仲井真知事の狂ったような発言。辺野古移設に関し「普天間のように街の真ん中にあるのに比べ、格段に安全で、騒音が改善される」
3月3日の県議会一般質問で、仲井真知事は、普天間飛行場を辺野古に移せば「普天間のように街の真ん中にあるのに比べ、格段に安全で、騒音が改善される」と発言。名護市民はもちろん、沖縄県民の怒りをかっている。以下は3月4日付琉球新報からの転載だ。
仲井真弘多知事は3日の県議会本会議の一般質問で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「普天間のように街の真ん中にあるのに比べ、格段に安全で、騒音が改善される」と述べた。さらに代替基地に関し「面積は小さくなる。基地負担の軽減にはなる」との認識を示した。稲嶺進名護市長は2月下旬の県議会調査特別委員会(百条委)で「普天間も辺野古も命の重さは同じだ」と主張しており、知事発言は反発を招きそうだ。 知事は新たな基地での米軍機の運用に関して「海から海に出て行き、(飛行する)下に民家は外しているという。それなりに安全の工夫をしている」と説明。「このまま放っておくと、普天間や宜野湾の人々は助からない」と主張した。 さらに「私が辺野古ノーと言ったことがないのは、そういう意味だ」と述べ、これまで県外移設を主張する一方で辺野古移設への反対を明言しなかったことに関して説明した。 知事は記者団に発言の真意を問われ、「(普天間と辺野古では)危険性がまるで違う。街の中は危険だから出そうというところから全て始まっており、原点に戻れば当然だ。名護の街の真ん中へ移す話ではない」と述べた。 |
かつて県外移設を公約に掲げて当選した仲井真知事。知事はこれまで嘉手納・普天間両基地の爆音等の基地被害に状況が一向に改善されず、かえって悪化してきた現状を指摘してきた。さらに平成8年に締結された騒音防止協定さえも守られていない状況も指摘し、基地問題解決への県民の期待を背負ってきた。
しかし、昨年末の埋立承認以降、その発言は、正に日本政府の広報役になりきっている。
日本本土から、本土と比較して辺境の地沖縄に押し付けられた基地被害を、今度は、沖縄内で宜野湾市から、比較的人口の少ない辺境の地名護市辺野古へ押し付けようとしているのだ。辺野古が都合が悪くなったら、今度は宮古・石垣にでも押し付けるつもりだろうか。
臭いものはすべて田舎に押し付けることへの反発としての「県外移設」公約のはすが、仲井真知事は、結局、基地の県内たらい回し、しかも田舎への押しつけで解決を図ろうとしている。
このような仲井真知事の姿勢は厳しく糾弾しなければならない。
仲井真氏に知事たる資格はない。即刻辞任せよ!!!