安部首相の保身のためのセーフティーネット解散「過半数を得られなければ・・・、私は退陣いたします。」の嘘〜11.18安倍首相記者会見より〜
安部首相の大義なき身勝手解散。それが今回の解散劇だ。
安倍首相は、11月18日の記者会見で「自民党、公明党連立与党によって過半数を維持できなければ、・・・私は退陣いたします。」と発言した。自らの退路を断ち、背水の陣で立ち向かうヒーローのような演出をしているが、よく考えれば、なんのことはない自らの保身を目論む、セーフティーネット解散であることが判る。
退陣するには与党でなければならない。過半数を取れなければ、与党ではなくなり、そもそも退陣する資格されも失われるのだ。さして意味のない「退陣」決意表明。賢明な有権者は騙されてはならない。
さらに、勝敗ラインは、と問われ、「過半数(しかも自公で)」とした。
過半数は最低ラインだ。
背水の陣と持ち上げるマスコミもあるがその実は最低ライン。背水の陣とするなら、現有勢力維持くらいは必要だろう。安部首相は自らの政権維持のための最低ラインを示したにすぎない。
勝敗ライン「過半数(しかも自公で)」は、最低実現しなければならない、安部首相のセーフティーネット(安全装置)、最低ライン。大手マスコミが「背水の陣」などと持ち上げる程のものではない。
賢明な有権者は騙されてはならない。
平成26年11月18日 安倍内閣総理大臣記者会見より(クリックで総理官邸HMへ飛びます) (記者) (安倍総理) |