翁長知事の、岩礁破砕許可の取消しの日は近い〜第4回環境監視等委員会結果から〜
今日4月10日付琉球新報によれば、第4回普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会において、「沖縄防衛局が2月に調査を実施したところ、94群体のサンゴを破壊していたことが・・明らかになった(4月10日付琉球新報)」という。
しかも、損傷規模は「・・94か所で、このうちの9割以上のサンゴは、大きさが直径20センチ以下、最大でも45センチだった(4月10日付NHK沖縄HM)」という。
珊瑚はおおよそ1年で1cmから10cm以上の速さで成長するという。仮に破壊された45cmの珊瑚が1年に1㎝成長する珊瑚であれば、45年かかって成長した珊瑚を、一瞬にして破壊したことになる。
第4回環境監視等委員会では「許可区域内外にかかわらず、もっと丁寧な進め方をすれば、破壊が避けられた部分があったのではないか(4月10日付琉球新報)」との指摘もあったという。
詳細な議事録が未掲載なので詳細な判断はできないが、少なくとも、沖縄防衛局の調査で岩礁破砕許可区域外での岩礁破砕が確認されたことになる。
岩礁破砕許可の取消条件は整った。
翁長知事の、岩礁破砕許可の取消しの日は近い。
以下は、環境等監視委員会の議事録等掲載HMです。沖縄防衛局は、早急に第4回環境監視等委員会の議事録を掲載すべきだ。
普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会の議事概要等掲載HMについて(クリックで沖縄防衛局HMの議事概要掲載ページにに飛びます)