沖縄以外で報道されない、米海兵隊のAV8Bハリアー戦闘機の米アリゾナ州での墜落事故
5月9日、米海兵隊のAV8Bハリアー戦闘攻撃機が米国アリゾナ州で墜落した。このニュース伝えているのは沖縄地元2紙のみ。嘉手納町作成資料「嘉手納町と基地」によれば、同機はたびたび嘉手納基地にも飛来し訓練を実施している。嘉手納基地の危険性を象徴するニュースにもかかわらず、これ程マスコミから無視されるのはなぜだろうか。
以下、地元2紙の記事を転載した。
【琉球新報】米でハリアー墜落 死者なし 嘉手納にも飛来(2014年5月11日) 米アリゾナ州ユマ海兵航空基地に所属するAV8Bハリアー攻撃機が現地時間の9日午後2時半ごろ(日本時間10日)、同州フェニックス南部で墜落した。墜落場所は住人のいない地域でけが人はなく、操縦士も脱出し、無事だった。米軍の準機関紙「星条旗新聞」電子版が9日、報じた。 |
【沖縄タイムス 】米アリゾナでハリアー墜落 【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊のAV8Bハリアー戦闘攻撃機が9日午後2時半ごろ、米アリゾナ州で墜落した。機体は全焼したが、パイロットは事故直後に脱出して無事だった。 現地の報道によると、事故が起きたのは、同州フェニックスから約40マイル南東にある砂漠地帯。現地テレビ局は、原形をとどめていない事故機が黒い煙をあげて炎上している現場の様子などを報じた。 事故機はユマ海兵隊航空基地所属。ハリアー機は事故率が高いことで知られ、同基地や嘉手納基地でも墜落事故を起こしている。 事故について、ミラマー米海兵隊航空基地(カリフォルニア州)広報は「事故原因は分かっておらず、現在調査している」と述べた。 |