「普天間飛行場の5年以内運用停止」は「幻想」。政府を挙げて沖縄を欺き続けた責任は大きく、重く、沖縄にとって耐えがたい屈辱だ!!!
4月24日の衆議院安全保障委員会。中谷防相は、「普天間飛行場の5年以内運用停止」を「幻想」とし、これまでの政府の説明をすべて否定した。仲井真前知事の埋立承認の前提条件であり、政府を挙げてここまで沖縄を騙してきたことは許されない。
4月17日翁長知事・安倍首相会談後の記者会見。
翁長知事は「(普天間飛行場の5年以内運用停止について)5年以内の運用停止は生きていると話としては聞き取れたかという感じはしている」と述べている。つまり、この時点でも安部首相は沖縄を欺いていたことになる。沖縄の代表である翁長知事を公の会談の席で欺いたのだ。決して許してはならない。
以下は、本HMの掲載した政府首脳の発言だ。政府を挙げて沖縄を欺き続けた責任は大きく、重く、沖縄にとって耐えがたい屈辱だ。
【NHK 栗原記者】沖縄側は,知事選挙までになんとかまとめてほしいという意向を示しておりますけれども,これについては間に合いそうですか。 【大臣】沖縄の負担軽減につきましては昨年12月仲井真知事からも要請をいただいております。この負担軽減の要請については,政府としてしっかり受け止め,全力で取り組むという方針で臨んでいました。環境補足協定の取り扱いを含めて,沖縄の負担軽減については引き続き全力で取り組まなければならないと存じています。いつまで等については申し上げることは控えたいと思いますが,できるだけ早く結果を出すように努力を続けなければならない,課題であると認識しています。 |
平成26年10月17日 江渡防衛大臣記者会見から A:いろいろな形で我々は累次にお願いしておりますし、そしてそれに向けて、私達もできることはすべて行うと。それは総理を始め、我々内閣の一致した思いであります。ですからこそ、「やれることはすべてやる」ということでこれからもがんばって行きたいと思いますのでよろしくお願いします。 |
平成26年10月20日 江渡防衛大臣記者会見から A:先方がどのような受け止め方をしているか、それはわかりませんけれども、今までも様々な各種の会議等や、そして今年になりましてからも大臣、そして副大臣等々においても、きちんと相手側に我々の考え方というのを伝えていますし、彼らからも「理解した」ということは聞いております。また、私も先月電話会談させていただきましたけれども、なにとぞ沖縄負担軽減のために御協力いただきたいということで、ヘーゲル国防長官からも「わかった」ということは、今年も受けています。ただ、相手のあることでありますけれども、だからこそ、我々一生懸命、このことに向けて全力で努力していかなければいけないと、そのように考えております。 |