「基地は公共財」と言って憚らない被告国の傲慢を糾弾せよ!!!〜第7回口頭弁論:6月20日午前11時〜
昨日6月20日の口頭弁論。裁判官の交代による弁論の更新手続きが行われた。
新川原告団長は意見陳述の中で、戦中戦後を通じた沖縄の苦難の歴史について触れ、これ以上の基地被害は許されないと訴えた。原告の新垣さんは意見陳述の中で、爆音の激甚地域である砂辺で生まれ育ち、爆音被害で破壊された地域コミュニティーの現状、子育てへの被害の実態を訴えた。次に池宮城弁護団長の意見陳述、弁護士3名による提出書面の要旨陳述が行われた。その後に、嘉手納町役場基地渉外課
制作のDVD『嘉手納町における基地被害』(クリックで同町HMへ)』が証拠として提出されたうえ、上映された。
同DVD映像は嘉手納町HMにも掲載されており視聴することができる。爆音被害の実態がコンパクトにまとめられている。これでもか、これでもかと繰り返される米軍機による爆音の映像は決して誇張されたものではない。昼間の爆音のみならず、夜間の爆音、エンジン調整音、充電音等の実態も、現実を、ありのままに映し出している。