まったくもって、意味不明!仲井真知事の県庁内年頭のあいさつ①
1月6日、仲井真知事は、庁内年頭あいさつの中で、①埋立先辺野古地域住民に対し「苦労をお掛けするが、ご理解とご協力をたまわりたい」と述べた。仲井真知事はこれまで、「嘉手納・普天間両飛行場の爆音禍は一向に改善せず、悪化している」と指摘してきた。オスプレイ訓練も激化している。この爆音禍状況を辺野古地域住民への受け入れろというのか。まったく非論理的で、整合性がない。
さらに次のようにも述べた。②埋立承認理由について「環境保全について現在考えられるレベルで保全措置が取られている」から承認したと言っている。しかし、一方で知事は埋立及び埋立事業について「生活環境及び自然環境の保全を図ることは不可能と考える」との意見を出している。更に昨年11月29日の県環境生活部提出の埋立承認申請書に関する意見は「事業実施区域周辺域の生活環境および自然環境の保全についての懸念が払拭(ふっしょく)できない」としている。どこをどう読めば“現在考えられるレベルで保全措置が取られている”となるのか、まったく理解できない。