知事が語った、異常な安倍首相への賛辞〜12.15仲井真・安倍会談〜
12月25日午後の仲井真知事・安倍首相会談における、仲井真知事の発言は極めて異常だ。同会談で提示されて基地負担軽減策はすべて空手形にぎない。しかし、知事は最大級の賛辞を送った。
知事がこれまで訴えてきた普天間の県外移設を含む基地負担軽減に何ら解決策が示されていないにもかかわらずである。
「普天間の5年以内(の運用停止)に大変期待している」としているが、基地負担軽減策の担保を求めていたのではないのか。「期待」だけで矛を収めるのは、基地負担に喘ぐ沖縄県民に対して、あまりにも無責任だ。
さらに「地位協定もしっかり取り組み」「キャンプ・キンザーも前へ進めていただき」というが、何が進んだのか。協議に入ることに合意したことのどこが前進と言うのか。馬鹿にするのもいい加減にしろということだ。
「基地問題は日本全体の安全保障に役に立ち、寄与しているという気持ちを持っている」とのくだりは意味不明である。県民が求めているのは、基地被害除去である。このような発言は県民への裏切りであり、許されない。即刻、知事の職を辞すべきである。
今沖縄では、仲井真知事は、マブイ落(ウ)とち(魂を落としている)、にあっていると言われている。東京で薬でも盛られて、正常な判断ができない状況に追い込まれているということだ。
真偽は別にしても、このような人は県政を任せるわけにはいかない。
仲井真知事は、即刻、辞任せよ!!!!!
以下は12月26日沖縄タイムスからの抜粋である。
首相と仲井真知事の会談要旨 ・・・ 仲井真知事 驚くべき立派な内容を提示され140万沖縄県民を代表して心から感謝しお礼を申し上げる。 さすがに安倍晋三首相、菅儀偉官房長官。 基地問題は約7年知事をしているが、非常に難しい。普天間の5年以内(の運用停止)に大変期待している。地位協定もしっかり取り組み、キャンプ・キンザーも前へ進めていただき心から感謝します。 要請への回答を基礎に、・・・埋め立ての承認、不承認を・・27日ごろに決めたい。 安倍首相が日本再生に取り組む中でアジア太平洋地域の安定と繁栄に大変関心を持っている。何か貢献できることは大変誇りに思う。 基地問題は日本全体の安全保障に役に立ち、寄与しているという気持ちを持っている。われわれは今(政権の)応援団。ありがとうございます。 |