映画「ひまわり」、かでな文化センターにて2回目の鑑賞しました
映画「ひまわり」〜沖縄は忘れない あの日の空を〜、昨日6月16日、かでな文化センターで妻とともに鑑賞した。
上映に際し、當山宏嘉手納町長と兼城夏穂(広子約)の舞台あいさつがあった。兼城さんのお母さんは嘉手納の方で、兼城さんも小学校3年生までは屋良小学校に通っていた。
さて、映画の話だが、沖縄を二度と戦場にしない、これが、テーマだと思う。
沖縄戦で失ったのは人命・財産だけではない。住むべきふるさとをも失った。それも、米軍の銃剣とブルによってだ。戦後は基地被害に苦しめられてきたうえに、嘉手納基地を飛び立ったジェット機が宮森小学校に墜落した。何の罪もない子どもたちの命を奪ったのだ。
戦争は終わったが沖縄の状況は、米軍の戦時訓練が繰り返され、その訓練により県民の生活環境は破壊され続けている。擬似戦争状態、疑似戦場だ。
この状況を打破するためには何をすべきか。思うに。反戦という思想のみでは足りないように感じる。戦争を怨み憎む思想が必要だ。どんなことがあっても戦争を許さないという思想だ。怨戦、憎戦とでも言おうか。
映画「ひまわり」、観る度にあたらしい思索の方向を示してくれる。
ウチナーンチュだけでなく、日本人だけでなく、アメリカーだけでなく、多くの人に見てもらいたいと思う。