昨日(7月4日)開催の“言論の弾圧と沖縄歴史のわい曲を許さない!言論・表現・報道の自由を守る沖縄県民集会”に参加しました
昨日、7月4日開催の“言論の弾圧と沖縄歴史のわい曲を許さない!言論・表現・報道の自由を守る沖縄県民集会”に参加しました。
同集会での発言者の発言内容について、(私の心に止まった内容は)以下のとおりだ。
①開会あいさつ 山内末子県議会議員
「本を焼き尽くすものは、やがて人を焼き尽くす(ハイネの言葉)」
言論・出版・表現の自由を奪う者は、やがて人命を奪う。
②高良琉大法科大学院教授
民主主義社会で、最も大切にされる表現の自由(言論・出版・集会の自由)は人間の成長をも促す極めて重要なもの。それは政治参加へとつながり民主主義社会の成熟へとつながる。ただ、表現の自由も情報が無ければ独りよがりの自分勝手なものとなる可能性がある。そこで必要になるのが情報であり、国民の知る権利だ。その国民の知る権利に奉仕する機関が報道機関、マスコミだ。マスコミは手にした情報を単に発信するだけでなく、利用者により理解しやすいように編集して発信する。
国民の表現の自由、政治参加の基となるマスコミの役割は、極めて重要であり、その活動への国家権力等による介入は許されない。
いま(現在)、沖縄がターゲットにされているのは、沖縄からの反辺野古等をはじめとする平和発信に政府が危機感を持ち、それが議論中の安保法制に影響を及ぼしているからだ。
米国独立戦争の際に、母国英国からの独立を勝ち取るために、米国民に対して情報提供のためにチラシを配布したというが、それが新聞の発祥だとも言われている。
表現の自由、そして報道の自由を守らなければならない。
(司会)マスコミ関係者からも、沖縄2紙は最後の砦だとも言われている。
(石川沖縄タイムス編集局次長、潮平琉球新報編集局長)
7月2日、武富沖縄タイムス編集局長と潮平琉球新報編集局長行った、日本外国特派員協会と日本記者クラブでの会見。その会見席上に在京の全国紙やTV等のマスコミ関係者が同席しなかったことは不満だ。今回の問題発言は沖縄2紙だけの問題ではない。問題意識が共有されなかったことに疑問を感じる。
以上は私が書き留めることができた内容だ。
集会参加者450名。場内は熱気に溢れ、屈しない沖縄の闘いを続けていくことを確認した。