許すなCV-22オスプレイ横田配備!嘉手納基地配備の伏線だ!
日本政府は、5月11日米国から2017年後半から米空軍仕様のCV-22オスプレイを横田基地(東京都)に配備するとの通報があったと発表した。
オスプレイは開発段階から事故が頻発し、「空飛ぶ棺桶」「未亡人製造機」と称される危険機種だ。オスプレイ配備反対の沖縄の民意を無視して、普天間飛行場に強行配備されたMV-22に続く配備だ。決して許してはならない。
しかも、横田基地への配備とは言いながら、極めて理解に苦しむ不合理な配備だ。配備について記者会見した中谷防相の発言は極めて不合理だ。以下は中谷防相発言の抜粋。
①−CV-22の任務である特殊部隊とその所属はどこか−との問いに 「CV-22の任務は特殊作戦部隊の搬送。この特殊作戦部隊は、日本国周辺では、沖縄の陸軍第1特殊部隊群第1大隊、そして、空軍第353特殊作戦群120特殊戦術中隊である。」
「沖縄に飛来するということも考えらるが、現時点において、沖縄における具体的な飛行運用については、米側から説明を受けていない。」
「そうでしょうか。横田にそのオスプレイの部隊の拠点があるわけですから、沖縄に基地があるというわけではない」
|
日本政府が言うように、沖縄の基地負担軽減を図るというのなら、横田基地へのCV-22オスプレイ配備と同時に、沖縄の陸軍第1特殊部隊群第1大隊及び空軍第353特殊作戦群120特殊戦術中隊を横田基地に移転させるべきだ。それが筋だ。
ところが、中谷防相は、CV-22オスプレイの沖縄での訓練の可能性について「沖縄に飛来するということも考えらる」と発言し、沖縄での訓練を当然視し、「現時点において、・・米側から説明を受けていない。」と責任逃れの発言に終始している。
今回のCV-22オスプレイの横田基地配備は、嘉手納飛行場への配備を視野入れたものであり、断じて容認できない。
當山宏嘉手納町長は「(米軍基地の問題は)芽のうちに摘まなければならない」と指摘する。横田基地への配備計画の公表は正に、「芽」だ。一刻も早く、嘉手納町、嘉手納基地周辺自治体、さらに沖縄県全体で反対に立ち上がり、當山町長が指摘するように、芽のうちに摘まなければならない。
猶予はない。建白書実現を掲げる、島ぐるみ会議とともに運動を展開していかなければならない。
以下は、防衛省HMから当該部分のみ転載
1 発表事項 2 質疑応答 |