たった1日(2016.7.1)の嘉手納基地排ガス悪臭調査で基準超の有害物質を検出
9月30日付け沖縄地元2紙は、今年7月1日実施の悪臭実態調査で、環境基準値を超える有害大気汚染物質のベンゼン、1,3−ブタジエンが測定されていたと報じた。
当該情報は、9月29日の沖縄県議会一般質問で、中川県議への大浜環境部長回答の中で明らかになった。
同部長は周辺に同様成分の排出源がないことや風向きなどから、米軍機からの排ガスの可能性が高いと指摘したという。
2014年4月、嘉手納町議会が嘉手納基地周辺の大気汚染状況調査の検討に入ったと報じられてから2年余。この間、嘉手納町議会の動きはまったく見えない。今度こそ、県と一体となって、徹底した嘉手納基地周辺大気汚染状況調査が実施されなければならない。
2014.4.21記事:嘉手納町議会が嘉手納基地周辺の大気汚染状況調査を検討〜4月4日付沖縄タイムス記事〜
排気ガス被害は、エンジン調整の際の地上被害だけではない、嘉手納基地周辺住民の頭上を飛び交う米軍機は排気ガスを撒き散らし、その被害は計り知れない。徹底調査を実施し、早急に対策を講じなければならない。
以下は9月30日地元2紙の報道状況

