沖縄の民意にどう応える②〜復活当選した面々のコメント(12.16付沖縄タイムスより)〜
11月の知事選に引き続き、今衆議院総選挙で示された沖縄の民意は尊重されなければならない。この事実は否定する者は誰もいない。沖縄の民意は揺らがない。比例復活を果たしたみなさんは、沖縄の民意にどう応えるか。
選挙区 | 氏名 | コメント(12.16付沖縄タイムスより) |
1区 | 国場幸之助 | 私は安倍政権下で、4.28主権回復の日や日台漁業協定など権益を損なう国策にはおかしいと党内で一貫して主張してきた。選挙結果が出た直後に「それでも辺野古は粛々と進める」という(首相の)コメントはやはりふさわしくない。1990年代の自民党議員のように、沖縄に寄り添う政治家が減ってきてもいる。地元の思いと党内の空気の間の架け橋となるのが私の役割だ。 |
下地幹郎 | 「私は『建白書』勢力ではないが、『民意勢力』として日米両政府と交渉していく」と述べ、普天間飛行場の辺野古移設の中止・撤回を強調した。 | |
2区 | 宮崎政久 | 普天間の危険性除去を実現してほしいという地元の切実な思いを、政府と対立してでも訴えていくことが必要だ。私は辺野古移設が唯一の解決策と言ったことは、今日に至るまで一度もない。普天間は固定化させてはならず、危険性を除去するため、最も早くて最も確実な方法を選択し、実現しなければならない。地元の悲痛な叫びを、これからも訴え続けていきたい。 |
3区 | 比嘉奈津美 | 大国アメリカがあって日本政府があって、その中で20年近く普天間は動かなかった。それがすぐ解決できるのか考えたとき、やむを得ず、その他の可能性を含めながら辺野古(移設)でまずは宜野湾市民の安全をと考えている。 |
4区 | 西銘恒三郎 | 「可能性があるなら県外が望ましい。しかし、現状では危険性の除去を最優先すべきだ。政治家としてこの問題を放置できない」と述べ、移設容認はやむを得ない判断と強調した。 |