許すな、嘘つき仲井真知事!!!普天間飛行場の5年内運用停止、米政府は重ねて否定〜6.15付琉球新報記事から〜
昨年末の、仲井真知事の辺野古埋立承認会見の際に表明した「普天間飛行場の5年以内運用停止」について、訪米した高良副知事に対して、米政府は重ねて否定した。
さらに、副知事は(5年以内の運用停止に関して)「大事なのは周辺住民が『負担がずいぶん改善された』と言える状況をつくることだ。これが運用停止の『眼目』だ」と述べており、仲井真知事が普天間の県外移設の公約を破棄していることが、さらに明確になった。
以下は、6.15付琉球新報記事(単眼 複眼)からの抜粋だ。
県の高良・・副知事が12日までの日程で訪米し、仲井真・・知事が辺野古埋め立てを承認した際に求めた米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止などの実現を求めた。米政府は・・稲嶺進名護市長・・とは打って変わって「厚遇」で迎えたが、5年以内の停止要求は重ねて否定。副知事からは、県が「運用停止」から「普天間周辺の負担軽減」に要求のハードルを下げつつあるかのような発言も出た。 県側は・・知事の埋め立て承認以降、普天間問題に関する要求を初めて書面で米側に説明したが、普天間の県外移設を求める文言はなく、辺野古移設を容認する立場を直接米側に示した形となった。 ・・・表面上のもてなしとは裏腹に、普天間飛行場の5年以内の運用停止要求には相変わらす冷淡だった。 国防総省は「さまざまなアイデアで普天間の危険性除去に努める」と伝えたが、運用停止に関しては、順調に進んだとしても9年半以上かかる移設完了まで普天間を継続使用する考えを表明。国防総省報道室は12日、「代替施設が完全に運用可能な状態となった時に移設する」とコメントし、5年以内要求を拒否した。 高良副知事は米政府との会談で、辺野古移設は「名護市の反対などさまざまな点で時間がかかる」と指摘。「その間普天間の危険性を放置するわけにはいかない」と訴えたが、一方で知事が求めた5年以内の運用停止に関して、「大事なのは周辺住民が『負担がずいぶん改善された』と言える状況をつくることだ。これが運用停止の『眼目』だ」との解釈を説明してみせた。 高良氏と米政府は、5年以内の要求を除けば、「普天間周辺の負担軽減に努めながら、辺野古移設は計画通り進める」という基本的立場では一致した格好だ。・・・ |