「くさり、やまとぅー」(腐った大和人)島尻安伊子氏を許してはならない〜4.4自民党県連大会あいさつの愚劣さ〜
昨日4月4日の自民党沖縄県連大会。会長に就任した島尻安伊子参議院議員は、「・・辺野古移設に対する反対運動について『私は反対運動は責任のない市民運動だと思っており、私たちは政治でここに対峙(たいじ)していく』と述べ、・・辺野古移設に関連して「反対運動の声の大きさに恐れおののくことなく、毅然(きぜん)と冷静に物事を進めていかなくてはならない」とも述べた。・・(4月5日付琉球新報)」
島尻氏の発言は、昨年1年の名護市長選挙・名護市議会議員選挙・県知事選挙・衆議院選挙等で示された辺野古反対の沖縄の民意を一切無視するものであり、許されない。
島尻氏のような人を、沖縄では、「くさり、やまとぅー」(腐った大和人)と呼ぶ。
「くさり、やまとぅー」とは、「沖縄に居ながら、自らの地位を守るため、あるいは自らの出世のために、沖縄を裏切り、踏み台にして、のし上がろうとする者」のことだ。
私には、沖縄を思い、沖縄のために働き、自らの時間を費やすることを厭わない多くの「やまとぅんちゅ」(大和人)の友人たちがいる。だから、この言葉を使うことは許されないと思ってきた。しかし、島尻氏に対しては、「くさり、やまとぅー」と言わなければ、私の友人である「やまとぅんちゅ」たちに失礼になると気づいた。
島尻氏は、市民が一票を投じる選挙で選ばれたことを忘れ、辺野古反対の市民運動を「責任がない市民運動」と決めつけた。
「くさり、やまとぅー」島尻安伊子氏を許してはならない。
4月4日自民党沖縄県連大会で会長に就任した島尻安伊子参議院議員のあいさつ(4月5日琉球新報より転載) 沖縄の政治事情というのはいつも高い波が来ては寄せてはなくなり寄せてはなくなり、というところだと認識している。あえて申し上げるがこの波、私はいわゆる反対運動というか、責任がない市民運動だと思っており、私たちは政治としてここに対峙していく。 |