あなたは,どう受け止める?②〜オスプレイ強硬再配備を眼前に「住民の生活が第一」と言う安倍首相と,それは「我々の願いだ」と言う山本山口県知事〜
8月3日と12日、沖縄の民意を無視して、オスプレイが強行配備された。これを受けての安倍首相の発言は支離滅裂だ。さらに、山本山口県知事の発言には驚かされる。以下は報道記事等の抜粋だ。
5日の嘉手納基地所属のHH60ヘリ墜落事故現場がある宜野座村の当真村長は、事故原因究明もされないままにオスプレイが配備されたことに、沖縄差別だと非難した。その通りだ。
住民の生活を第一に考えるならば、オスプレイ配備阻止の沖縄の民意に答えるのが筋である。安倍首相の発言は正に支離滅裂だ。さらに、オスプレイが陸揚げされた岩国基地がある山口県の山本知事は「予定通り沖縄に送ることは我々の願いだ」と言ってのけた。
ここまで沖縄を差別し続ける日本の政治的指導者たちを、日本国民は黙って見ていられるのか。
オスプレイ配備再開 首相「住民の生活第一に考えていく」(産経新聞):安倍晋三首相は12日午前、米海兵隊が新型輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への追加配備を再開したことについて、「住民の生活を第一に考えていく。米側と緊密に連携を取り、沖縄の負担軽減が少しでも進んでいくよう全力を挙げる」と述べた。首相官邸で記者団に語った。 |
8月13日付朝日新聞より抜粋 ・・・ヘリ墜落現場のある宜野座村の当真淳村長も「我々への配慮がまったくない」と強く避難した。「米軍はオスプレイを安全だと宣伝し、本土の人もそう思っているかもしれない。ならば、本土で証明してから沖縄に配慮すべきだ。差別を感じざるを得ない。」 普天間飛行場の野嵩ゲート前には市民ら約200人が抗議のために詰めかけ、「オスプレイはアメリカに帰れ」などと訴えた。一方、山口県の山本繁太郎知事は「予定通り沖縄に送ることは我々の願いだ」と述べた。 |