沖縄県秋季大会2回戦、沖縄尚学が宮古総実に敗れる大波乱!!!
甲子園常連校の沖縄尚学が、2回戦(シードのため今大会初試合)部員10名の宮古総合実業高校に6対4で敗れた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | ||
宮古総実 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 |
沖縄尚学 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 |
得点経過を見る限りは、序盤で優位に立った宮古総実が逃げ切ったという感じだが、スコアを見ると極めて興味深い内容だ。
ヒット/打数 | 四死球 | 犠打 | 盗塁 | 三振/アウト数 | エラー | 残塁 | |
宮古総実 | 8/33 | 6 | 2 | 0 | 14/27 | 4 | 8 |
沖縄尚学 | 10/34 | 8 | 3 | 4 | 5/27 | 2 | 14 |
まるで、ワールドカップのスペインの試合を思い起こす内容だ。蹴っても蹴ってもシュートが決まらない。
ランナーを出しても出してもタイムリーが出ない。「全てが悪かった」(9.16琉球新報より転載)」という沖尚比嘉監督のコメントがすべてを物語っている。
しかし、「1年生が入るまで部員わずか5人という時期もあった(9.16琉球新報より転載)」というチームが見事な快進撃。県大会初勝利後の沖尚戦。沖尚相手に8安打は、すごいの一言だ。しかも、回を追うごとに沖尚という伝統校のプレッシャーが迫ってくる中で、自分たちのプレーをやり遂げたチームの底力というか、恐れを知らないチームの迫力に拍手を送りたい。
練習は嘘をつかない。部員10名でも、戦えることを示した宮古総実に大きな拍手を送るとともに、更なる健闘を期待したい!!!