嘉手納・普天間両飛行場の学校の半数で米軍機の爆音で授業が中断している(2月25日付琉球新報より)
嘉手納・普天間両飛行場周辺の宜野湾市・嘉手納町・北谷町の3市町内の公立小中高校27校に対して実施した爆音影響アンケート。その結果は以下のとおりだ(複数回答)。
沖縄の子どもたちの学習環境の劣悪さが分かる。今回のアンケートは各校の教頭が回答したという。本来なら子どもたち自身、保護者へのアンケートを実施すべきだろう。学校だけでなく、爆音が家庭学習環境にどれくらい影響しているのかについても調査が必要だ。
「ホバリングやジェット機の飛行音で授業が中断する」 10校(37%) 「体育など屋外で指示の声が通らない」 7校(26%) 「授業に集中できない」 6校(22.2%) 「窓ガラスやバスケットリングが音をたてて揺れる」 3校(11.1%) 「特になし、特に影響なし」 12校 |
(2016年2月25日付琉球新報より転載) 県教育庁が昨年6月に宜野湾市、嘉手納町、北谷町の3市町内の公立小中高校27校を対象に行った米軍機騒音の授業への影響に関するアンケートで、半数以上の学校が何らかの影響があると回答していたことが明らかになった。24日の県議会で諸見里明教育長が仲村未央氏(社民・護憲)の質問に答えた。 |