當山宏嘉手納町長、外務省・防衛省・米軍へ要請〜基地問題について訴える(『広報かでな第536号(7月)』より)〜
『広報かでな第536号(7月)』に、當山宏嘉手納町長が、5月27、28日に外務省・防衛省へ、6月3日に米軍へ基地問題について要請したことが伝えられた。以下は同広報からの抜粋だ。
嘉手納町の取り組みは評価したい。
なお、以下は疑問点及び要望である。
①早朝ラッパ音の停止は求めているが、午後10時の消灯ラッパ(本HM記事参照午後10時連日繰り返される嘉手納米軍基地の狂気の消灯ラッパ 70db超 狂っているとしかいいようがない 直ちに止めろ!)については野放しということか。
②これらの要請に対する各機関の回答、及び効果はどうなったのか。広報紙への詳細を掲載してもらいたい。
各省及び米軍への主な要請事項 ―外務省、防衛省、空軍(共通)― 1.航空機騒音対策について (1)「嘉手納飛行場における航空機騒音規制措置」の遵守 ①22:00〜6:00の間の飛行及びエンジン調整等の禁止 ②エンジン調整時のサイレンサー使用の徹底 ③F-15戦闘機等の急上昇および急旋回の禁止または海上実施 ④居住地上空の飛行禁止 (2)海軍駐機場の早期移設及び跡地を利用した機能強化の禁止 (3)「嘉手納の更なる騒音軽減措置」の拡充と実効性確保 2.基地負担の軽減等について (1)普天間飛行場の嘉手納基地統合案やCV-22オスプレイの配備及びF-35戦闘機の駐機場等の整備計画、第353特殊作戦群駐機場等拡張整備計画の即時撤回 (2)外来機の運用・訓練および自衛隊による共同使用禁止 3.航空機事故防止対策について (1)航空機の安全管理や事故防止対策の徹底及び訓練・事故等の通報体制の継続強化 4.基地内訓練等による被害の予防対策について (1)即応訓練及び滑走路修復訓練の禁止 (2)早朝のラッパ音の停止 ―外務省、防衛省(共通)― 1.航空機騒音対策について (1)嘉手納基地使用協定の早期締結 ―防衛省― 1.航空機の騒音及び排気ガス等の予防対策について (1)航空機排気ガスに対する常時監視調査や健康被害調査の実施、当該排気ガス防止対策の実施 (2)全防音住宅に対する空調施設維持管理費(電気料金)の助成または太陽光発電システムの設置助成 (3)防音工事の建築対象年月日の撤廃、町内全ての認可外保育園および店舗、事務所等への防音対策事業の助成 2.特定防衛施設周辺整備調整交付金の増額について ―海軍― 1.海軍駐機場の早期移設について |