辺野古移設とグアム移転「連動せず」 米高官が明言(12.21付琉球新報より)
12月21日、琉球新報で興味深い記事が配信された。
『辺野古移設とグアム移転「連動せず」 米高官が明言』。つまり、辺野古新基地建設とは別に、在沖海兵隊のグアム移転が実施されるというのである。
米上院は12月12日、法案は在沖米海兵隊のうち約4千人のグアム移転計画に関する予算凍結措置の解除を盛り込んだ国防権限法案を可決したが、これについては、米国が辺野古新基地建設を推進する立場が明確になったとの見方もあるが、今回の記事はこの見方を否定することになる。辺野古新基地建設の進捗とは別に、在沖海兵隊のグアム移転が進むことになる。
以下は同記事の転載だ。
辺野古移設とグアム移転「連動せず」 米高官が明言 2014年12月21日 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米国防総省高官は19日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設が滞った場合、在沖米海兵隊約4千人のグアム移転も連動して滞る可能性があるかについて「二つの問題は切り離されている」と述べ、辺野古移設作業の進展にかかわらず前進するとの認識を示した。一方で辺野古移設計画に関しては「唯一の解決策だ」とあらためて強調し、引き続き日本側と取り組んでいく考えを示した。 |