中谷防相の 「この期に及んで」発言、岩礁破砕許可取消しの条件は整った!!!
昨日3月23日午後の記者会見、翁長知事は、沖縄防衛局に対して「ボーリング調査などの海上作業を30日までに停止するよう指示したと発表し・・。指示に従わない場合は、辺野古埋め立てに関する岩礁破砕許可を取り消すことがある・・(3.23付琉球新報号外より)」と指示したことを明らかにした。
これに対して、中谷防相は「この期に及んで、このような文書が提出をされたことは、甚だ遺憾・・」と発言した。「この期に及んで」とはどういうことか。埋立許可権者は沖縄県知事だ。許可権者である知事の指示に対して、このような表現を用いるのは、正当な選挙によって選ばれた翁長知事への冒涜以外のなにものでもない。
しかも、中谷防相はフロート設置についての協議は既に終了しているとの主張するが、記者が指摘するように沖縄県が問題視しているのは「昨年7月の協議の上での同意というよりも、8月の許可に関わるもの・・」である。この指摘に対して、防相は調整は終了したので一点張りで回答を示せていない。
岩礁破砕許可取消後の対応についても、仮定のことには答えられないとしている。
中谷防相の言う「わが国は法治国家であります」が真実なら、岩礁破砕許可が取り消されれば、沖縄防衛局は工事続行の法的根拠を失うことになる。当然、工事の続行は不可能となるはずだ。
中谷防相の 「この期に及んで」発言により、岩礁破砕許可取消しの条件は整った。
翁長知事は、一刻も早く、岩礁破砕許可を取り消し、沖縄防衛局の工事続行の法的根拠を失わせ、工事を直ちに中止させるべきだ。
平成27年3月23日中谷防相臨時会見概要(クリックで同HMへ) Q:先程、沖縄県の翁長知事が会見を行いまして、辺野古の海底での作業を中止しなければ、1週間後にも岩礁破砕の許可を取り消す可能性があると言及しました。それについて、大臣から受け止めをお願いします。 |