仲井真知事“県外”公約守ると明言〜12.5県議会にて〜
12月5日の沖縄県議会代表質問で、仲井真知事は普天間“県外”公約を守ると明言した。以下は12月6日付沖縄タイムからの抜粋だ。
5日の県議会代表質問での・・やりとり・・ 玉城義和氏(県民ネット) 辺野古移設は反対が強い。実現可能性一点に絞って考えるべきだ。 仲井真弘多知事 まさにその通りで実現可能性が高いか低いかで判断する。百歩譲って辺野古でも(反対によって事業が)非常に長期化する可能性があり、普天間の危険性が温存され固定化することになると思う。それを解決するため県外の既存滑走路、余裕がある所に移すという発想は誰でも考えることだ。 日米2プラス2の報告書は「一日も早く」という考えが抜けており、そこが県と日本政府との違い。部分的であれ機能の一部であれ、ローテンション的であれ、暫定的であれ、「県外」を入れないと現実的ではない。 ・・・ 金城勉氏(公明) 県外移設、国外訓練移転などさまざまな選択肢があるのに辺野古以外は固定化するというのは政府の不作為。国会議員をどう喝し、県連をねじ伏せる権力に沖縄は断じてノーと言うべきだ。これはウチナーンチュの魂の叫び、抵抗の意思だ。辺野古埋め立て申請は不承認すべきだ。 仲井真知事 迫力があり分かりやすい話。よく頭に入れ、法の目的にのっとり最終的な結論を出したい。 渡久地修氏(共産) 知事は2期目の選挙公約で「県外」を掲げたが公約をどう認識しているか。 仲井真知事 県民との約束。私は全力でその約束の実現に取り組んでまいる。 |
国の辺野古埋立申請に対する仲井真知事の不許可の方向性が明確になった。今後は、沖縄全体が、仲井真知事をどう支えるかにかかってくる。
沖縄選出自民党国会議員が、自民党を離党し、再び仲井真知事を支える意思表示をして、今後発生するであろう様々な事態に対処していくことが、政治家としての途ではないのか。