仲井真知事、辺野古埋め立て申請“不許可”の意向を示す〜埋立許可はあり得ない〜
9月26日の県議会代表質問で、国の辺野古埋立申請について、不許可の意向を示したと報道されている。以下は県内の2紙の報道内容抜粋である。
仲井真弘多知事は・・、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立て申請承認への可否判断について「これまで私が申し上げてきた流れに沿った脈略の中でのものになろうかと考えている」と述べ、自身の「県外移設」の公約を踏まえて申請を拒否する可能性を示唆した。・・ |
・・名護市辺野古移設に向けた埋め立て承認申請の可否判断について、仲井真弘多知事は「これまで申し上げてきた流れに沿った脈絡の中でのもの(判断)になる」と述べ、12月以降に判断する意向を示した。知事はこれまで辺野古移設は困難との見解や、県外移設を求める意向を繰り返しており、申請拒否を示唆したとも取れる発言は波紋を広げている。浦崎唯昭氏(自民)への答弁。さらに辺野古移設について「紙に書いた餅、ペーパーにしかすぎない」とし、実行可能性の観点から強い疑念を示した。新田宜明氏(社民・護憲)への答弁。・・ |
仲井真知事の言う「これまでの脈略に沿った」判断となれば、埋立申請が許可される可能性はない。
2011年12月28日未明、環境影響評価書が県庁警備室に夜襲搬入されてから、この間、仲井真知事の発言は一貫している。普天間飛行場の県外移設である。知事は環境影響評価書について、「環境保全は不可能」との意見を提出した。その後出された埋立事業分についても同様の意見を提出した。さらに、オスプレイに関する部分についても含めて不備が指摘されている。詳細は当HM記事参照仲井真知事の辺野古埋立不許可は明らか〜本HM記事にみる辺野古埋立申請のこれまでの経緯から〜(クリックを)。
このような状況の中で埋立許可はあり得ない。