これを視た沖縄県民は怒りに震えている〜1月20日のNHKニュースウォッチ9での稲嶺進名護市長再選の報道から〜
1月20日のNHKニュースウォッチ9報道から
番組では、稲嶺名護市長が再選されても、政府は普天間飛行場の辺野古移設を強行すると強調した。名護市民の選択が、民主主義の基本と考えられている市長選挙によって示されたことについての評価も一切ない。政府広報機関に成り下がった姿には報道機関としての自覚ない。石破幹事長、菅官房長官、小野寺防衛大臣のコメントを流して、強行措置による流血の事態に至るとの脅しをもちらつかせる始末だ。
これを視た沖縄県民は怒りに震えている。
普天間飛行場の辺野古移設は名護市民投票による「移設反対」が始まりだ。それが、政府のゴリ押しで歪められてきたにすぎない。今選挙で、移設反対を公約に掲げる稲嶺進名護市長が再選されたことは、名護市民の意思が移設反対であることが明確に示されたことを意味する。
日本が民主主義を標榜する法治国家であるならば、名護市民の民意に応えるのが筋だ。辺野古移設反対の民意は決して屈しない。