(今後の作業の見通し)これは予想がつかない〜8月18日翁長知事と沖縄関連四閣僚(菅官房長官・岸田外相・中谷防相・山口沖縄担当相)会談③
8月18日、翁長知事(安慶田副知事同席)は、首相官邸で、沖縄関連四閣僚、菅官房長官、岸田外相、中谷防相及び山口沖縄担当相との会談に臨んだ。
4閣僚との会談、今後は安慶田副知事や杉田官房副長官が中心になって作業部会を進めるというが、見通しについて、翁長知事は「これは予想がつかない」とした。
今後の方向性についてはまったく不透明だ。
沖縄は沖縄の声を挙げつづける。沖縄は、翁長知事を支え続ける。
以下は8月19日付琉球新報辺野古第2回集中協議知事一問一答からの抜粋だ。
−・・関係閣僚からはどのような話があったか。 「これは、もう4人の方が話していたのでね。中谷さんとはもう一度抑止力について『ミサイルが飛んできた時にはミサイルで撃ち落とすんだ』というような話はこれは沖縄県民が140万住んでいることについて、乱暴ではないかと。あなた方が安全保障を考えているものがいくら合理的で、理性的であっても沖縄県民は過去の歴史も含めて今の思いで、今の立場を考えているからそう簡単ではないよと1,2度やりとりした。」 「沖縄担当山口大臣は、『私も今の資料は勉強させてもらっているので意味合いは分かっている』と。『これからも議論を深めていこう』というような話だった」 「外務大臣は『やっぱりこうして直接聞くとなかなか違うところもあるので、やっぱりこういう話し合いがとても大切だ』と。『これからもこういう話し合いはやろう』というような話だった」 「官房長官は・・間に入って少し話がしやすい状況をつくる・・そこに徹した。今日は4人と私たちの話し合いになった」 −双方歩み寄りにつながるようなものは見つかったか。 「個別に歩み寄りはなかったが、私の今日の話を初めて聞いた方が外務大臣と沖縄担当大臣。官房長官と防衛大臣は2度3度会っているので、・・そういう中で『やっぱりこういう議論は大切だ』と。『僕らが気づかないところがある』という話は4人とも等しく話をしたので、そいう意味からすると次につながるかどうか、何とも言いようない。今度、安慶田副知事・・、向こうは杉田官房副長官が中心になって作業部会という形でやっていく・・、・・・あらためて私が出席する場合がある・・のでその流れでどうなるかだ。これは予想がつかない」 |