まやかし!仲井真氏の「普天間飛行場の5年以内停止」〜最近の政府首脳の発言から〜
11月16日の知事選に向けた、仲井真知事の公約「普天間飛行場の5年以内運用停止」については、日本政府の各大臣の発言もふらふらと曖昧な、意味不明な発言が相次いでいる。岸田外相は仲井真知事の要請について「いつまで等については申し上げることは控えたい・・,できるだけ早く結果を出すように努力を続けなければならない・・」との発言をくり返し、江渡防相は「やれることはすべてやる」ということでこれからもがんばって行きたい」「相手のあることでありますけれども、だからこそ、我々一生懸命、このことに向けて全力で努力していかなければいけないと」との発言をくり返し、実現の見通しなど全くないと発言しているにすぎない。
仲井真知事の「普天間問題の5年以内運用停止」公約がまやかしであることは明らかだ。
以下は、各省HMからの大臣会見からの抜粋だ。
【NHK 栗原記者】沖縄側は,知事選挙までになんとかまとめてほしいという意向を示しておりますけれども,これについては間に合いそうですか。 【大臣】沖縄の負担軽減につきましては昨年12月仲井真知事からも要請をいただいております。この負担軽減の要請については,政府としてしっかり受け止め,全力で取り組むという方針で臨んでいました。環境補足協定の取り扱いを含めて,沖縄の負担軽減については引き続き全力で取り組まなければならないと存じています。いつまで等については申し上げることは控えたいと思いますが,できるだけ早く結果を出すように努力を続けなければならない,課題であると認識しています。 |
平成26年10月17日 江渡防衛大臣記者会見から A:いろいろな形で我々は累次にお願いしておりますし、そしてそれに向けて、私達もできることはすべて行うと。それは総理を始め、我々内閣の一致した思いであります。ですからこそ、「やれることはすべてやる」ということでこれからもがんばって行きたいと思いますのでよろしくお願いします。 |
平成26年10月20日 江渡防衛大臣記者会見から A:先方がどのような受け止め方をしているか、それはわかりませんけれども、今までも様々な各種の会議等や、そして今年になりましてからも大臣、そして副大臣等々においても、きちんと相手側に我々の考え方というのを伝えていますし、彼らからも「理解した」ということは聞いております。また、私も先月電話会談させていただきましたけれども、なにとぞ沖縄負担軽減のために御協力いただきたいということで、ヘーゲル国防長官からも「わかった」ということは、今年も受けています。ただ、相手のあることでありますけれども、だからこそ、我々一生懸命、このことに向けて全力で努力していかなければいけないと、そのように考えております。 |