10時(騒音防止協定による訓練規制時刻)以降 、普天間飛行場周辺の航空機騒音測定8地点すべてで、爆音が測定された。上大謝名公民館では4度騒音が測定され、午後10時21分には96.5dbを記録。 | 2017.3.3付琉球新報 |
2017.3.2 | 地元の要請無視オスプレイ訓練 宜野座・城原 民間地を旋回 最高97db 2日、宜野座村城原区の付近にあるヘリコプター着陸帯で、オスプレイなどが低空彦訓練した。爆音は最高で97dbを記録。オスプレイは少なくとも15回、ヘリコプターは少なくとも5回離着陸し、民間地上空を含む区付近で旋回を繰り返した。 着陸帯から約300m離れた場所に住む泉さんは「最近は静かになっていたと思っていたたが、うるさくなった」と憤った。崎浜区長は「何度抗議しても現状が変わらない。沖縄防衛局は住民の声を聞かず、米国の言うことだけを聞いている」と強調した | 同上 |
2017.3.8 | 米軍ヘリ、タイヤ落とす つり下げ訓練再開 宜野座と金武 境界付近 米軍は8日、宜野座村城原区の民間地に近いキャンプハンセン内の着陸体で、物資つり下げ訓練を再開したが、訓練中にUH1ヘリがつり下げたタイヤを落下させる事故を起こした。同訓練は昨年12月9日以降は中断していた。 付近の住民らによると、8日午後2時半〜45分頃、ヘリ1機が黒い物資をつり下げて小回りで旋回。民間地の畑や小屋の上も通過した。目撃した男性によると、つり下げていた物資が途中でなくなっていた。 その後ヘリは約1時間、着陸体に近い金武町ごみ処理場付近を旋回したり、ホバリングをしたりした。付近にいた米軍関係者は本紙記者に「つり下げていたものを落としたが、見つけられていない」と話した。米軍は8日深夜、沖縄防衛局に落下の事実を通報した。 | 2017.3.9付沖縄タイムス |
2017.3.28〜29 | 3月28日、29日連続夜間爆音 普天間最大91.1db 普天間飛行場周辺で3月28日、29日の両日連続で午後10時(騒音防止協定による訓練規制時刻) | 2017.3.31付琉球新報 |
2017.4.19 | 3日連続 深夜飛行か 中城上空でオスプレイ 4月19日午後10時半頃、中城村上空でオスプレイ3機の飛行が確認された。17,18日の両日は普天間飛行場周辺の騒音測定機で午後10時以降に爆音が記録されており、3日連続で米軍機が深夜飛行したとみられる。 18日午後10時53分 普天間中学校で80.4dbが測定された。 | 2017.4.20付沖縄タイムス |
2017.4.19 | 米軍車両つり下げ訓練 読谷沿岸を低空飛行 4月19日午前11時頃から1時間、米軍車両をつり下げた米海兵隊のCH53E大型ヘリコプターが、読谷村の米陸軍トリイ通信施設を離陸する様子を近隣住民が目撃した。村は訓練でトリイ通信施設内の着陸帯で離着陸することや、村全域でのつり下げ訓練を認めていない。 トリイ通信施設のヘリコプター着陸帯は訓練に使う「戦術着陸帯」ではなく、物資や人員輸送、緊急時に使用する「管理着陸帯」に分類される。沖縄防衛局は本紙の取材に「本日(米軍に)確認したが、現時点で回答は得られていない」と答えた。 | 2017.4.20付琉球新報 |
2017.4.25 | 2017年4月24日午前嘉手納米軍基地でのパラシュート違反降下訓練。嘉手納町、北谷町の住民地域に隣接した所で兵員30人が降下。危険極まりない。人権侵害だ!(嘉手納基地全景・パラシュート降下訓練写真、動画追加) | 当HM記事 |
2017.4.24〜25 | 2日連続深夜騒音 24,25日普天間 普天間飛行場周辺の騒音測定機で24,25日連続で午後10時以降の夜間爆音を測定 24日午後10時39分 上大謝名公民館で87.3db 25日午後10時50分 上大謝名公民館で 86.4db 25日は他の観測地点でも54.2db〜71.1dbの爆音が測定された。 | 2017.4.27付琉球新報 |