9月21日午後6時30分 多見谷判決に抗議する、辺野古新基地建設反対県民集会に参加しました

9月21日午後6時30分 多見谷判決に抗議する、辺野古新基地建設反対県民集会に参加しました。
8月25日の福岡高裁那覇支部判決(多見谷判決)は、問題だらけの判決だ。以下の竹下弁護団長の説明以外にも、県の主張を歪曲して判決引用している部分が多々あるとの指摘もあった。
集会には1500名の市民県民が怒りをもって結集した。辺野古新基地建設阻止、高江ヘリパッド建設阻止の沖縄の民意を、再確認した。
沖縄の基地負担除去を求める沖縄の民意を否定することなど、司法をしても不可能だ。
沖縄は沖縄の声を挙げつづける!!!
【竹下弁護団長の説明要旨 私が聞き取れた範囲内で】 8月25日の福岡高裁那覇支部判決(多見谷判決)は、問題だらけの判決であるが主要はものを挙げると次のとおり。 ①県の主張する辺野古埋立により被る不利益について一切判断せずに、国の主張のみを採用して「普天間飛行場の被害を除去するには辺野古新基地建設以外にはない」と断定していること ②判決は「辺野古ができなければ普天間の危険性が放置される」と断定している。」一裁判官がそのようなことまで判断できるのかはなはだ疑問だ。 ③翁長知事の国地方係争処理委員会の申し立てについて、同委員会は昼夜をかけた真摯な審議の結果、判断はできないのでもっと協議を進めなさいとの結論を出した。それで、翁長知事は協議を進めようと国に申し出た。 ところが、判決は国地方係争処理委員会について「意味のない決定だ」とまで言い切り、時間切れだから、国に従えと言っている。ところが、代執行の際の和解勧告文にも示されているように国と地方の対等な関係にありその判断は尊重されなければならないが、それを無視したものとなっている。 ④さらに、沖縄の民意に示されているように、沖縄以外の都道府県が沖縄と同じように拒否したら国は何もできなくなるとまで言い切った。つまり、国の言うことには従えと言っています。 他にも多々ありますが、この判決は最高裁で是正されなければなりません。今後ともご支援をお願いします。 |

