圧力かける側の責任(1.25付琉球新報 佐藤優のウチナー評論 複雑なコメント(上)から)
1月25日付琉球新報 佐藤優のウチナー評論 複雑なコメント(上)“圧力かける側の責任”は極めて興味深い指摘をしている。
稲嶺名護市長が再選された名護市長選挙の結果を受けて、同氏は自民党国会議員の中にも、名護市民の意思が尊重されるべきであると頑張っていた人がいると指摘する。以下は同記事からの抜粋である。
・・・ 自民党国会議員については、三つのカテゴリーに分けて論じなくではなりません。 ・・・ 第二カテゴリーは、県外移設の公約を本気で堅持している衆議院議員です。石破茂自民党幹事長との交渉でも、この人が頑張らなければ、自民党沖縄県連は「辺野古が唯一の案」という方針転換をしていました。現在の自民党沖縄県連の方針は「辺野古を含むあらゆる可能性を排除しない」ということなので、名護市長選挙の結果を受けて、辺野古は非現実的なので、県外移設を追求すればいいのです。 この人は名護市長選挙でも、名護市民の自由な意思が反映されるように本気で努力していた。中央政府と自民党本部からは『沖縄人のくせに生意気だ』と思われています。 |
この指摘が真実なのか否か。その判断は、第二カテゴリーの衆議院議員らの行動にかかっている。