名護市長選、辺野古移設阻止の沖縄の民意を示さなければならない④〜仲井真知事、普天間固定化発言は「堕落」「無能」と厳しく批判〜
仲井真知事は11月1日の記者会見で、埋立申請への対応について「承認する、しない、中間もあるだろうか」と発言し、埋立申請に対し条件を付して許可する可能性について初めて言及したが、同時に、不承認の場合、普天間基地が固定化されるとの政府内の発言について、「一種の堕落だ」。「(役人が)固定化と軽々言うのは自分が無能」と厳しく指摘した。
正にそのとおりだ。沖縄の基地負担の軽減と口にはするものの、その内実は基地負担は沖縄へという意図が見え見えだ。安倍首相を始めとする政権内部の腹黒さが透けて見える。
沖縄は、沖縄の民意である、辺野古移設阻止、オスプレイ撤退、高江ヘリパッド阻止、そして嘉手納基地撤去等々の実現に向けて、沖縄の声を挙げ続けていく。
11月2日付琉球新報 知事、普天間固定化は「堕落」 政府姿勢を批判 仲井真弘多知事は1日の定例記者会見で、米軍普天間飛行場の移設先とされる名護市辺野古沿岸部の埋め立てを知事が承認しなければ、普天間が固定化するとの考えが政府内にあることについて「固定化という発想、言葉が出てくるのは一種の堕落だ」と強く批判した。県外移設を求めている知事として、辺野古移設か固定化の二者択一を迫る政府の姿勢をけん制した形だ。 |