名護市長選、辺野古移設阻止の沖縄の民意を示さなければならない⑥〜末松氏、辺野古移設推進明言〜
昨年末の仲井真知事の辺野古埋め立て承認を受けて、名護市長選立候補候補者の末松氏が、辺野古移設推進を表明した。以下は1月3日付琉球新報(紙上クロス討論)からの抜粋である。
末松 ・・・このたび、仲井真弘多知事が、国からの辺野古埋め立て申請を承認された。このため私は「普天間飛行場の辺野古移設推進」を表明し、この問題に終止符を打ち、・・・。 稲嶺 ・・・新基地は100年仕様・・。現在よりも機能は強化され、そこから派生する事件、事故、騒音、墜落の危険、負担は私たちの子や孫、ひ孫が受ける。心がいたまないか。 末松 私は再編交付金を教育や医療、福祉の分野に活用したいとかんがえている。・・・ |
ついに末松氏の本音が出た。
沖縄選出自民党国会議員が転び、自民党沖縄県連が転び、そして仲井真知事が転んだ。島袋氏が出馬を断念し、末松氏が転んで、本音が出た。これまで、普天間飛行場の県外・国外移設を公約にしていた面々が次々転ぶ様は、沖縄県民に政治の危うさを見せつけた。
“ウチナーンチュ(沖縄人)の、ウチナーンチュによる、ウチナーンチュのための政治”実現のためは、ウチナーンチュ自らが立上がらなければならい。