翁長知事との面談拒否。前代未聞、民主主義を否定する暴挙だ。日本政府に抗議する!!!
11月16日の沖縄知事選挙で誕生した翁長雄志知事。前職に10万票の大差で誕生し、名実ともに沖縄の代表である。
ところが、昨年12月の選挙後のあいさつ、年が明けての予算要請の際、安倍内閣閣僚は知事との面会を拒否している。いったい、何故か。
12月28日付琉球新報社説は、「露骨な嫌がらせ」「菅氏は『年内は会うつもりはない』と突き放した。」「移設反対の新知事に対する意趣返しにしか見えない。」「政権の政策に賛同する知事は歓迎するが、反対する知事には簡単には会わないというのなら、あまりに大人げない対応だ。」「安倍政権の今回の対応は、選挙で何度も示された移設反対の民意を無視し、作業を強行している姿勢とも重なる。県民に選ばれた知事との会談拒否は、県民との対話を閉ざすことにもほかならない。」「首相や菅氏は県民の負託を受けた知事と正面から向き合い、その主張を真摯に聞くべきだ。」と指摘した。
ところが年が明けての1月の予算要請でも同様だ。農相さえも面談を拒否したのだ。
年頭の旗開きのあいさつで、翁長知事との面談を政府が拒否するのは辺野古新基地建設受入れを求める材料がないためであり、それだけ、政府が追詰められているという証だ、という指摘があった。また、政府が進める地方分権・地方の自立に反するものだとの指摘もある。
選挙で示された民意が政治を変える。
建白書に示された民意を実現する沖縄の闘いが、正に、民主主義を実現することになる。瀕死の状態の日本の民主主義を救うためにも、この闘いを勝ち抜かなければならない。
今年はその正念場だ。焦らず、慌てず、しかし着実に闘いを進めていかなければならない!!!