政府は、まったく信用できない!!!〜4.17翁長知事・安倍首相会談後の翁長知事の記者会見から〜
4月17日翁長知事・安倍首相会談後の記者会見。
翁長知事は沖縄の基地問題に対する政府のしざまについて、不満を爆発させた。翁長知事は、会見で沖縄県民が抱く憤懣・疑問を、安倍首相に叩きつけた。そんな印象を受けた。
知事会見一問一答(4月18日付琉球新報)に見る翁長知事が安倍首相に叩きつけた内容は以下のとおりだ。
①菅官房長官の言う、稲嶺前知事や亡くなった岸本前市長の16年前の辺野古基地容認は、既に閣議決定されていた容認条件(基地使用15年期限・日米地位協定改定等)が小泉政権時代に破棄された。したがって、前提条件を失っており容認したことにはならない。
この指摘に対しては、安倍首相からは反論がなかった。
②普天間飛行場の5年以内運用停止については、仲井真前知事が『政府が一体となってこの問題を解決する』と言っていることが担保だと言っていたが、今も、そうなのか。と問うた。
しかし、明確な回答はなく、しかも、何も進んでいないことも明らかになった。
③今、オスプレイは全国に訓練が拡散しているが、辺野古基地ができれば全部戻ってくるのではないか、と指摘した。
この指摘に、安倍首相は否定しなかった。
④長い歴史と70年間の基地の対応と、これまで約束したことが反故にされてきたことを考えると、新辺野古基地を造る中で、嘉手納以南基地を返還するようにしているから、理解しろというのは、難しいと話をさせてもらった。
⑤オバマ大統領に沖縄の民意を伝えるように依頼した。
翁長知事の指摘は、一つ一つが沖縄がこれまで抱えてきた憤懣・疑問を指摘し、その理由についても丁寧に指摘している。
頑張れ翁長知事!!! オール沖縄が知事を支えている!!!
知事会見一問一答(4月18日付琉球新報)から抜粋 |