昨日8月15日 米軍HH60ヘリの訓練再開に抗議する集会(安保の見える丘)に参加しました
8月5日、嘉手納米軍基地所属の米空軍HH60ヘリがキャンプシュワーブ基地内に墜落し、乗員1名が死亡した。これを受けて、小野寺防相は、米軍に対し事故原因究明と再発防止策を求めたと発言し、安倍首相は再発防止策がなされるまでHH60の飛行機禁止を求めた、と得意そうに発言した。ところが、事故原因の究明もされないままに、米軍は8月16日から同ヘリの訓練再開を表明した。
今年5月28日には海上にF15戦闘機が墜落したが、その事故原因究明も済まないうちに訓練が再開された。そして今回、HH60ヘリが墜落し、またもや事故原因究明もなままに訓練が再開されたのである。
沖縄には日本全土の米軍専用施設のうち74%が集中する。そして米軍機等の危険度の比率は極めて高い。米軍機の墜落事故が相次ぐ中で、小野寺防相も求めたと言う、事故原因の究明と再発防止策が明らかにされないままに、点検の結果、異常は認められなかったとの1点で危険機材の訓練が再開されるのである。
安倍首相の言う「住民の生活を第一に考えていく」とは、何を意味するのか。まったく理解不能である。