安部首相の保身解散。本当に「平成29年4月の引き上げ・・は、景気判断条項を付すことなく確実に実施・・」でいいの?〜11.18安倍首相記者会見より〜
安部首相の大義なき身勝手解散。それが今回の解散劇だ。
アベノミクスの失敗により消費税再増税に失敗した安倍首相は、自らの政権保身のために衆議院を解散した。そして、平成29年4月には確実に10%にすることを公約にしたのだ。 消費税が8%になり、国内景気は落ち込んだまま。さらに給与水準も低いままでは購買力が高まるはずもない。
今回は、安倍自民党の公約は消費税増税だ。初めて消費税の是非が公約となり、選挙の争点になった。消費税増税はおろか、消費税に反対の有権者は安倍自民党に投票してはならないのだ。
さらに、国民全体に拡く課税される消費税増税と同時に法人税率は軽減される。大企業優遇税制だ。中小企業のほとんどが、赤字すれすれの状況にあるというのだから、法人税率減税の恩恵は大企業に集中する。
安倍首相は記者会見の中で「企業の収益が増え、雇用が拡大し、賃金が上昇し、そして消費が拡大していく、そして景気が回復していくという経済の好循環がまさに生まれようとしています。」とうそぶくが、景気の現状は安倍首相の希望とは程遠い。
このまま、消費税増税されれば、国民の暮らしは間違いなく苦しくなる一方だ。
賢明な有権者は、騙されてはならないのだ!!!
平成26年11月18日 安倍内閣総理大臣記者会見より(クリックで総理官邸HMへ飛びます) 来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。 平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。 |