訪米初日を終えた翁長知事の記者会見(5月29日沖縄タイムスより)
5月29日沖縄タイムスに、訪米初日を終えた翁長知事の記者会見一問一答が掲載された。ハワイ選出議員、メイジー・ヒロノ上院議員とトゥルシー・ガバット下院議員との面談内容だが、辺野古新基地建設阻止の沖縄の民意に理解を示したという点で好印象を受ける。
以下はその内容だ。
訪米初日を終えた翁長雄志知事との一問一答は次のとおり ー会談の内容は。 「二人とも上下院で軍事委員会のメンバー。その意味で意義がある。私は日米安保体制を理解するが、0.6%の面積に74%はいかにも不平等。日本国民全体で負担するなら一定理解するが、今の状況では県民として納得できない」 「辺野古新基地は名護市長も反対している。これはできない。日本の国内問題というが、できなくなると米政府も関係ないとはならない。非民主的な造り方をすると日米同盟の成熟度が世界から問われる。ぜひ理解してほしいと話した」 ー回答は。 「ヒロノさんは国と国の問題だが、日本政府が皆さん方(沖縄)の話を聞かないというのを感じていた。ぜひもう一回力強く訴えて解決してほしいと理解を示してくれた」 「がバットさんはもっと踏み込んで、沖縄の言うことはよく理解できる。自分としても参考になったので、理解ある米議会のメンバーと議論したい。辺野古が止まったときにどするのか。次に会うときには提案してほしいという話があった。」 |