国会答弁で高良副知事の2018年発言を否定〜まやかし「普天間飛行場の五年以内の運用停止」〜
2014年3月18日の新聞各紙。普天間飛行場の運用停止の時期について「2018年」の文字が躍った。同日付琉球新報はつぎのように報道した。
政府と県は17日、沖縄の基地負担軽減策を検討する普天間飛行場負担軽減推進作業部会の初会合・・。会合で高良倉吉副知事は、県が求めている普天間の5年以内の運用停止に関し、2018年をめどに実現するよう求めた。県が期限を明確にして求めたのは初めて。要請について高良副知事は会合後、「(政府から)否定されなかった。共通認識だと思う」と語った。 高良氏によると、部会の座長を務める杉田和博官房副長官は「一日も早い危険性除去について目に見える形で成果を出したい」と述べた。ただ運用停止時期については触れなかった。・・・ |
これについて、国会での答弁は以下の通りだ。平成26年3月26日衆議院安全保障委員会での照屋寛徳衆議員の質問に対する答弁だ。
○斉藤政府参考人 お答えいたします。 三月十七日の作業部会における高良沖縄県副知事の普天間飛行場の運用停止に関する御発言ですが、五年以内の運用停止が極めて重要といった発言はございましたけれども、二〇一八年をめどにという表現自体はなされなかったというふうに認識しております。 他方、高良副知事によるぶら下がり会見等におきましてそのような御発言があったということは、報道等により承知しております。 |
高良副知事は運用停止が2018年をめどに実施されるかのような発言をしているが、実際には作業部会でも高良副知事の発言はなかった。
正に県民騙しであり、仲井真知事譲りの偽りの構造である。
沖縄県民は、騙されてはならない!!!