石破氏の圧政発言を許すな!!!〜石破氏「基地 政府が決める」発言〜
昨日、12日、鳥取県米子市で、自民党の石破幹事長は、普天間飛行場移設が最大の争点となっている名護市長選に関して、「名護、県北部地域の発展を考える選挙だ。基地の場所は政府が決めるものだ」と述べた。末尾記事は1月13日付47NEWS(クリックで同HMへ)からの転載である。
石破幹事長の発言は、沖縄の民意を完全に無視したものだ。
①「名護、県北部地域の発展を考える選挙だ。基地の場所は政府が決めるものだ」との発言は、振興と基地のリンクを意味している。沖縄の基地負担の軽減は喫緊の課題だとしながら、沖縄の民意を無視し、更なる基地負担を強いるのは許されない。
②さらに「承認は県知事の専権事項だ。普天間の危険性を一日も早く除去することで、公約違反でもなんでもない」との発言も、沖縄の状況をまったく理解していない。2010年知事選挙における仲井真知事の公約は、普天間移設について「日米共同声明を見直し、県外移設を求める」であった。「公約違反ではない」と言い切る石破氏は政治家として失格だ。
沖縄のことは、沖縄が決める。沖縄は、決してひるむことなく、沖縄の声を、挙げ続ける。
自民党の石破茂幹事長は12日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題が最大の争点となる名護市長選で、再選を目指す反対派の現職稲嶺進(いなみね・すすむ)氏をけん制した。「名護、県北部地域の発展を考える選挙だ。基地の場所は政府が決めるものだ」と鳥取県米子市で記者団に述べた。 辺野古沿岸部の埋め立てを承認した仲井真弘多(なかいまひろかず)知事について「承認は県知事の専権事項だ。普天間の危険性を一日も早く除去することで、公約違反でもなんでもない」と擁護した。 小野寺五典防衛相は「地方の選挙だ。仲井真知事から埋め立て承認をいただいたので、着実に(移設を)進めたい」と強調した。陸上自衛隊習志野演習場(千葉県船橋市など)での訓練視察後に記者団の質問に答えた。 建設に必要となる名護市との調整に関しては「関連法令を精査し、今後とも地元と協力しながら進める」と語った。 (共同通信) |